中小企業でもビジネスケアラーに対応、社内報で介護に関する情報をサブスクで、「SOLANOWA 介護」の提供を開始

株式会社フューチャースピリッツ

2025年12月24日 14時00分

累計100万人に利用されている社内報アプリ「SOLANOWA」を展開する株式会社フューチャースピリッツ（本社：京都市下京区、代表取締役　谷孝大）は、介護に関する情報を、企業が従業員にて発信できる新サービス「SOLANOWA 介護」の提供を開始します。

■仕事と介護の両立が企業課題に

2025年4月に育児・介護休業法が改正されました。働きながら介護も担う「ビジネスケアラー」は2030年にピークを迎え、約318万人になると推計されています（経済産業省調べ）。

企業にとっては人手不足が深刻化するなか、介護を理由とした離職を招きかねない状況です。

従業員が仕事と介護の両立が困難となることによる損失額は、大企業（従業員数3,000名想定）で、1社当たり年間6億2,415万円、中小企業（従業員数100名想定）で、1社あたり年間773万円と推計されています。

企業としても従業員に自社の制度をはじめ、いざ介護が必要となった際に備えた情報を提供することが急務となっております。

■社内報からつながる介護支援サービス「SOLANOWA 介護」

「SOLANOWA 介護」は、普段からなじみのある社内報のWebサイト上に、従業員にとって有益な介護情報を集約して提供できるサービスです。

仕事と介護を両立するためのコツや心構え、自社の介護支援制度の解説、国や自治体の制度紹介など、20種類以上の情報を閲覧できます。

担当者がゼロから情報を揃えるには専門的な知識も必要なところ、「SOLANOWA 介護」をご活用いただくことですぐに法制度に対応した環境を構築できます。

■実態把握と相談対応を支援する機能も搭載

社員の介護に関する実態調査を把握するアンケートフォーム、介護の相談受付窓口の提供など、適切な両立支援を行うための機能も実装しています。

■介護分野の専門家が監修・支援

またSOLANOWAの介護アドバイザーとして横井孝治氏を迎えました。横井氏の介護経験から得た体験をもとに、これまでに800回以上の講演を経て、All About（オールアバウト）の介護ガイドも担当する介護の専門家です。

「SOLANOWA 介護」を契約することで、横井氏が顧客企業の担当者に制度をヒアリングし、最適な介護情報を提供できる環境を構築します。これまでは社内報に情報を整理し掲載するには担当者2名で350時間を要していましたが、「SOLANOWA 介護」を利用することでヒアリングや社内確認などを含め、20時間ほどで完了します。

■エンゲージメントを高めるインナーコミュニケーション基盤

SOLANOWAは「みんなが会社のファンになる」をコンセプトに、企業のインナーコミュニケーションを活性化させることで、エンゲージメントの高い組織をつくるための原動力になれることを目指しています。

【SOLANOWA 介護】

サービス紹介サイト：https://kaigo.solanowa.jp/

【販売価格】

初期費用：50万円

月額費用：11万円〜（税抜）

※スタートキャンペーンにて先着10社限定　月額3万円引き

【提供開始時期】

2025年12月

【販売目標】

3年後　100社へ導入

【横井孝治氏について】

介護アドバイザー。All About【介護】ガイド。

2001年8月、離れて暮らしていた両親が相次いで心身に異常をきたし、突然の介護生活が始まる。何の心の準備もしていなかったため、誰に何を聞けば良いのかすらわからず、すべて手探り＆独学状態で介護を行うなかで、さまざまな制度や仕組みの学習や、介護を仕事とする人や介護を受ける人との交流を経験。自ら介護について深く考えるようになる。2006年12月、株式会社コミュニケーターを設立。介護情報サイト「親ケア.com」、YouTube「親ケア.com公式チャンネル」などの運営のほか、講演やセミナー、メディアへの出演、寄稿など精力的に活動中。