【ビジネスメールのAI化】相手の連絡が「AIで作った文章」だと気づいた時の本音を500人にアンケート調査

ビジネスメールのAI化に関する意識調査

㈱エムフロ

株式会社エムフロ(本社:東京都渋谷区、代表:北脇陽典)は、お仕事をしている500人を対象に「ビジネスメールのAI化に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキング化しました。

生成AIの普及により、ビジネスメールやチャットの文面作成にAIを活用する人が増えています。AIにメールを作ってもらうことで時短になり、文章作成が苦手な人にとってはストレスも減ります。

一方で「AIだとわかったら、受け取る側はどう感じるだろうか」と心配になる人もいるのではないでしょうか。

今回、株式会社エムフロが運営するCraudia採用動画制作代行サービス( https://craudia-saiyo-movie.com/ )は、お仕事をしている500人に「ビジネスメールのAI化」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。

調査結果に対して、株式会社プロイノベーション代表の久原健司氏よりコメントをいただいております。

【データの引用・転載についてお願い】

本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「Craudia採用動画制作代行サービス」の公式サイトURL( https://craudia-saiyo-movie.com/ )へのリンク設置をお願い致します。

【調査概要】

調査対象:お仕事をしている人

調査期間:2026年5月20日~21日

調査機関:自社調査

調査法:インターネットによる任意回答

有効回答数:500人(女性332人/男性168人)

回答者の年代:20代 17.0%/30代 34.0%/40代 31.2%/50代 14.4%/60代以上 3.4%

【調査結果サマリー】

・相手からの連絡が「AIで作った文章」だと気づいたことがある人は60.4%

・相手からの連絡が「AIで作った文章」でも特に気にならない人は57.6%

・相手からの連絡が 「AIで作った文章」でも気にならない理由は「内容が伝わればいい」

・相手からの連絡が「AIで作った文章」だと悪印象を持つ理由は「気持ちが伝わらない」

・自分自身も連絡で「AIで作った文章」を使うことがある人は60.8%

相手からの連絡が「AIで作った文章」だと気づいたことがある人は60.4%

お仕事をしている500人に「相手からの連絡が『AIで作った文章』だと気づいたことがあるか」を聞いたところ、「頻繁にある(7.0%)」「たまにある(53.4%)」と答えた人が、合わせて60.4%でした。

「全くない(39.6%)」を上回り、仕事のやり取りで「AIで作成された文章だな」と感じた経験を持つ人が多数派となっています。AIが、ビジネスコミュニケーションの場にも広く浸透している様子がうかがえます。

一方で、約4割の人は「気づいたことが全くない」と回答しました。「最近はAIの性能が高いので、気づけないと思う」という声もあり、AIが使われていても自然な文章として受け取られているケースもあると考えられます。

相手からの連絡が「AIで作った文章」でも特に気にならない人は57.6%

相手からの連絡が「AIで作った文章」だとどう思うかという問いには、「特に気にならない(57.6%)」と回答した人が多数派となりました。

一方「少し手抜きだと感じる(29.6%)」「あまり良い気がしない(12.8%)」と答えた人は、合わせて42.4%です。

仕事上の連絡にAIが活用されることについては、受け入れる人が比較的多くなっています。すでにAIの利用が仕事でもプライベートでも身近なものとなっていることが、影響していると考えられます。

ただ「業務連絡ならいいけど、お礼やお願いがAIだと嫌」という声もありました。内容をわかりやすく伝えることが重視される場面なのか、気持ちを伝えることが重視される場面なのかなど、「仕事の中でもシーンに合わせて使ってほしい」という気持ちが読み取れます。

AIに頼りきるのではなく、場合によっては「人間らしさ」を加える気遣いや工夫が求められていると言えます。

相手からの連絡が 「AIで作った文章」でも気にならない理由は「内容が伝わればいい」

AIで作った文章でも気にならない288人に理由を聞いたところ、ダントツは「内容が伝わればいい(51.0%)」で、半数以上の人が挙げました。仕事上の連絡においては「誰がどのように文章を作ったか」よりも、「必要な情報が正しく伝わるか」を重視する人が多いとわかります。

また、2位「自分も使っている(15.6%)」、3位「理解しやすい」といった意見からも、AIそのものに抵抗感を抱かず、業務を円滑に進めるためのツールとして受け入れている様子がうかがえます。

効率性や実用性を重視し、AIでの連絡を受け入れている人も多いのですね。

<1位 内容が伝わればいい>

・ビジネスであれば、伝えたい内容が伝われば問題がないので、気にならないです。下手に間違うよりは、AIに添削してもらうなどをやっていただいたほうが、個人的には高評価だと思います(20代 男性)

・大事な部分が伝わるのであれば、多少違和感のある文体でも気にならない。AIで作っていなくても、おかしな文面で連絡してくる人はいるから(30代 男性)

・プライベートのやり取りなら別だが、ビジネス文章であれば要点さえわかれば気にならない(40代 女性)

仕事上の連絡では、プライベートでの連絡と違い、相手との親密さを深めることよりも、情報共有を円滑に進めることが重要視されます。そのため、本人が文章を作ったかは気にせず、必要な情報がわかりやすく書かれていれば許容する人も多くなりました。

「人が書いてもわかりにくい文章はある」「AIで添削したほうがいい」など、文章作成の手段よりも「品質」を重視する考えも読み取れます。感情よりも実用性を重視するビジネスシーンらしい回答となっています。

<2位 自分も使っている>

・私もAIツールをたくさん使っていて、大好きなので。ただ記号などは消してから送信してほしい(30代 女性)

・自身も文章力がなくAIに頼ることがあるので、他にも同じような感覚の人はいるのだろうと思う(40代 女性)

「自分も使っているから、相手が使っていてもどうも思わない」という人も多くなりました。実際に自身が利用していれば、相手がAIを活用していても自然なこととして受け止められます。相手の事情を理解できるのですね。

特に文章作成に苦手意識を持つ人や、業務効率化のためにAIを利用している人にとっては、連絡にAIを活用するのも、特別なことではありません。

<3位 理解しやすい>

・人が作った文章よりAIにまとめてもらっているほうが読みやすいので、気にならない(20代 女性)

・一般的なメール内容であれば、まったく気にならないです。間違った言葉を使われるより、AIできれいな文章を送ってくださるほうが気分もいいです(30代 女性)

・要点がわかりやすく整理されていて、返信もしやすいことが多いからです。内容がきちんとしていれば、AIを使っていても業務効率化のひとつだと思います(30代 男性)

AIが作ったメール文面は箇条書きで要点がまとまっていたり、構成がきれいだったりして、読みやすいことも多いです。そのため「人間が書くより理解しやすい」という回答もありました。

ビジネスメールにおいては「読みやすさ」「わかりやすさ」「伝わりやすさ」が重視されるため、理解しやすいならいいと思いやすいのですね。

特に一日の中で多くのメールやチャットを読んで処理する人にとっては、わかりやすさには大きな価値があると考えられます。

<4位 効率化に役立つ>

・連絡する側の時間も有限であり、削減したい時間があるならば削りたくなるのは仕方がないと思うから(20代 男性)

・業務連絡に手作業で入力する必要性を感じません。文章を考えることは、意外と時間と気力を消耗するからです。効率性を求めます(30代 女性)

・業務に支障が出ない内容であれば、逆に「時間を大切に考える人なのだ」と感じます(40代 女性)

メール作成には想像以上の時間や集中力を要することがあります。伝えにくい内容や複雑な内容などもあるからですね。

しかし限られた時間の中で成果を求められる職場も多く、メール作成に多くの時間をかけることは「無駄」と判断されかねません。そのため、「メール作成にかかる負担を軽減できるのであれば、AIを活用するのは自然」と考える人もいました。

メール作成にかかっていた時間や労力を削減することで、より重要な業務に集中しやすくなると考えられます。AIを活用して効率を求めることを高く評価している人もいました。

<5位 使うのは当たり前>

・AIが発達してきた時代なので、「使う人ももちろんいるだろうな」としか思わない(20代 女性)

・今の時代、AIを使うほうが普通ですから、「これも時代だなぁ」と思い、気になりませんでした(40代 男性)

・AIを使うことが普通になってきているので、「使ってるな」と思うくらい(50代 女性)

自分がAIを使っているかどうかに関わらず、「AIを使うのは、今の時代は当たり前だよな」と感じている人もいます。検索エンジンに調べたいことを打ち込めばAIが回答し、企業サイトのチャットもAIが返信してきます。

上記のようにAIは社会に広く浸透して定着しているため、仕事でも一般的なツールとして認識され始めているのですね。AIを使うのは当然と思っていれば、相手がAIを使っていても驚きや違和感は抱きません。

相手からの連絡が「AIで作った文章」だと悪印象を持つ理由は「気持ちが伝わらない」

「AIで作った文章」だと悪印象を持つ212人に理由を聞いたところ、1位は「気持ちが伝わらない(25.9%)」でした。2位には「軽視されていると感じる(19.8%)」、3位には「チェックしていないのは手抜き(18.4%)」がランクインしました。

「AIで作成された文章そのものの質が悪くて問題だ」ではなく、「文章から送り手の気持ちや人柄が感じられないことに違和感がある」と考える人が多くなっています。ビジネスのやり取りでも、相手への敬意や自身の人柄や誠実さを示すことの重要性を感じている人も多いのですね。

「効率的ではあるけど、相手といい関係を築けない気がする」など、信頼関係の面で不利になることもあるとわかりました。

<1位 気持ちが伝わらない>

・お願い事のメールであれば、気持ちがこもっていないと感じてしまう(20代 女性)

・相手によりますが、丁寧だがその人らしい熱量を感じられない。考えてくれた感じが伝わらない(30代 男性)

・AIで作られた文章だと、相手の意図や感情が伝わりにくいこともあるため、少し手抜きだと感じます。直接的なコミュニケーションが減るのも気になります(50代 女性)

ビジネスメールは、単なる情報送信のツールではなく、相手への配慮や誠意を伝えるコミュニケーションツールでもあります。しかしAIが作成した文章は、誰にでも当てはまる表現になることもあり、「送り手の考え」や「気持ち」が伝わりにくいと感じられる場合もあります。

アンケートでは「失敗やミスの報告が含まれている内容にも関わらず、妙に手際のいい説明とありきたりの謝罪文の際に、AIでの文章を疑う。謝意に誠意が感じられない」といったコメントもありました。

依頼や謝罪など、単なる業務連絡以外の感情的な要素を含む場面では、定型的で整った文章よりも、「本人の言葉」を感じられることが重視されやすいとわかります。

<2位 軽視されていると感じる>

・仕事相手として対等に見られていない感じがあり、冷たい印象を持つため(20代 女性)

・「見抜かれないだろう」と思って送るところが、軽く見ているなと思う(40代 男性)

・「取り敢えずAIに書かせたのかな」と感じてしまって、少し雑に扱われている気がするからです(40代 女性)

メールに一定の時間や労力をかけることが、「仕事上の礼儀」「相手への敬意の表れ」と考える人もいます。このような人がAI任せに見えるメールを受け取った場合には、「自分のために考える時間を割いてもらえなかった」「とりあえず送っただけではないか」と感じるのですね。

重要な案件では、「文章が整っていて、間違いがないか」だけでなく、相手の誠実さや真剣さも評価の対象になりかねません。

アンケートでは「丁寧に考えた文章を送る人と、AI生成の文章を送る人。どちらと仕事をしたいかと言えば、前者」という声も寄せられています。

<3位 チェックしていないのは手抜き>

・文章に「*」などが残ったままだと、AIに作ったあと自分で読み返していないのかなと感じてしまう(20代 女性)

・私が「AIだ」と気づくレベルだとすると、相手も恐らく見直していないんだろうなと思う。結果、「適当な仕事をされた」と判断してしまうため(30代 女性)

・気がつく場合には、何らかの理由がある。読み直しや手直しがされていなければ、手抜きだと感じると思う(50代 男性)

AIの活用そのものを否定しているのではなく、最終確認を怠る姿勢への不満が出ている回答です。「AIで生成した文章をそのまま送るのではなく、内容を確認し、必要に応じて手直ししてから送るべき」と考える人が多いのですね。

「AIでの連絡でも、特に気にならない」と答えた人の中にも、「見直しを自分でしていないのは嫌」という人はいました。AI生成でよくある記号や不自然な表現が残っている場合は、「読み返しすらしていない」「適当で無責任」と思われかねません。

<4位 能力が低いと感じる>

・「自分で考えて発信することが難しい人」が増えています。あからさまにAIだと、「自分で考えられない人なんだな」とがっかりします(40代 女性)

・形をきちんとしたいのは理解できるが、本当に任せられるか不安になることがある(50代 男性)

ビジネスメールでは、「状況や要点を整理する力」や「文章を書く力」「基本的な敬語の使い方やマナー」などが求められます。メールをAI任せにすることで、文章を書く能力が低い人なんだなと受け取られてしまうケースもあるとわかりました。結果として、仕事を任せて大丈夫かといった不信感につながることも。

ビジネスメールを読んだとき、メールから伝わる思考力や文章力の高さを見ている人も一定数いるとわかりました。

<5位 連絡くらい自分で書いてほしい>

・仕事の連絡までAIで作成する必要性を感じず、手を抜いているように感じるから(50代 女性)

・AIに頼ってまできれいに文章を作らなくていいから、自分で作ってほしいと感じる(50代 男性)

短い連絡や日常的なやり取りであれば、文章が得意な人にとっては大きな負担ではありません。そのため「わざわざAIを使う必要性は感じない」「そんなことまでAIにやらせるのは、手抜きでは」という人もいました。

また多少文章が洗練されていなくても、自分の言葉で書かれた文面を好ましく思う人もいます。「連絡すら自分でできないのか」という捉え方をする場合には、4位「能力が低いと感じる」につながります。

自分自身も連絡で「AIで作った文章」を使うことがある人は60.8%

「あなた自身は連絡で『AIで作った文章』を使いますか」と聞いたところ、「使う」と回答した人が「頻繁に(19.0%)」「たまに(41.8%)」を合わせて60.8%と多数派でした。ビジネスコミュニケーションの現場では、すでにAIが広く浸透しているのですね。

一方で、約4割の人はAIを利用していないと回答していて、すべての人が積極的にAIを活用しているわけではありません。

アンケートでも「自分の言葉で伝えること」を重視する声があったように、個人の考え方によって利用状況には違いがあると考えられます。

まとめ

今回の調査では、「相手からの連絡がAIで作られた文章だと気づいた経験がある人」も「自身がビジネスの連絡でAIを使っている人」も、6割を超えました。AIを使ったメールやチャット文面の作成、ビジネスの現場に広く浸透していることがわかります。

AI活用が一般的になっていることから、AIで作成された連絡文に対しても「特に気にならない」と答えた人が過半数を占めています。また、内容のわかりやすさや業務効率化といった実用面を評価する声も多くなりました。

一方で4割以上の人が「少し手抜きだと感じる」「あまり良い気がしない」といったネガティブな印象を抱いているのも事実です。「気持ちが伝わらない」「軽視されていると感じる」など、AIで作った文章だと気づかれてしまうと、熱意や誠意の面で不利になる可能性も示唆されました。

最終的に自分でチェックし手直しするなど、AIに頼り切らない姿勢が重要です。

■久原健司氏のコメント

AIで作ったメールが悪い、というより、受け取る相手の気持ちや状況をあまり考えずに作られたメールに違和感が出るのだと思います。文章がきれいにまとまっていても、「相手にどう受け取ってほしいのか」が見えないと、少し薄く感じてしまいます。

とはいえ、気持ちを込めれば何でもいいわけではなく、思いが強すぎて分かりにくくなってしまうのも問題があります。結局は、相手や状況に合わせて、温度感と分かりやすさのバランスを取ることが大事なのだと思います。

AIが身近になったことで、文章のうまさ以上に、その人が相手にちゃんと向き合っているかどうかが、前より気になりやすくなったのではないでしょうか。

▽専門家紹介

久原健司

2001年東海大学卒業後、SEとして大手通信会社のシステム開発に従事。2007年に株式会社プロイノベーションを設立。現役の経営者として企業のDX支援やAI導入コンサルティングに奔走。一方、「日本一背の高いITジャーナリスト」として、数多くのメディアでITトレンドの講演や執筆を行い東海大学で特別講師も務め、2026年から平成国際大学の講師として教壇に立つ。実務・メディア・教育の三領域を跨いで活動する、唯一無二のITスペシャリスト。

https://proinnv.com/

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■クラウディアについて

株式会社エムフロが運営する総合型クラウドソーシングサービスです。

個の働き方やライフスタイルが多様化する中で、フリーランス、副業、複業などそれぞれの生活に寄り添うサービスの一つとして展開しています。

公式URL https://www.craudia.com/

■株式会社エムフロについて

株式会社エムフロは、ユーザーにとって魅力的な情報を発信し、価値あるサービスを提供するメディア事業を中核とする企業です。

主力のメディア事業を通じて蓄積されたデータやノウハウ、開発成果をフル活用し、効果の高い集客方法をご提案するマーケティングコンサルティングを展開しています。

公式URL https://www.mfro.net/

■会社概要

社名 : 株式会社エムフロ

代表者 : 代表取締役 北脇 陽典

所在地 : 〒150-0011 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 4階

設立 : 2004年9月

資本金 : 50,000,000円

URL : http://www.mfro.net/

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代表者名
北脇陽典
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
2004年09月