【Z世代実態調査】大学生の98.3％が物価高を実感、食料品で最も顕著

株式会社ペンマーク

2024年9月30日 15時01分

株式会社ペンマーク（本社：東京都目黒区、代表取締役：横山直明、以下ペンマーク）は、学生向け学習管理SNS「Penmark」(https://penmark.jp/) を利用している全国の現役大学生を対象に物価高に関するアンケート調査を実施しました。

■調査結果サマリ

大学生の98.3％、物価高を感じている
最も物価高の影響を感じる品目は、食料品（77.0%）、外食（38.3%）、飲料（27.9%）が上位
節約品目は、食料品（51.0%）、衣類・ファッション（36.4%）、飲料（31.5%）

■大学生の98.3％、物価高を感じている

昨今の物価の上昇についてアンケート調査をしたところ、98.3%の学生が「物価高を感じる」と回答しました。

■物価高を感じる品目の上位は、「食料品」、「外食」、「飲料」

さらに、物価高を感じる品目の上位は、「食料品（77.0%）」、「外食（38.3%）」、「飲料（27.9%）」、「交通費（24.3%）」、「娯楽・趣味（15.4%）」という結果に。特に、日常生活に直結する品目で物価高を強く実感していることが明らかになりました。

続いて、いま節約している品目についても尋ねたところ、「食料品（51.0％）」、「衣類・ファッション（36.4％）」、「飲料（31.5％）」、「外食（30.6%）」、「趣味・娯楽（19.8%）」という結果になりました。食料品や飲料といった生活必需品で物価高を強く感じていることから、衣類・ファッションや娯楽・趣味といった選択的消費項目での節約する傾向が見られました。

■交際費は維持し、個人での利用を抑える学生たち

本調査では、学生たちが交際費としての外食は維持しつつ、個人的な外食や食料品購入を抑制する傾向が見られました。

・「大学生活ではコミュニティが重要だと感じています。人脈がないと就活や試験期間を乗り越えるのが難しいです。最近は出会いや交流の場を大切にする風潮もあり、将来のキャリアを考えると、友人との外食など交際費は節約したくないです。」

・「友人との食事や飲み会などの交際費は維持しつつ、個人的な外食や食料品購入を工夫して節約しています。例えば、コンビニの近くに小型スーパーがあれば少し遠くてもスーパーで買い物をしたり、一人での昼食は1,000円程度に抑えるようにしています。ただ、旅行先では思い出作りを優先して、あまり節約は考えずに（限度はありますが）お金を使うようにしています。」