高齢者や認知症の方に配慮したガスコンロを開発
慣れ親しんだガス火調理をいつまでも
ガスコンロをIHコンロに切り替えた世帯では、今までのコンロと使い勝手が変わることで調理をあきらめる高齢者がみられます。新開発のガスコンロは、高齢者や認知症の方に配慮し、間違え防止のカラーリングや、安心して鍋が置けるゴトク、聞き取りやすい音声案内を採用しました。慣れ親しんだガス火調理が続けられることで「調理は楽しい」「自分で作ったご飯はおいしい」と思える体験を実現し、心身ともに健康な状態を維持する効果も期待できます。
本製品は、本日9月15日に開所する福岡市認知症フレンドリーセンター(福岡市中央区)に展示され、2024年初頭の発売を予定しています。
新開発のガスコンロの特長
高齢者や認知症の方を対象とした製品評価を実施し、視覚や聴覚、認知機能が低下したときに必要とされるガスコンロの機能を具現化しました。操作の間違えや調理していることを忘れた場合でも、ガスコンロが安全に火を停止します。いつまでも調理が楽しめることで、心身ともに健康な状態を維持する効果が期待できます。
間違え防止のカラーリング
ゴトクやバーナー周りを黒色に統一し、コンロの炎が見えやすくなりました。また、左コンロは緑色、右コンロはオレンジ色のように、コンロとその操作部を揃えて配色することで、迷うことなく操作できます。
安心して鍋が置けるゴトク
バーナー周りを囲む単独ゴトクに対して、本製品は、天板を広く覆う大型ゴトクを採用。ゴトクの四角い枠が目安となり、バーナーの中央に鍋が置きやすくなりました。高温になる部分が覆われることで、見た目からも安心感が得られます。
聞き取りやすい音声案内
現行のガスコンロで採用されている音声案内を見直しました。
口語表現や、ゆっくりとした口調、フレーズごとの間など、誰にでもやさしく聞き取りやすい音声が、毎日の調理をサポートします。
音声の例
現行品:右コンロ、使用中です。
本製品:右、コンロ、15分間、使用しています。
参考情報 現行品のご紹介
当社では、幅広いユーザーに配慮したガスコンロをラインアップしています。
Udea ef (ユーディア・エフ)※1
https://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro_udea/gc_udea_ef/udea_ef_point
ココットプレートでいっそう使いやすく
SAFULL (セイフル)
https://rinnai.jp/products/kitchen/gas_conro/gc_safull/safull_point
らくらく操作と音声案内
※1 Udea efは大阪ガス(株)の登録商標です。
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