メモリアルアートの大野屋施工の3基が「墓石大賞」を受賞

~既存の概念に捉われず、大切な人を想う気持ちを具現化したデザインが高評価を獲得~

仏事関連総合サービスの株式会社メモリアルアートの大野屋(東京都新宿区、代表取締役社長 大澤静可)は、「霊園ガイド」(発行:六月書房)が主催する「第28回 墓石大賞」を受賞しました。本年、大野屋が受賞した墓石は3基で、施主と故人のそれぞれのエピソードを基に、故人を想う気持ちを新しい概念で表現したデザインが高く評価されました。当社のデザイン墓石の受賞は、通算26回となりました。他社受賞墓石を含め、本年の受賞は全部で5基で、そのうち3基を大野屋の墓石が占めています。
<受賞墓石について>
 

■大熊家之墓(都立多磨霊園)
46歳の若さで亡くなられた奥様のためにご主人が建てたお墓は、試行錯誤しながら完成までに3年を要しました。人と違ったことが好きだった奥様が「いいね」と言ってくれるようなお墓づくりを目指し、墓石にはピンク色が鮮やかな石材である「桃山」を使用。角地であることを有効に活用し、お墓の正面を角に向け、前側の外柵を後側よりも一段低くした、お参りに来た人を両手を広げて暖かく抱くようなデザインの斬新さが高く評価されました。“いろいろ考えてたどり着いたのは、とてもお墓とは思えないような空間でしたが、遺影を置くと、彼女が「いいじゃん!」と笑ってくれてるような気がしました。(彫刻の)「ありがとう」の文字は「ありが」が長男、「とう」が私。親子で習字の先生のもとに通い、先生に選んでいただきました。“と大熊様。ご家族と故人の絆が凝縮された、想いあふれるお墓です。

■田中家之墓(狭山湖畔霊園)


広い区画面積の場合難しいとされる24㎡のお墓全体の構成がバランスよくまとめられており、瀟洒な日本家屋を連想させるような端正な美しさが評価されました。「お参りに来た人が暗くならず、気持ち良くなれることが大事」と考え、石碑には好きな海の波をイメージした彫刻を施し、墓誌にはグラスエッチング加工で珊瑚を彫刻。メンテナンス面にも配慮し、植栽の代わりに奥の屏風にオリーブグリーンラインという石材で緑を取り入れ、真鍮門扉にもグリーンの着色を合わせることで、全体の統一感を生み出しています。区画に排水トレンチを組込み傾斜をつけていることも特徴の一つ。献花台の水は、コックをひねれば、排水出来るようになっています。
また、入口脇に石のベンチを置き、故人とゆっくりと語らうことのできる空間を演出するなど、大区画ならではのメリットを最大限に活かしています。
 

 

 

■森田家之墓(奥多摩霊園)


東日本大震災の2年後に訪ねた東北の状況が心に重く残っていたという施主の森田様。「人はいつどこで、また希望通りの最期を迎えられるか分からない」と感じ、生前墓の建立を決意されました。「大自然の中で自然と共にあるお墓で、山里の道端にポツンとある道祖神のようなものを」という施主の希望を基に、奥多摩霊園の魅力の一つである深山の景観にマッチするようにデザインしています。東北の復興に寄与したいという施主の気持ちもあり、墓石本体には東北産の「伊達冠石」を採用。「伊達冠石」の最大の特徴である土のついた状態を活かし、加工を極力控えて「自然と共にあるお墓」のイメージを表現しました。「結」の文字は、自然と結ぶ、家族の絆、人と人、など様々な縁を結ぶという意味が込められています。芝生区画の特徴を活かすよう、石碑や墓誌など全体の配置にもこだわっています。

―「第28回 墓石大賞」概要―
本年で28回目を迎えた「墓石大賞」は、お墓をさがそうとしている方のためのガイドブック「霊園ガイド」(発行:六月書房)が、バランス・美観に優れ、先祖供養の心が感じられる墓石を選ぶ賞で、デザイン墓石を施工する石材店の努力を讃え、墓石文化の高揚・発展に寄与することを目的とするものです。

【主   催】 六月書房
【応募対象】 2015年8月から2016年7月までに日本国内で建墓されたお墓
寺院墓地、公園墓地、区画面積、墓石の大きさ、和型、洋型、オリジナル墓などの別は不問

<過去の受賞墓石>

■「第26回墓石大賞」受賞(春日野墓地)
台石の黒御影石と、石碑のグレーの細目系御影石(柄が細かい御影石)のコントラストにより、周囲と一線を画した独自の空間を作り出し、原点回帰の中にもモダンな雰囲気を備えています。カーブのない形状は、石材加工の品質が見栄えに直結しますが、大野屋の卓越した技術により、堂々たる佇まいの墓石が完成。
台石の平面をより美しく見せるために、花立の設置位置と台石の目地のバランスを綿密に調整するなど、施工においても細部までこだわっています。
 

■「第25回墓石大賞」受賞(佐倉メモリアルパーク)
洋型の墓碑にはブロンズのバラをあしらい、花立をバラの蕾に見立て、拝石にもバラが彫刻されています。墓所を囲む外柵をあえて低くすることで、開放感を演出。12㎡の広い墓所を活用して、墓域内の4カ所に本物のバラの木が植えられており、「故人に美しいバラを愛でて欲しい」というご家族の想いが込められています。
 

■「第24回墓石大賞」受賞(上石神井霊園)
亡くなる直前まで現役のピアノ教師をされていたお母様を表すような墓石をという施主様のリクエストに、墓石自体をグランドピアノ型にすることでお応えしました。
1.68㎡という限られた区画の中でも、斬新で故人への想いの深さが感じられるデザイン墓石です。


 

―メモリアルアートの大野屋の「墓石デザイナー」ご紹介―
メモリアルアートの大野屋は、石材の切り出しから加工、墓石の据付工事、完成に至るまでの一貫した管理体制と、各工程での厳しい検品体制をとっており、施工件数は業界トップレベルの15万件超を誇ります。また、大野屋には石碑や外柵の形などをお客様のご希望に沿って創り上げていく「墓石デザイナー」が多数在籍しております。営業担当と熟練した技術を有する墓石デザイナーが二人三脚でお客

 

様の想いを丁寧に伺い、想いを形にしたお墓づくりのお手伝いをいたします。
業界では珍しい女性墓石デザイナーも在籍しており、女性ならではの感覚を活かした、故人とご家族の絆をやさしく包み込むような、あたたかみのある墓石のデザインも得意としています。
※墓石デザイナーやデザイン墓石を購入された方への(ご本人の了承をいただいた上で)インタビューも承ります。

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メモリアルアートの大野屋は、1939年に石材店として創業以来77年にわたり、
お葬式、お墓、手元供養、無料仏事相談など、仏事に関する総合サービスを提供しています。
ホームページ http://www.ohnoya.co.jp/ フェイスブック http://www.facebook.com/ohnoya
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会社概要

URL
http://www.ohnoya.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都立川市曙町2-22-20 立川センタービル9階
電話番号
042-847-4111
代表者名
奥田 実
上場
未上場
資本金
-
設立
1939年03月