デファイスカイライン C.X エディション：コレクティブ・オロロジーが再解釈したレトロなムードを纏う「デファイスカイライン」限定モデル

LVMH ウォッチ・ジュエリージャパン株式会社ゼニスディヴィジョン

2024年11月20日 14時00分

2024年11月19日ル・ロックル（スイス）、ベンチュラ（カリフォルニア）：コレクティブ・オロロジーとゼニスは再びタッグを組み、「デファイスカイライン」の限定モデルを発売します。「less is more」のアプローチを取り入れた特別なタイムピースは、20世紀のインダストリアルデザインを象徴しています。

コレクターによる、コレクターのためのプラットフォーム。2018年にコラボレートウォッチの製作を軸とするコミュニティとしてスタートしたコレクティブ・オロロジー（Collective Horology）は、独立系マニュファクチュールの製品を扱う有名ウォッチリテーラーへと急成長を遂げました。リテール事業のかたわらで、同社はコラボレートウォッチを継続的に発表し、米国の人気ポッドキャスト「Openwork: A Look Inside the Watch Industry」を配信しています。カスタマーサービスと顧客体験を重視するコレクティブ・オロロジーは、インディペンデントな時計製造とコラボーションで人気を博し、世界中の時計愛好家を引き付けています。そのプロジェクトの初期には、シャープでミニマルな美しさを備えた限定モデル「ゼニスクロノマスターエル・プリメロ C.01 x コレクティブ」がゼニスとのコラボレーションにより製作されました。今回、コレクティブ・オロロジーとゼニスのコラボレーションシリーズが10作目を迎えるに当たり、時計製造における現代のアイコンが再解釈されます。

シャープで建築的なラインと紛れもないシルエットを特徴とする「デファイスカイライン」は、1969年に誕生した最初期の「デファイ」を現代的に再構築したモデルです。オリジナルモデルの優れた堅牢性と耐久性はより現代的なデザインへと落とし込まれ、エル・プリメロ自動巻自社製ムーブメントの最新世代が搭載されています。「デファイスカイライン C.X エディション」は、ファセットカットのスチールケースと交換可能な一体型スチールブレスレットの全体にマットなサンドブラスト仕上げが施され、12角形のベゼル側面のみポリッシュ仕上げとなっています。ベゼルのエッジ同様、裏蓋の側面にもポリッシュ仕上げが施されています。これらの仕上げはインダストリアルデザインを彷彿とさせ、大胆でありながらも控えめな印象をタイムピースにもたらしています。

機能性とシンプリシティをテーマとするデザインは、「デファイスカイライン C.X エディション」のために再構築された文字盤のレイアウトにも反映されています。マットなシルバーグレーカラーに「デファイスカイライン」のシグネチャーである星空を描いた文字盤は、より立体感が引き出されています。このグラデーション効果は、4つの点を結んだ星のエングレービングを文字盤の中心部ではより深く刻み、縁に向かって徐々に浅く施すことで実現されました。複雑機構として世界で唯一の1/10秒表示は、「デファイスカイライン」スタンダードモデルの 9時位置（3時位置の日付窓の対向）に代わり、6時位置に置かれています。日付窓は完全に排され、外観のバランスとシンメトリー性が追求されました。1/10秒表示では、秒針の先端と「10」のマークが視認性の高いオレンジで彩られ、20世紀のインダストリアルデザインから得たインスピレーションが反映されています。

「デファイスカイライン C.X エディション」はエル・プリメロ3620自動巻高振動キャリバーをもとにしたムーブメントを搭載し、シースルー仕様のサファイアガラスの裏蓋からその姿を眺められます。6時位置の1/10表示は5Hzの脱進機が直接駆動します。ムーブメントは完全に巻き上げた状態で約55時間のパワーリザーブを実現し、精確な時刻設定のための秒針停止機構を備えています。「デファイスカイライン C.X エディション」には、スチールブレスレットに加えて、スチール製フォールディングクラスプの付いたテクスチャー加工のオレンジラバーストラップが付属し、文字盤の繊細なオレンジのアクセントを引き立てます。裏蓋のクイックストラップチェンジ機構により、ブレスレットとストラップは工具を使わず簡単に付け替えられます。

「デファイスカイライン C.X エディション」はコレクティブ・オロロジーとゼニスブティックおよび、ゼニスオンラインブティックにて、200本限定で販売されます。

デファイスカイライン C.X エディション