日本語検索のAI Overview出現率が92.1%に到達、7ジャンルで100%。株式会社Itera、30ジャンル900クエ リの実測を含む「2026年9月 LLMO/AIOトレンドレポート」を無料公開
2026年9月のLLMO動向を総括。30ジャンル・900クエリの継続計測で、日本語検索におけるAI Overviewの平均出現率は92.1%、検索1位の推定クリック率は12.7%まで低下しました。

AI検索引用計測SaaS「LLMOチェキ」を運営する株式会社Itera(本社:東京都渋谷区、代表取締役:武藤 尭行)は、2026年10月5日、月次調査レポート「2026年9月 LLMO/AIOトレンドレポート」(全18ページ)を無料公開しました。
本レポートは、2026年9月に発生したAI検索・生成AI検索最適化(LLMO/AIO/GEO)関連の主要動向を、自社の継続計測データおよび国内外の公開情報にもとづいて総括したものです。
当社が30ジャンル・900クエリで継続計測している日本語Google検索では、2026年9月28日時点でAI Overviewの平均出現率が92.1%に達しました。8月調査時点の86.5%から上昇し、EC・通販、不動産、リフォームなど7ジャンルでは出現率100.0%(計測した全クエリでAI要約が表示)という結果です。AI Overview出現率を反映した検索1位の推定クリック率は12.7%で、一般的な目安とされる28.4%の半分以下となっています。
一方、同じ9月にはGoogleがAI回答の生成に貢献したコンテンツへ報酬を支払う試験プログラムの存在が判明し、AI検索における「引用」が評価指標から収益源へと性質を変えた月でもありました。
レポートはPDF形式で無料公開しており、当社サイトよりどなたでもダウンロードいただけます。
■ レポート公開の背景
日本語検索においてAI Overview(AIによる概要)の表示は一般化し、ユーザーがAIの回答文だけを読んで意思決定を完結させる「ゼロクリック」化が進行しています。2026年9月には、ペンシルベニア大学・ノースイースタン大学の共同研究により、AI Mode経由の検索の93%、AI Overviews表示検索の83%がクリックなしで終了することが報告されました。これまで業界推計だった数字が、学術研究として裏づけられた形です。
一方で、企業がAI検索上での自社の見え方を把握する手段は整備途上にあります。GoogleのJohn Mueller氏は2026年9月、生成AI経由のインプレッション計測について「従来の順位1〜10位という考え方はマッピングが難しい」とコメントしており、検索を提供する当事者が従来の評価枠組みの限界を認める状況となっています。
当社は、こうした「表示面は急速に作り込まれる一方で、それを測る手段と評価軸が追いついていない」という状況を踏まえ、月次で市場動向を整理し、実務者が判断に使える形で公開しています。
■ 調査結果のハイライト
1. 日本語検索のAI Overview平均出現率は92.1%、7ジャンルで100.0%
当社が実施している30ジャンル・900クエリの継続計測(調査期間:2026年8月10日〜9月28日)において、2026年9月28日時点のAI Overview平均出現率は92.1%でした。8月調査時点の86.5%から上昇しています。
出現率が100.0%に達したのは、EC・通販/M&A/Web制作/プログラミングスクール/リフォーム/不動産/引越し業者の7ジャンルです。これらのジャンルでは、計測対象としたすべてのクエリでAI要約が表示されました。

8月10日から9月28日までの8回計測では、30ジャンル平均は84.5%〜93.4%のレンジで推移し、低下トレンドには転じていません。
2. 業種間で27ポイントの差。対応の緊急度は業種によって大きく異なる
出現率が最も高いジャンルが100.0%である一方、最も低い美容室は73.3%、歯科医院は76.7%でした。最上位と最下位で27ポイントの差があり、AI検索への対応の緊急度は業種によって大きく異なります。
3. AI Overviewの引用元第1位はYouTube、2位の7.7倍
調査期間中にAI Overviewの回答内で引用された回数が最も多かったドメインはyoutube.com(4,745回)で、2位のgoogle.com(616回)の約7.7倍でした。3位以下にはnote.com、moneyforward.com、suumo.jpなど、特定ジャンルで繰り返し引用される事業者メディアが並びます。
一方、当社が別途実施した消費者調査では、AIの回答を裏取りする情報源としてSNS・YouTubeを使う人は4.00%にとどまりました。AIはYouTubeを参照して回答を作り、消費者はその回答を公式サイトとECサイトのレビューで検証するという非対称な構造が確認されています。
4. Googleが「AI回答への引用」に報酬を払い始めた
2026年9月、GoogleがSearch Console経由で「AI Contribution Pilot」という招待制の試験プログラムを実施していることが判明しました。Geminiアプリ・AI Overviews・AI Modeの回答生成に貢献したコンテンツに対し、報酬を支払う仕組みです。
対象は約100社とされ、算定式は非公開です。中小サイトの多くが受け取った額は自社の広告収益の0.1%未満とされており、現時点で収益源として当てにできる水準ではありません。
ただし、クリックを伴わない貢献に値段がついたことは、「流入がないから価値がない」という評価軸がプラットフォーム側から公式に否定されたことを意味します。
5. ただしその引用は、1年で半分が消える
同じ9月に、引用の持続性に関する追跡調査も公開されました。Green Flag Digitalの調査によると、2025年10月時点でChatGPTに引用されていた金融系215ページのうち50%が2026年9月時点で引用ゼロとなり、引用の維持率は14%でした。
引用は獲得して終わりではなく、維持できているかを継続的に確認する必要があることを示すデータです。
6. 検索順位は、もうAI引用の代理指標ではない
GEO専業Brandlightの調査では、Google検索上位とAI引用の重複率が70%超から20%未満まで低下しました。535万件のAI引用を分析したKingsworth Researchも「順位はAI引用シェアの代理指標にならない」と結論づけています。
また、SEO専門家131人・103要因・13,665データポイントを集計したZyppy × Search Engine Landの調査では、llms.txtやAI向けチャンキングといったAI特化テクニックは「ほぼ効果なし」とされ、重要とされたのは検索意図との関連性、コンテンツ品質、ブランドへの信頼・認知でした。
■ レポート収録内容(全18ページ)
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2026年9月のタイムライン(週別・全18トピック)
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AI Contribution Pilot の内容と、引用の性質の変化
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引用の揮発性(維持率14%)と、9月に観測された引用側の揺れ
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検索順位とAI引用の乖離に関する3つの調査
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モデル交代の加速(Gemini 3.8 Flash/3.8 Live)と、引用リンク消失の不具合
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ゼロクリックの学術的裏づけ
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AI Overviewの面の拡大(米国表示率25.8%→39.4%、ブランド検索26%→80%超)
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当社実測:全30ジャンルの出現率・ゼロクリック率・CTR低下率の一覧と8週間の推移
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当社実測:AI Overview引用元ドメインTOP10
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当社独自調査:BtoB商材の選定における生成AIの利用実態
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計測環境の前進と限界、クローラー制御の変更
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市場動向(海外の資本集約/国内の参入状況)
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実務の5原則チェックリスト
■ 代表コメント
株式会社Itera 代表取締役 武藤 尭行
「9月は、引用に値段がついた月でした。Googleが引用に報酬を払い始め、国内では新聞社が引用を広告商品として売り始めています。引用が事業価値を持つことは、もう前提になりました。
ただし同じ月に、1年後の引用維持率は14%という追跡調査が出ています。引用は資産ですが、放置すれば半分が消える資産です。
私はSEO・MEO・LLMOと12年にわたって『検索×計測』の領域に携わってきましたが、評価軸がこれほど短期間で入れ替わる局面は経験がありません。順位という枠組みの限界は、Google自身が認めています。
獲得したか、維持できているか、競合と比べてどうか。この3点を自社の数字で持てるかどうかが、来期以降の差になると考えています。本レポートが、その体制を整える一助になれば幸いです」
■ レポート概要
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名称:2026年9月 LLMO/AIOトレンドレポート
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発行:株式会社Itera(LLMOチェキ)
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公開日:2026年10月5日
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形式:PDF(全18ページ)
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価格:無料
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入手方法:当社サイトよりダウンロード
■ AI検索引用計測SaaS「LLMOチェキ」について
「LLMOチェキ」は、ChatGPT・Gemini・Claude・Perplexity・Grok・Copilot・Google AI Overview・Google AI Modeの8つのAIエンジンを対象に、自社ブランドがAIの回答内でどれだけ言及・引用されているかを定量計測するSaaSです。
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8エンジン横断:ChatGPTのAIプロンプトシェアは70%から50%へ低下し、Gemini・Claudeが伸びています。1エンジンの計測では市場全体の動きを捉えられません
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n-shot統計計測:AIの回答は同じ質問でも試行ごとにばらつくため、十分な試行回数にもとづきWilson 95%信頼区間つきの出現率を算出します
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言及と引用の分離:名前が挙がったか、情報源として示されたかを別指標で記録し、引用の維持率を前月比で追跡できます
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日次API計測×週次実UI計測:固定プロンプト・定期反復・日本国内環境での二層計測により、モデル交代や不具合を「データの断絶」として検知し、外部要因と自社施策を切り分けます
■ 会社概要
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会社名:株式会社Itera
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代表者:代表取締役 武藤 尭行
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所在地:東京都新宿区西新宿3-3-13 西新宿水間ビル2F
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事業内容:AI検索引用計測SaaS「LLMOチェキ」の開発・提供、LLMO/AIO支援
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