質問し放題、24時間対応。RUNTEQ、“AI講師”を標準提供へ──教育×AIの新時代

“教え方”が変わる。“学び方”が進化する。RUNTEQが拓くAI教育の最前線。

株式会社RUNTEQ

2025年6月10日 12時00分

株式会社RUNTEQ（本社：東京都、代表取締役社長：菊本久寿）は、当社が運営する超実践型プログラミングスクール「RUNTEQ（ランテック）」において、生成AIを活用した学習支援機能「AI講師」を2025年6月下旬に正式リリースいたします。AI技術を教育現場に実装することで、学習者の“わからない”に即座に応え、より深い理解へと導くサポート体制を構築します。

■リリース背景

RUNTEQでは、未経験からWebエンジニアへの転職を目指す学習者を対象に、現場レベルの開発スキルを養う実践型のカリキュラムを提供しています。その中で多く見られるのが、「小さな疑問やエラーで学習が止まってしまう」「タイムリーに質問できず、悩みを抱え込んでしまう」という課題です。

こうした学習上の“詰まり”を解消し、よりスムーズかつ深い学びを可能にするために、24時間利用可能な生成AIによる「AI講師」の開発に取り組んできました。リリースにあたっては、実際の講師陣による回答データや指導ノウハウを元にしたチューニングを重ね、教育現場で安心して活用できる品質に仕上げています。

■ AI講師の主な特徴：深い理解と自律的な学習をサポート

1. 24時間365日、いつでも相談可能

学習時間が人によってバラバラであるオンライン学習の特性を踏まえ、時間を問わず質問に対応可能。夜間・休日の疑問にも即時に返答します。

2. カリキュラムを指定することで、適切な知識に基づいて回答

AI講師は、質問時に「どのカリキュラムに関する内容か」をユーザーに入力してもらうことで、該当カリキュラムの教材・ドキュメント・FAQなどから適切な情報を検索（RAG：Retrieval-Augmented Generation）し、文脈に沿った回答を生成します。これにより、一般的な情報提供にとどまらず、RUNTEQの教材や方針に合った具体的かつ実践的なアドバイスが可能となっています。

3. 講師陣の知見を学習済みのチューニング

RUNTEQ講師チームがこれまでに蓄積してきたFAQや指導ノウハウをベースにAIを最適化。実務経験と教育のバランスを兼ね備えた“RUNTEQ流の教え方”を再現します。

4. 「なぜ？」を掘り下げる対話設計

単なる答えの提示に留まらず、「なぜそのエラーが起きるのか」「どのような代替手段があるのか」といった背景や考え方まで踏み込んだ説明を重視。学習者自身の理解と気づきを促し、本質的な問題解決能力を養う対話が可能です。

■今後の展望：AIと人の共創による学習環境へ

今回のリリースはAI講師構想の第一歩です。今後は下記のような拡張を予定しています。

AIによるコードレビュー支援
提出されたコードの品質や可読性を自動チェックし、フィードバックを提供。
学習進捗の可視化と提案機能
ユーザーごとの理解度に基づき、次に学ぶべきトピックや復習ポイントを提案。
講師との連携強化
AI講師が受講生の質問履歴や理解傾向を講師にレポートすることで、よりパーソナライズされた指導が可能に。

このように、AIと人間講師が役割を分担・補完し合う“ハイブリッド型の学習支援体制”を進化させてまいります。

今後もRUNTEQは、「誰もが自信を持って開発に取り組めるようになる」ことを支える学習体験の創造に挑戦し続けます。人とAIの協働によって、より深く、より自由な学びをすべてのプログラミング学習者へ届けてまいります。

■超実践型エンジニア育成スクール「RUNTEQ」について

株式会社RUNTEQが運営する「RUNTEQ」は、開発会社基準のハイレベルなカリキュラムと長期間の学習で、開発現場が求めるレベルに到達出来る、超実践型エンジニア育成スクールです。豊富なシステム開発実績を持つ当社が、開発現場の声を徹底的に取り入れ、Webエンジニアに必要とされる"エンジニアが書いたコードを読み解く力"、"実装方法を自分で考えてコードに落とし込む力"などを実践的に学ぶことができます。また、企業文化との価値観のマッチ（カルチャーマッチ）を見据え、「RUNTEQ CREDO」を指針としたWebエンジニアとして働くためのキャリアトレーニングにも力を入れています。https://runteq.jp/r/d1wbZAFM

■専門実践教育訓練給付制度について