PTC、技術計算のユニバーサルアクセスを実現する、Mathcad Gatewayソリューションを発表

場所や時間を問わないアクセスと知的財産保護を同時に実現する技術計算サーバーを提供

PTCジャパン

【2016年1月29日】PTC(本社:米国マサチューセッツ州、Nasdaq: PTC、社長兼CEO:ジェームス(ジム)・E・へプルマン)の日本法人であるPTCジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑原 宏昭)は本日、PTC Mathcad® Gatewayソリューションのリリースを発表しました。PTC Mathcad GatewayはPTC Mathcadの技術計算機能と、いつでもどこからでも任意のデバイスから技術計算サーバー上の認定された計算式にアクセスし、計算結果を出せる機能を同時に提供するものです。これにより、技術計算機能への不正アクセス・配布の排除など知的財産を保護するのと同時に、計算のベストプラクティスの実装・適用を可能にするものです。

標準化された技術計算のベストプラクティスを導入している設計・開発企業では、重要な設計およびエンジニアリングプロセスの最適化を実現するため、認定済みの数式を貴重な知的財産を保護しながら様々なユーザーに利用させたいというニーズがあります。PTC Mathcad Gatewayソリューションは、計算の手法やアルゴリズムへのアクセスはコンテンツ管理者のみに限定する一方で、技術計算機能を様々なユーザーにプラットフォームに依存しない形で提供すべく開発されました。

■ PTC Mathcad Gatewayの主な特長・機能

  • 知的財産保護: 技術計算機能の活用と不正アクセス・配布の排除を同時に実現
  • ユニバーサルアクセス: 任意のデバイスから認定済みの数式へのフルアクセス権付与、計算の実行も可能に
  • Certified Calculation Hub」: 承認済み計算式の利用を社内外で標準化


PTC Mathcad Gateway アーキテクチャPTC Mathcad Gateway アーキテクチャ


PTC Mathcad担当シニアディレクターのブレント・エドモンズ(Brent Edmonds)は「PTC Mathcad Gatewayのリリースを非常に喜ばしく思います。本リリースは極めて重要な技術計算情報と設計意図を会社全体で共有するのと同時に貴重な知的財産の保護と一貫性のある利用をより確かなものにすることが可能になります。PTC Mathcad Gatewayを導入することで、時間や場所を問わず安全かつ一元的な技術計算サーバーへのユニバーサルアクセスが実現できます」と述べています。

Kingspan社構造設計者のギャリー・モーガン(Garry Morgan)氏は「PTC Mathcad Gatewayで、設計におけるベストプラクティスの重要なステップにおいて重要な計算情報を開示することなく顧客と協業することが可能になります。この計算をブラウザから利用できることで、顧客は具体的な要件から適切な製品を選択できるようになります」と述べています。

Ora Research社社長のブルース・ジェンキンス(Bruce Jenkins)氏は「PTC Mathcad技術計算ソリューションは長年技術者のニーズに合わせた強力な計算ツールを提供してきました。PTC Mathcad Gatewayは設計部門に対して技術計算を標準化するための安全かつ分かりやすい方法を提供してくれます。これによりベストプラクティス順守を推進し、認定済みの知的財産(IP)を作業チーム、部門、会社全体で共有することが可能になります。加えて、幅広いデバイスからMathcadの計算式へのユニバーサルアクセスを提供することも可能であり、このソリューションの価値は明らかです」と述べています。


■ リリース予定
PTC Mathcad Gatewayは既に提供を開始しています。
お問合せにつきましては、下記PTC ジャパン コンタクトセンターにご連絡ください。
電話: 03-3346-3659 / Email: issjapan@ptc.com


<関連情報>
- PTC Mathcad Gatewayリソースセンター
http://www.ptc.com/engineering-math-software/mathcad

<その他の情報>
- LiveWorx® 2016
PTCはPTC Live GlobalとLiveWorxを統合します。現在の製品開発やサービスに関する課題の克服し、IoTを次世代のモノに統合するための実践的なヒントがすべて得られる業界をリードするイベントとなります。(2016年6月開催)
http://liveworx.com/


【PTCについて】
PTC(NASDAQ: PTC)は企業がモノのインターネット(IoT)の「モノ」の開発、運用、サービスを変革するテクノロジー プラットフォームやソリューションをグローバルに提供する企業です。PTCの次世代ThingWorx®テクノロジー プラットフォームは、スマート コネクティッド プロダクツやシステムが生み出す膨大な量のデータを記録、分析、活用するためのツールを開発者に提供します。PTCの実証済みソリューションは製品またはサービスの優位性を生み出すべく世界28,000社以上で導入されています。業界の思想的リーダーとして認知され、さまざまな受賞歴を有するPTCのCEOはIoTがビジネスにもたらす影響に関する明確な指針をHarvard Business Review誌に共著しています。Harvard Business Review誌の記事:http://ja.ptc.com/internet-of-things/harvard-business-review

【PTCジャパンについて】
米PTCの日本法人(本社:東京都新宿区)。CAD、製品ライフサイクル管理 (PLM)、アプリケーション ライフサイクル管理 (ALM)、サプライチェーン管理 (SCM)、サービス ライフサイクル管理 (SLM) 、モノのインターネット (IoT) の各テクノロジー ソリューションにより、製造業における顧客企業を支援。拡張性と相互運用性に優れた製品設計ソフトウェア群の PTC Creo、製品とサービスのライフサイクル全体にわたる製品コンテンツと業務プロセス一元管理のPTC Windchill、ソフトウェア要件管理/変更・構成管理/テスト管理/実装管理のPTC Integrity、技術情報の作成・管理・提供を合理化するダイナミック パブリッシング システムの PTC Arbortext、技術情報/サービスナレッジ管理/補修部品管理/保証・契約管理/フィールド サービス管理/サービス物流管理のPTC Servigistics、工学技術計算の設計と文書化を同時に行える PTC Mathcad、IoTアプリケーション プラットフォームのThingWorx、といった革新的なソフトウェア製品と、製品開発業務プロセス改革コンサルティング、製品教育サービス、テクニカルサポートを提供しています。
1992年3月設立。国内4事業拠点。Webサイト:http://www.ptc.com

※ 本PTC Mathcad Gatewayソリューションに関するプレスリリースに記載されている内容は、当社が予想した収益を保証するものではありません。また、任意のPTC製品の発表は、特定の期間における収益を示唆するものではありません。

PTCのソーシャルメディアは、以下のURLよりフォロー、ご視聴いただけます。
PTCソーシャルメディア: http://ja.ptc.com/about/social-media
Twitter: http://twitter.com/ptchttp://twitter.com/PTC_Japan 
YouTube: http://www.youtube.com/ptcstudio
LinkedIn: http://www.linkedin.com/company/ptc
Facebook: http://www.facebook.com/PTC.Inchttps://www.facebook.com/PTC.JPN

※PTCの社名、ロゴマーク、ThingWorxおよびすべてのPTC製品の名称は、PTC Inc.(米国および他国の子会社を含む)の商標または登録商標です。その他、記載している会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。


以上

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

PTCジャパン株式会社

10フォロワー

RSS
URL
http://www.ptc-jp.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区西新宿6-8-1 新宿オークタワー
電話番号
-
代表者名
桑原 宏昭
上場
未上場
資本金
5000万円
設立
-