世界ゆるミュージック協会、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジ第五弾『ゆる楽器ハッカソン2023 IN大阪』ゆる楽器ハッカソン史上最大の規模で開催!
最優秀賞はチーム“Mission in YURU”「マジカルバッキー」
一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会(代表:澤田 智洋、本社:東京都中央区、以下 世界ゆるスポーツ協会)から発足した「世界ゆるミュージック協会」(https://yurumusic.com)は、老若男女、体の不自由な人から健常者まで、誰もがすぐに奏でることができる「ゆる楽器」を使い、みんなでどこでもすぐに合奏できる楽しい音楽の世界をプロデュース。2021年にはトミタ栞を中心としたバンド「ゆるミュージックほぼオールスターズ」(ゆるほぼ)が結成され、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジとして、万博応援ソングのリリースやゆる楽器ハッカソンを開催しています。
※参考:ゆるミュージック協会とは(YouTube) https://www.youtube.com/watch?v=jIpjxv5p2vA
この度、2023年11月12日に大阪で開催された「TEAM EXPO FES in吹田」内にて、共創チャレンジ第五弾として「ゆる楽器ハッカソン」の第二回が開催されました。大阪でゆる楽器のハッカソンが開催されるのは約1年ぶりのこと。また本件は大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創チャレンジの一環として行われています。
「ゆる楽器ハッカソン」は、これまで第一弾は2021年に東京、第二弾は2022年に大阪で開催され、第三弾として2023年にはインドで「ゆる楽器アイデアソン&ハッカソン」、第四弾は東京で「ゆる楽器ハッカソン with toio & MESH」が開催され、たくさんのゆる楽器を開発してきました。第一弾で最優秀となったゆる楽器「ハーモニーフラッグ」は日々改良が加えられ、今は現役ゆる楽器として活躍しています。当日は日本全国から100人を超える参加者計24チームが集い、ゆる楽器ハッカソン史上最大の規模に。参加者はエンジニア、アイデアマン、デザイナー、クリエイター、アーティスト、ミュージシャン、学生などのほか、今年3月に行われたインドでのハッカソン参加者も招聘されるなど、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」プログラムにふさわしいバラエティー豊かなイベントとなりました。
イベントの動画はこちら:
そのなかから最後に最優秀賞を獲得したのはチーム“Mission in YURU”が開発した「マジカルバッキー」。この楽器は魔法のステッキをモチーフに折れば折るほど音が鳴り、光り輝く楽器。MESHを使ったシンプルな機構ながら、「折る」という行為を音にするクリエイティヴ性、視覚障がい者への配慮などを組み込むホスピタリティ性が高く評価されました。最優秀賞を獲得したチーム“Mission in YURU”の代表は「動作から決めることになり、折る楽器というものが世の中になかったのでみんなで作ろうとなりました。次に視覚や聴覚にハンデがある方にも楽しんでいただけるように、ざらざらとか触覚を変えたり、光とかをつけました。最初は点字も考えたのですが、実際にやってみるとわかりにくいなと思って、素材を変えてみました。動きブロックで向きを変える設定にしているのですが、動かすだけではほかのセンサーも反応してしまうので、明るさブロックも組み合わせる工夫をしたのがよかったです。最後にちゃんと形にできてうれしかったです」と歓喜のコメント。
続く優秀賞は、3つのモードを使い分けて、初心者から上級者まで、 誰でも簡単にかっこいい演奏ができちゃうギター「らくラクギター♪」とMESHを使ったドラムとを合わせてセッションを披露したチーム“SOTA”が受賞。即戦力として使える楽器の完成度が高く評価されました。チームの代表は「センサーの読み取りなど開発が大変だったので賞をもらってうれしいです」とコメント。
そして優秀賞としてもう一作品、spresenseを用いたオルゴールピアノとtoioを用いて曲に合わせて効果音もつけることができる楽器 「星空のかえる」 を制作したチーム“森のゆきだるま” が受賞。いろんなギミックが入っていながらもビジュアル的なかわいさが同居していることが評価の対象となりました。チームの代表は
「ハード面ソフト面もいちから作りました。ありがとうございます」とコメント。
そのほかの受賞チームは以下の通りです。
toio賞 チームR「ゆるDJシステム」
MESH賞 チーム 猫のひげ2本「黒デルphone」
Spresense賞 チーム KERO「弾きガエルwithおたまじゃくシーケンサー」
ゆるミュージック賞 チーム キムニラ「ミットーン」
ゆるほぼ賞 チーム・シュラスコ「弾ける!作れる!食べれる?チェロスコ」
関西大学賞 チーム えむびぃず「うぉっしぃず」
トミタ賞 チーム Impulsive duo「Musical Face」
■「ゆる楽器ハッカソン2023 IN 大阪」概要
事前にチームを組んで参加(一人チームでも可能)。チームごとに「ゆる楽器」の開発を行い、発表
実施日時: 2023年11月12日(日)9時~20時
ファシリテーター: 伴野 智樹(https://note.com/tomoki_banno)
会場: 関西大学千里山キャンパス
ゆる楽器の定義:
<MUST>
誰もがすぐに演奏できること
誰とでもすぐに合奏できること
<BETTER>
練習するともっとうまくなっていくこと
音階の制御ができること
弾けても楽しい、弾けなくても楽しい
主催: 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント EdgeTechプロジェクト本部MXチーム
協賛: ソニーグループ株式会社
協力: FM802
ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 SSUPプロジェクト、ソニーマーケティング株式会社 MESHプロジェクト、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント toio(トイオ)プロジェクト
※本プログラムは 大阪・関西万博「TEAM EXPO2025」共創チャレンジの一環として行われました。
参考: https://team.expo2025.or.jp/challenge/70
※参考
MESH: https://meshprj.com
toio: https://toio.io
SPRESENSE: https://developer.sony.com/ja/spresense/sme-use-cases
【ゆる楽器ハッカソンとは?】
大阪・関西万博 TEAM EXPOの共創プログラムの一環として世界ゆるミュージック協会が開催するハッカソン。誰もがすぐに演奏、合奏できる楽器をチームを組んで開発。これまで東京、大阪、インドなどで開催され、大きな反響を呼んでいます。
世界ゆるミュージック協会について
公式HP: https://yurumusic.com
公式Facebook: https://www.facebook.com/yurumusic2019
すべての人に楽器を演奏する喜びを提供するプロジェクトです。人々が楽器をやらない理由は、「自分には才能がない(と思い込んでいる)」「挫折した経験がある」「始めるきっかけがない」「騒音が気になる」など様々です。それなら、「人が楽器をやらない理由をなくす新しい楽器」をつくれないだろうか。リズム感や音感がなくても大丈夫。騒音が気にならない。気軽に、そして気兼ねなくプレイできて、多様なラインアップから自分に最適な一つを選べる。これまで100以上の「ゆるスポーツ」を開発してきた世界ゆるスポーツ協会が「ゆる楽器」の開発を行います。
一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会について
公式HP: https://yurusports.com
公式Facebook: https://www.facebook.com/yurusportslove
世界ゆるスポーツ協会は“スポーツ弱者を、世界からなくす。”ことをコンセプトに、2015年4月10日に発足しました。当協会は、だれでも楽しめる新しいスポーツジャンルを創りだすことを追求し、100種類以上(2023年10月1日現在)の競技を公開し、幅広く親しんでいただく活動を行っています。また、運営にあたりプロデューサー、ディレクターを中心に、スポーツアンバサダーおよび、多数のスポーツクリエーターにより推進しています(https://yurusports.com/members)。2017年12月に「HEROs AWARD」の第1回となる「HEROs Award 2017」を受賞
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