京王井の頭線下北沢駅前の高架下施設「ミカン下北」2026年度グッドデザイン賞を受賞!コミュニティづくりの取り組み・活動カテゴリーで受賞

下北沢を「東京都実験区」と再定義し、挑戦と共創が生まれ続ける交流拠点へ

株式会社京王SCクリエイション

 京王電鉄株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:都村 智史、以下、京王電鉄)が所有し、株式会社京王SCクリエイション(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小堺 健司、以下、京王SCクリエイション)、株式会社ヒトカラメディア(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:髙井 淳一郎、以下、ヒトカラメディア)、株式会社コネル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:出村 光世、以下、Konel)が運営に携わる「ミカン下北」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)において、「19-02 コミュニティづくりの取り組み・活動」カテゴリーで受賞しました。

 ミカン下北は、下北沢駅前高架下に2022年3月に開業した商業・オフィスの複合施設です。京王グループは、下北沢駅高架下を、短期的な採算性だけでなく、地域の個性や多様性を大切にしながら、テナント、地域、来街者が交わり、多様な実験的挑戦が生まれる拠点にすることを目指し、施設設計からコンセプトメイク、プロジェクト運営までを一体的に取り組んでまいりました。

 コンセプトメイクを担うKonelとは、ともに下北沢の個性を紐解き、街を「東京都実験区」と再定義しました。また、施設名を、常に変化し続ける下北沢の個性を反映し、未完成をなぞらえた「ミカン下北」と名付けました。ワークスペース運営やコミュニティプログラムをともに担うヒトカラメディアとは、「下北妄想会議」などの、街でやってみたいことがある人が出会い挑戦が生まれ続ける仕組みを構築し、継続して運営しています。

 さまざまな人が下北沢の街に関わることができる余白をつくり、利用者が街の価値を創出するプレイヤーとなる仕組みを構築してきたことから、今回、商業施設としてのハード面にとどまらず、地域との関係を築くプロセスを含めた取り組みが評価され、「コミュニティづくりの取り組み・活動」カテゴリーでの受賞となりました。

 ミカン下北は、今後も、下北沢で人々の交流や新たな挑戦が生まれ続ける場づくりに取り組みます。ワークスペースや企画伴走プログラムなどを通じて、街に関わるきっかけを広げ、利用者や地域のプレイヤーがつながり、挑戦し、自走していくための仕組みを充実させながら、下北沢の価値を多様な人々と共創してまいります。

          ≪ミカン下北外観≫
         ≪グッドデザイン賞ロゴ≫

1.   グッドデザイン賞受賞概要

(1) 受賞概要

項目

内容

受賞名称

2026年度グッドデザイン賞

受賞対象

ミカン下北

部門/カテゴリー

19-02 コミュニティづくりの取り組み・活動

プロデューサー

京王電鉄株式会社・株式会社京王SCクリエイション

ディレクター

株式会社ヒトカラメディア  DRAFT山下泰樹(建築・環境デザイン監修)

デザイナー

株式会社コネル 京王建設株式会社

(2)グッドデザイン賞審査員による評価

 駅周辺の再開発が各地で進む一方、街がもともと持っていた賑わいを残すことは難しく、結果として通り一遍な都市開発になってしまうことも少なくない。その中でミカン下北は、地域との関係を丁寧に築くプロセスを経ながら、新しい下北沢の姿をつくり出している。街がこれまで育んできた熱気を、新たな形で未来へつないでいる点を高く評価した。

(3)「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」への出展について

 2026年10月31日(土)から11月4日(水)までの間、東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される、2026年度グッドデザイン賞の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にてミカン下北の活動紹介パネルを展示します。

(4)グッドデザイン賞について

 グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社内に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。

公式サイトURL:https://www.g-mark.org/

2.ミカン下北について

 『ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。』をコンセプトに、下北沢が持つ自由で雑多なカルチャーを受け継ぎながら、商業だけでなく『働く』という新たなエッセンスを掛け合わせることで、多様な人々がジャンルを超えて混ざり合う場を目指して開発されました。

 施設には、下北沢発祥の店舗等が連なる「遊ぶ」エリアと、地域プレイヤーが集うワークプレイス「SYCL by KEIO」等の「働く」エリアを設け、ユーザーとプレイヤーが緩やかに交わる導線をつくりました。

 さらに、これら熱量を持つ人々が集う場としての機能にとどまらず、自由な挑戦を加速させるソフトの仕掛けも設計しています。関係構築の起点となるプログラム「下北妄想会議」や、施設や人脈をコーディネートし企画の実現に向けて伴走支援する「studio YET」などを継続的に開催し、多様な参加者を受け入れています。

 これらを通じて利用者が主体的に活動するプレイヤーとなっており、実験を重ねて成長した企画は地域との共催イベントや沿線での事業化へと波及し、街の価値を共創し続けています。

≪SYCL by KEIOで開催された下北妄想会議の様子≫

3.受賞各社からのコメント

■京王電鉄・京王SCクリエイション

 このたび、下北沢の複合施設『ミカン下北』が2026年度グッドデザイン賞を受賞いたしましたことを、大変光栄に思います。

 ミカン下北は、下北沢駅高架下を単なる商業施設として開発するのではなく、下北沢が培ってきた自由な挑戦の土壌を受け継ぎ、多様な人々の挑戦が生まれ、交わり、広がる場となることを目指してきました。施設が掲げる「ルール無用。正解よりも面白いほうへ。」というステートメントを体現するまちづくりは、安全を根幹とする鉄道会社である京王グループにとっても、大きな挑戦の一つでした。「未完」の名の通り、この場所に関わる人々が新たな価値を加えられる余白をあえて残して開業し、今もなお進化を続けています。ミカン下北の何よりの魅力は、この場所で実験的な挑戦を企み、関わり続け、ともに盛り上げてくださる皆さまの存在です。今回の受賞は、そうした多くの方々との積み重ねが形になったものと受け止めています。

 ヒトカラメディア様、Konel様をはじめ、ここまでともに歩んでくださった皆さまに心より感謝申し上げます。

 京王グループは今後も、地域の皆さまとともに下北沢の個性を大切に育み、自由な挑戦に伴走する存在でありたいと考えています。ミカン下北で生まれた挑戦や学びを沿線各所や他地域へ広げながら、人々が自分らしく関わり、ともに街の魅力を育てられるまちづくりに取り組んでまいります。

■株式会社ヒトカラメディア

 ミカン下北に関わる皆さまとともに、開業から5年目となるこの節目に2026年度グッドデザイン賞を受賞できましたことを、大変嬉しく、光栄に思います。

 「熱源を、ともにつくる。」を掲げる弊社は、この街の歴史や文脈と、京王電鉄様の想いを紐解きながら、自分たちもその熱源流れの一部となり、「ミカン下北を起点に、この街でどのような状況を生み出していきたいのか」を4社で考え、開業前から想いをひとつに取り組みを進めてきました。開業後も、その想いを実現するために、ビジョンを信じ、時には疑い、試行錯誤を積み重ねて現在に至ります。そのなかで、大きな役割の一つを果たしてきたのが、私たちが運営に関わるワークプレイス「 SYCL by KEIO」を起点に、地域に根ざして活動するプレイヤーの方々が集まり、お互いの活動を応援しあえる関係性が折り重なったコミュニティを形成してきたこと、そしてコミュニティプログラムを継続してきたことだと考えています。

 私たちがミカン下北を起点に続けている活動も、いつかこの街の自然な風景の一つとなり、下北沢が持つ「挑戦が生まれる土壌」に、新しい挑戦の景色を重ねていけたらと考えています。また、京王電鉄様、京王SCクリエイション様とは、ここ下北沢で生まれた価値を、この地域だけにとどめず、沿線全体の価値へと広げていきたいという想いも共有しています。今回評価いただいた取り組みを一つの節目としながら、ここで生まれた価値や学びを沿線へ、そしてさらに社会へと波及させていけるよう、これからも皆さまとともに活動を続けていきたいと思います。

■株式会社コネル

 東京都実験区下北沢というコンセプトから、未完成をかかげてスタートしたミカン下北。開業時にもデザインやコンセプトの面から、国内外で多くの賞をいただいておりました。そして4年半の歳月の中でテナントや外部企業、クリエイターたちによって実行された様々な挑戦を、プロセスとしてご評価いただけていることに大きな意義を感じます。

 今後も完成は来ない下北沢の街で、さらなる実験が積み重なっていくよう、引き続きチーム一同たのしみながら関わってまいります。

                                            以上

【参考1】ミカン下北施設概要

(1)施設名称:ミカン下北

(2)開 業 日:2022年3月30日(水)

(3)各街区位置図:

(4)物件概要:

(5)コンセプト:

ミカン下北は「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ。」というプロジェクトコンセプトの元、下北沢の自由で雑多な空気の中で、多様な人々がジャンルや価値観を超えて混ざり合い、予想もつかない何かが生まれる場所を目指し、2022年3月に開業しました。施設名称である「ミカン下北」には、多様な文化が交差し、絶えず自由に編集され、変わり続ける、つまり“常に未完である”ことに下北沢の普遍的な魅力を見出し、未完ゆえに生まれる新たな実験や挑戦を促す想いが込められています。

(6)公式ホームページ:https://mikanshimokita.jp/

(7)公式YouTube:https://www.youtube.com/mikanshimokita

(8)公式X:https://x.com/mikan_shimokita

(9)公式Instagram:https://www.instagram.com/mikan_shimokita/

           ≪ロゴデザイン≫

【会社概要1】京王電鉄株式会社について

(1)会 社 名:京王電鉄株式会社

(2)代 表 者:都村 智史

(3)所 在 地:東京都多摩市関戸一丁目9番地1

(4)設立:1948年6月

(5)事業内容: 鉄道事業、土地、建物の賃貸業・販売業など

(6)ホームページ:https://www.keio.co.jp/

【会社概要2】株式会社京王SCクリエイションについて

(1)会 社 名:株式会社京王SCクリエイション

(2)代 表 者:小堺 健司

(3)所 在 地:東京都渋谷区幡ヶ谷一丁目2番地2

(4)設立:2024年4月1日(京王電鉄100%出資)

(5)事業内容:商業施設運営事業、駐車場運営事業、コインロッカー事業 ほか

(6)ホームページ:https://www.keiosc.co.jp/

【会社概要3】株式会社ヒトカラメディアについて

(1)会 社 名:株式会社ヒトカラメディア

(2)代 表 者:髙井 淳一郎

(3)所 在 地:東京都世田谷区北沢2-5-2下北沢ビッグベンビルB1F

(4)設立:2013年5月

(5)事業内容: オフィス移転支援、不動産・エリア開発支援、

                       地域活性化プロジェクトの企画・推進など

(6)ホームページ:https://hitokara.co.jp/

【会社概要4】Konelについて

(1)会 社 名:株式会社コネル

(2)代 表 者:出村 光世

(3)所 在 地:東京都中央区日本橋横山町6-14日本橋地下実験場

(4)設立:2011年10月

(5)事業内容:“Good Singularity”を掲げ、日本/NY/ミラノを拠点に活動するク

                       リエイティブカンパニー。デザインとテクノロジーを融合させ、文化と発明の交差点 

                       となるプロジェクトをつくる。

(6)ホームページ:https://konel.jp/

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会社概要

URL
https://www.keiosc.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都多摩市関戸1-10-1
電話番号
042-337-2311
代表者名
小堺 健司
上場
未上場
資本金
2億円
設立
2024年04月