名古屋市立大学 総合生命理学部、「コンピュータサイエンス」の講義にて情報科学 の知識理解に関する評価の一環として「教科情報検定®」を採用
株式会社サーティファイ(本社:東京都中央区、代表取締役:瀧澤茂、以下「サーティファイ」)は、同社の提供する「教科情報検定®」が公立大学法人名古屋市立大学(本部:愛知県名古屋市瑞穂区、理事長:郡 健二郎、以下「名古屋市立大学」)総合生命理学部「コンピュータサイエンス」の講義に採用されたことをお知らせいたします。本検定は、学生が社会で活躍するために必要な情報活用能力を測るものであり、同大学が力を入れている数理・情報分野の教育をさらに深化させる一助となることが期待されます。
サーティファイは1983年の設立以来、40年以上にわたり情報処理技術者能力認定試験をはじめとする情報処理能力、プログラミング能力などを測定・評価する資格検定試験を提供してまいりました。また昨今では、2つのカメラによる監視強度の高いオンライン試験サービス「スマート入試®」の提供や、問題集のデジタル化による学習者の履歴・問別正答状況などをデータでも取得可能とするeラーニングサービスの提供など、「学びのDX 化」への取り組みを加速しております。
このような状況の中、2022年度より高等学校において「情報Ⅰ」が共通必履修科目となったことや、2025年1月の大学入学共通テストより「情報」が科目として出題されることを受け、「情報」に関する基礎的な知識を有し、その知識を活用して思考・判断・表現する力を認定する「教科情報検定®」を2024年4月から提供開始しております。
名古屋市立大学では、2023年4月のデータサイエンス学部の新設をはじめ、総合生命理学部では2024年度入学生から高等学校教諭一種免許状(数学)、中学校教諭一種免許状(数学)を取得できる教職課程を開設するなど、数理・情報分野の教育に注力しています。
この度、上記の背景から、特に情報科学に関する知識理解の定着と評価、また指導上の状況把握等を目的として、学生のスキルアップに繋がることを期待し、名古屋市立大学 総合生命理学部「コンピュータサイエンス(学部2年次:必修科目)」の講義にて、試験が採用されました。
<講義を担当した渡邊 裕司 教授のコメント>
講義では、情報の表現、コンピュータの構成と動作原理、アルゴリズムとデータ構造、プログラミングといった情報科学の基礎を理解することを目的としています。生成AIの広がりなどもあり、従来までの成績評価(小テストとレポート)で学生の理解度を正しく評価できるのか悩んでいました。
教科情報検定®は主に「情報」に関する知識を広く問う問題であり、情報科学に関する基礎理解を捉えるうえでも適していると考え、採用に至りました。そして、シラバスに記載の方法で本試験と小テストとレポートを組み合わせて評価し、各評価項目の相関なども調べています。
本試験の利点としては、Webテスト(CBT)受験にも対応をしていることから、試験の実施から学生への結果提示に至るまですべてオンラインで完結することです。また、教員の問題作成や採点の手間も劇的に低減されます。今後も本試験と教育データの分析を続けていくことによって「教育DX」を推進できるといえます。
今後も、サーティファイでは教育機関のパートナーとして、
・学生の成長や学習を支援するソリューションの提案、提供
・「情報Ⅰ」やプログラミングに関する検定試験、教材等の開発、提供
・情報科教員などの指導者を対象とした学習・指導支援の情報提供
などを通して、若年層のデジタル関連活動の活性化を推進してまいります。
〇教科情報検定® 公式サイト
https://www.sikaku.gr.jp/js/jt/
【公立大学法人名古屋市立大学 概要】
法人名:公立大学法人 名古屋市立大学
理事長:郡 健二郎
学長 :浅井 清文
創立 :1950年(昭和25年)4月1日
所在地:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂町字川澄1番地
組織 :【学部】
医学部、薬学部、経済学部、人文社会学部、芸術工学部、看護学部、総合生命理学部、データサイエンス学部
【大学院】
医学研究科、薬学研究科、経済学研究科、人間文化研究科、芸術工学研究科、看護学研究科、理学研究科
URL :https://www.nagoya-cu.ac.jp/
【株式会社サーティファイ 会社概要】
社名 :株式会社サーティファイ
事業概要 :ビジネス能力・技能に関する認定試験の開発・主催、
実施主催試験に対応した対策問題集の開発・販売、
オンライン試験サービス「スマート入試」の開発・提供
設立 :2001年6月
所在地 :東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
代表者 :代表取締役 瀧澤 茂
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