セールスイネーブルメントSaaS『SALESCORE』において、「スナップショット機能」を提供開始

SALESCORE株式会社

2025年2月27日 17時00分

「達成の喜びをあたり前に」をビジョンに掲げるSALESCORE株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：中内崇人、以下：当社）は、セールスイネーブルメントSaaS『SALESCORE』において、SALESCORE内でSFA/CRMデータのある時点の情報を保存できる「スナップショット（※）機能」の提供を開始いたしました。これにより、受注着地見込や見込案件、顧客企業・担当者情報などを、前週や前年などのデータとの比較が容易にできるようになります。

https://www.salescore.jp/

開発・提供背景

営業組織において、前日/前週に対する着地見込の合計額の変化、見込案件の最新ステータスの把握はできる一方で、具体的に何がどう変化したのかを誰もが容易に把握することは難しいというお話が多くございます。これまで対応策として、営業会議中に質疑応答を重ねる、または報告文書を作成して読み込むなどが行われており、多くの時間・労力が割かれています。その結果、達成に向けた質の高いプランニングに時間を割くことができないとのお悩みを多くいただいておりました。

この課題を解決するために、SALESCORE内でSFA/CRMデータのスナップショットを自動的に取得し、過去データとの比較を容易に行っていただける機能を新たに開発いたしました。本機能により、受注着地見込や見込案件の状況変化を直感的に把握できる形式で可視化でき、より精度の高い予測や迅速な意思決定、達成に向けた質の高いプランニングに時間・労力を割くことができるようになります。

機能概要

あらかじめ設定した取得条件に基づいて、任意のレコード/項目のスナップショットを取得することが可能です。

対象オブジェクト：標準オブジェクト、カスタムオブジェクト（kintoneはアプリ）
取得タイミング　：日次/週次を選択できます
保持期間　　　　：期限は設けておりません

取得したデータについては、SALESCORE VISUALIZE/SYNCにて利用することが可能で、過去データとの差分をダッシュボード化したり、レポート化したりすることが可能です。

▼活用イメージ画面サンプル

活用例

多岐に渡りますが、代表的なご利用例は下記の通りです。

①前週との着地見込対比

前週比で受注着地見込が+100万円という情報だけではなく、下記のような変化の内訳に関する情報を報告タスク不要で容易に把握することが可能です。

　＜変化の内訳＞

　・商談フェーズが変化した案件

　・受注見込金額が変化した案件

　・受注見込時期が変化案件

②重点顧客との関係構築状況の推移

アカウントベースドマーケティングなど特定顧客の情報収集や接点管理を細かくされるケースでは、関係構築に関するステータスや活動の推移を的確に把握することが可能です。

③ハウスリスト数推移

ハウスリスト全体の累計推移はもちろん、様々な切り口を加えて推移を確認していただけます。例えば、Tier別や業種別、部署別や役職別、さらにこれらにリードソースを掛け合わせて確認することなども可能です。

④（スナップショット取得開始から1年経過すると）前年同期との着地見込の対比

既存顧客の深耕が中心の営業組織や季節の影響を大きく受けるビジネスにおいては、前年同期比で着地見込を確認したいというご要望が多く、そのような場合にも容易に把握していただくことが可能です。

注）スナップショット取得開始前の変動するデータを参照することはできません。

※補足：スナップショットとは？

システムのある一時点のデータを抜き出し保管することを言います。例えば、2025年2月27日時点のSFA/CRMデータを保管し、後日アクセス可能にします。月次決算が確定した後、変動しないことが前提となるデータはスナップショット不要で後日アクセスできますが、2025年2月27日時点における2025年2月の売上着地見込のデータはスナップショットなどを活用しないと基本的に後日アクセスすることができません。結果数値のみではなく、経過数値を活用できるようになります。

SALESCOREは「達成の喜びをあたり前に」というビジョンの実現に向け、今後もアップデートしてまいります。