リルズ、小型で高拡張性の外部入出力対応IoTカメラを発売開始

〜漏水センサや太陽光パネルなどと連携し、点検現場のDXをさらに加速〜

LiLz株式会社

リモート点検向けのIoT・AIソリューションを提供するLiLz株式会社(リルズ、本社:沖縄県宜野湾市、代表取締役社長:大西 敬吾、以下「リルズ」)は、電源・ネットワーク工事不要の完全無線型IoTカメラの小型拡張モデル「LC-20」を2025年2月14日に発売開始することをお知らせいたします。

公式WEBサイトリンク:https://lilz.jp/products/lc-20

LC-20は、従来モデルの特長である電源・ネットワーク工事が不要で完全無線運用ができる機動力を継承しながら、本体の表面積を約50%に抑えた超小型設計を実現。さらに、外部I/O(入出力)機能への対応により効率的に異常を検知することができるようになります。

漏水センサーとLC-20の接続イメージ

従来モデルでは、定期的なスケジュール撮影による運用の場合、内蔵のリチウムイオンバッテリーによる1日に3回の撮影(標準画質)で約3年間の継続利用が可能でしたが、漏水や水位上昇など特定のイベントをリアルタイムに検知するためには撮影頻度を上げるしかなく、継続利用期間が短くなってしまうという課題がありました。LC-20では、外部入力を受けて撮影するトリガ撮影機能を提供し、いざという時に必要な期間だけ撮影することができます。これにより、通常運用時は予め設定した定期的な撮影頻度を下げることができるため、例えば、2日に1回の撮影(標準画質)で運用したとすると、約6年間の継続利用が可能となります。※撮影頻度が下がれば、さらに長期間充電不要で継続利用が可能

さらに屋外での使用も可能で、専用の太陽光パネルを装着すれば、充電レスの運用が可能で再充電も不要となります。

※1 充電不要になるかどうかは使用環境によって変わります。

照度:3,000Lux以上を5.8H/1日、撮影頻度:3回/日、送信画質:最低、LED: 全点灯で最大の明るさ の条件の場合

より小さく、色々繋がるマルチデバイスとなるLC-20が、「電源・ネットワーク配線不要のリモート点検」の領域を次のステージへといざないます。

すでに国内約6,200台、約600施設、約600部門での導入実績を持つLiLz Camシリーズの

新商品をぜひその手でご体感ください。

■LC-20の主な特長

超小型設計:101×86mm、表面積が弊社従来品「-50%」のコンパクトサイズ

マルチな拡張性:外部I/O(入出力)に対応で、既存の様々なセンサから外部トリガ(A接点/B接点/漏水検知)を受取り、撮影が可能

充電レス運用:専用の太陽光パネルの接続により、使用条件を満たせば充電レス運用が可能

豊富な設置オプション:マルチマウントが可能な専用取付金具や遠近・広角レンズで柔軟かつ簡単な設置が可能

■LC-20の仕様

製品名称: LC-20

外形寸法: W101.4 x H86.8 x D37.5mm(突起部含まず)

重さ: 約327g

通信方式(Uplink): LTE版 Uplink LTE Cat.1, Downlink: Bluetooth®︎5.0

防塵・防水:IP65

カメラ:高感度イメージセンサー(有効解像度 2560 x 1920 Crop後)

電源: リチウムイオン二次電池 7,500mAh(2,500mAh x 3)

バッテリー持続時間: 1日2回撮影で約3年間 ※低画質の場合

公式WEBサイトリンク:https://lilz.jp/products/lc-20

■接続可能なアプリケーション

LC-20は、当社が提供しているAIクラウドソフト「LiLz Gauge(リルズゲージ)」や

「LiLz Guard(リルズガード)」と組み合わせることで、より効率的な設備点検を実現します。

・「LiLz Gauge(リルズゲージ)」

多様なアナログ計器画像をAIが自動で数値化。専門知識不要で即日運用開始。

同画像内に視認可能な解像度でおさまれば、複数計器の一括読み取りも可能。

閾値設定でアラート発報も可能。

・「LiLz Guard(リルズガード)」

撮影画像をもとに「いつもと違う度合い」をAIが数値化。少量の画像で運用開始。

撮影画像の異常を視覚的に表現。数値化された異常度を閾値にしてアラート発報も可能。

■主な導入環境

鉄鋼・化学・発電プラントでの設備点検

製造工場や排水工程における予知保全

施設管理・メンテナンスの効率化・省人化

公共・交通・通信インフラ(土木建築・建設現場)の危険監視

■代表コメント: LiLz株式会社 代表取締役 大西 敬吾

この度、新しい体験を提供する小型拡張IoTカメラ「LC-20」を提供できることを大変嬉しく思います。これまで現場の皆様との対話を繰り返す中で、「漏れの状態を確認したい」「もっと狭いところに設置したい」「運用で充電の手間も減らしたい」などの声を沢山頂戴する中で、このIoTカメラを提供するに至りました。外部入出力が搭載されているため特定のトリガで撮影が可能になるため、保全観点で本当に見たいタイミングで現場の状況を把握することができるようになります。今回のLC-20は昨年リリースした画像異常検知AI「リルズガード」とも相性が良く、今後アナログメーター以外の点検用途でご利用いただくシーンが増えると想定しています。設置したその日から利用できます。ぜひ皆様、現場の課題解決にご利用ください。

■「LiLz Cam(リルズカム)」とは

「LiLz Cam」は、電源・ネットワーク工事不要で簡単に現場に設置できる完全無線型IoTカメラです。「10分に1回」から「1日に1回」など、スケジュールを自由に設定し、現場の点検対象を定点で間欠撮影、LTE通信でクラウドにアップロードし、インスタントにリモート点検が可能になります。

公式WEBサイトリンク:https://lilz.jp/products/lc-20

■LiLz株式会社 会社概要

所在地:沖縄県宜野湾市我如古2-3-7

設 立:2017年

代 表:大西 敬吾

URL:

(公式HP)https://lilz.jp/

(チーム紹介note)https://note.com/lilz/

事業内容:AIおよびIoT技術を活用したサービス提供、研究開発 等

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会社概要

LiLz株式会社

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URL
https://lilz.jp/
業種
情報通信
本社所在地
沖縄県宜野湾市我如古2-3-7 2F
電話番号
-
代表者名
大西 敬吾
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2017年07月