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アーム株式会社
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Arm、IoTにおけるコネクティビティ管理の自動化を実現

高度な自動化エンジンを搭載した「Pelion Connectivity Management 2.0」を提供開始

アーム株式会社

英Arm(本社:英国ケンブリッジ、日本法人:神奈川県横浜市、以下Arm)は、高度な自動化エンジンを新たに搭載したIoTコネクティビティ管理ソリューション「Pelion Connectivity Management 2.0」の提供を開始することを発表します。これにより、複数の国とさまざまなネットワークにまたがる多数のデバイスを自動的に管理することが可能となり、IoT環境の運用コスト削減やサービス品質の向上に貢献します。

発表の概要:
  • 高度な自動化エンジンを搭載、IoT環境の拡大に対応するPelion Connectivity Management 2.0
  • 新機能により、複数の国とさまざまなネットワークにまたがる多数のデバイスを自動的に管理することが可能に
  • ポルトガルの大手モバイルネットワーク事業者(MNO)であるNOS社は今後、Pelion Connectivity Managementを活用し、自社のグローバルなIoT加入者全体への移行・管理に対応

企業のデジタルトランスフォーメーションが進む中、自動化機能は今後、生産性の向上やコストの削減、新たな機会の創出を支える中心的な存在となることが期待されます。モノのインターネット(IoT)の観点で見た場合、数十億個、最終的には数兆個ものデバイスのネットワーク接続と管理が求められる時代において、今日のマニュアルプロセスで対応することは不可能と考えられます。

モバイルネットワーク事業者(MNO)から一貫して寄せられた要望を紐解くと、自動化機能は、いまやIoT環境の拡張に必要となる、コネクティビティの障壁を解消する鍵といえます。こうしたMNOのニーズに応えるため、Armはこのたび、高度な自動化エンジンを新たに搭載したPelion Connectivity Management 2.0(*1)の提供を開始します。Pelion Connectivity Managementをすでに利用しているMNOは、自社が提供するネットワークに接続された全デバイスのライフサイクルを対象に、単一プラットフォームによるシンプルな運用を通じてIoTのコネクティビティを管理しています。今回のPelion Connectivity Management 2.0のリリースにより、MNOは今後、エンタープライズ顧客を対象にIoTデバイスの自動設定機能を提供することで、さらなる収益機会を創出できます。
*1) http://www.arm.com/products/iot/pelion-iot-platform/connectivity-management/automation

新たな自動化機能により、新規デバイスをプロビジョニングする場合も、毎月の請求額が設定したしきい値を超えないようにする場合も、MNOがエンタープライズ顧客に提供するIoTサービスやコネクティビティのスピード、信頼性を大きく向上できます。

Pelion Connectivity Management 2.0で採用された自動化機能の詳細は、以下の通りです。
  • リアルタイムのデータトリガー:物理的な世界での状況をトリガーとしたルールを作成します。
  • 加入者IDモジュール(eSIM)のシームレスなリモートプロビジョニング(RSP:Remote SIM Provisioning)管理:デバイスが国をまたいで移動する際、自動化エンジンが正確なサービス選択と設定を保証します。
  • ビジネスプロセスの自動化:IoTサービスを提供するMNO向けに、IoT環境の運用コストを削減し、利益率を向上させます。

これらの新たな自動化機能の拡張は、MNOからのニーズに応えた必然的な結果であると同時に、ポルトガル最大のコミュニケーション/エンターテイメント・グループであるNOS(*2)社との新たな契約の契機にもなりました。NOS社はPelion Connectivity Management 2.0を活用することで、IoTコネクティビティの最新化と、ポルトガル国外の顧客に向けたサービス拡大に役立てる計画です。最新の自動化エンジンと、既存のネットワークやシステムに対するサービスのシームレスな統合機能に、同社は直ちに価値を見出しました。NOS社は今後、IoTの加入者基盤全体をPelion Connectivity Management 2.0に移行する予定です。これにより、ネットワークパフォーマンスの分析やデバイスのモニタリングを行いつつ、一定量のデータ使用や具体的なタイムラインに基づき、各種プロセスや設定を自動化できます。
*2) https://www.nos.pt/institucional/EN/nos/Pages/nos.aspx

こうしたMNO向けの新たな自動化機能の提供に加えて、Armは、自動化エンジンをグローバルなエンタープライズ顧客に直接提供する初のモバイル仮想ネットワーク事業者(MVNO)でもあります。これによりArmは、エンタープライズ顧客がIoTプロジェクトをこれまでのパイロット段階から今後グローバル規模へと拡大することを強力に支援していきます。数千個を超える数のデバイスを複数の国・地域にまたがって実地導入し、異なるモバイルネットワークに接続するようなIoTアプリケーションでは、すべてのデバイスをマニュアルで直接管理することは、これまでは不可能でした。Pelion Connectivity Managementは、単一の管理画面を通じ、大規模な自動化を行うことで、こうした管理上の障壁をなくします。

 今回の新たな自動化エンジン機能は、世界中のMNOに現在提供中のPelion Connectivity Management 2.0では標準搭載となっています。Armはまた、エンタープライズ顧客の一部に対しても、この機能のベータ版を提供していきます。

Armについて
Armのテクノロジーは、コンピューティングとコネクティビティの革命の中心として、人々の暮らしや企業経営のあり方に変革を及ぼしています。そのエネルギー効率に優れた高度なプロセッサ設計は、1,450億個以上のチップを通してインテリジェントなコンピューティングを実現してきました。Armのテクノロジーは各種センサーからスマートフォン、スーパーコンピュータまで、さまざまな製品をセキュアにサポートしており、世界人口の70%以上に使用されています。さらに、このテクノロジーにIoTソフトウェアやデバイス管理プラットフォームを組み合わせ、顧客がコネクテッドデバイスからビジネス価値を生み出すことを可能にしています。Armは現在1,000社以上のテクノロジーパートナーとともに、チップからクラウドまで、演算が行われるあらゆる分野における設計、セキュリティ、管理を支える技術の最先端を担っています。

全ての情報は現状のまま提供されており、内容について表明および保証を行うものではありません。本資料は、内容を改変せず、出典を明記した上で自由に共有いただけます。ArmはArm Limited(またはその子会社)の登録商標です。その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーの所有物です。© 1995-2019 Arm Group.
 

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神奈川県横浜市港北区新横浜2-3-12 新横浜スクエアビル17F
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045-477-5260
代表者名
内海 弦
上場
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資本金
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設立
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