QPS研究所、米国Rocket Lab(ロケット・ラボ)社と新たに小型SAR衛星4機分の打上げに関して契約を締結
前回契約と合わせて合計8機分の契約へ
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世界トップレベルの小型SAR(※1)衛星の開発・運用を行う株式会社QPS研究所(福岡市中央区、代表取締役社長 CEO:大西俊輔、以下QPS研究所)は、今月5日に発表した契約に続き、米国Rocket Lab社(以下ロケット・ラボ社)と、さらに小型SAR衛星「QPS-SAR」4機分の打上げに関して新たに契約を締結したことをお知らせいたします。今回の契約によって、今後、合計8機のQPS-SARをロケット・ラボ社のロケット、エレクトロンで打上げることになります。各1機ずつ搭載され、2025年中に6機、2026年に2機の打上げを計画しており、最初の打上げは早くも来月3月となる予定です。なお、8機連続でロケット・ラボ社によって打上げられるのではなく、他社ロケットとも調整しながら打上げを決めていく予定で、個別の打上げスケジュールについては、それぞれのロケットに対して打上げる衛星が決まりましたら、都度改めてお知らせさせていただきます。
<ロケット・ラボ CEO Peter Beck氏コメント>
「顧客のニーズに合わせたタイムラインでの正確な衛星コンステレーション(※2)構築は私たちのエレクトロンの強みです。正確な軌道に衛星を配置することは地球観測ミッションに不可欠なことで、全てのコンステレーションを運用する顧客から高い需要があり、今回、QPS研究所が複数回の打上げ契約を継続的に締結してくださったことがまさにそれを表していると思います。QPS研究所と更なる提携を結んで、私たちのこの強みを発揮できることを大変光栄に思っています。」
<QPS研究所 代表取締役社長 CEO 大西 俊輔 コメント>
「前回の発表に続き、高い打上げ頻度と信頼性を持つエレクトロンの打上げ機会をこのような早いタイミングに追加で4機分を契約できたことを大変喜ばしく感謝しております。この契約によって、今後2年間のうちに弊社の衛星コンステレーション構築計画が進むことを思うとワクワクするのと同時に、着実に実現できるよう気を引き締めて尽力して参ります。」
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(※1) SAR (合成開口レーダー):電波を使用して地表の画像を得るレーダー。雲や噴煙を透過し、昼夜を問わず観測することができる点が特長です。
(※2) 複数の人工衛星によって、高頻度な地球観測を可能とするシステム。(コンステレーションは「星座」の意。)
<株式会社QPS研究所について>
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QPS研究所は2005年に福岡で創業されました。名前のQPSは「Q-shu Pioneers of Space」の頭文字を取っており、九州宇宙産業の開拓者となること、更には九州の地より日本ならびに世界の宇宙産業の発展に貢献するとの思いが込められています。その名の通り、九州大学での小型人工衛星開発の技術をベースに、国内外で衛星開発やスペースデブリへの取り組みに携わってきたパイオニア的存在である名誉教授陣と若手技術者・実業家が一緒になって、宇宙技術開発を行っています。また、QPS研究所の事業は、創業者たちが宇宙技術を伝承し育成してきた北部九州を中心とする、全国25社以上のパートナー企業に力強く支えられています。
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<株式会社QPS研究所>
社名 :株式会社QPS研究所(東証グロース市場 証券コード:5595)
本社住所:福岡市中央区天神1-15-35 レンゴー福岡天神ビル6階
代表者 :代表取締役社長 CEO 大西俊輔
創業 :2005年6月
URL :https://i-qps.net/
事業内容:人工衛星、人工衛星搭載機器、精密機器、電子機器並びにソフトウエアの研究開発、設計、製造、販売
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