デジタルコミックエージェンシーのナンバーナインを子会社化、漫画領域へ事業展開
「クリエイターエコノミー構想」を漫画領域に拡大
INCLUSIVE株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤田誠、以下「INCLUSIVE」)は、2021年12月9日開催の取締役会において、2022年1月中(予定)に株式会社ナンバーナイン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:小林琢磨、以下「ナンバーナイン」)の株式を取得し、子会社化することを決議しましたので、お知らせいたします。
■ナンバーナインの事業概要
ナンバーナインは、漫画の電子書籍配信サービスを主力事業とするデジタルコミックエージェンシーです。2018年よりサービスを開始し、2021年10月時点で5,500冊以上の漫画の電子書籍化の実績を持っています。
個人のクリエイターが制作した漫画を電子書籍化し、取次を通して最大147の電子書籍ストアに配信できるサービスを展開しており、大手電子書籍ストアやアプリへ配信し販売促進を行うことで、漫画家のデジタル上での活動を支援しています。
■子会社化の狙い
INCLUSIVEは現在、成長戦略の軸として、自社での新規事業開発、地域メディアサービスの拡大や既存事業の成長以外にも、非連続で成長を創出する投資・買収を強化しています。また、個人課金ビジネス領域において、個人の発信者が持続的に収益を獲得し、活動を継続できる環境を構築する「クリエイターエコノミー構想」を推進しています。
電子コミック市場は、2020年時点での市場規模が3,420億円、過去6年間の年平均成長率が24%であり(出典:公益社団法人全国出版協会出版科学研究所『コミック市場長期推移』)、漫画市場のデジタル化が継続する中で、中長期的に高い成長性が期待できます。ナンバーナインを子会社し、クリエイターエコノミー構想を漫画領域ならびにNFT領域に拡張することが成長につながるとの判断から、ナンバーナインの株式を取得することにいたしました。
今後、INCLUSIVEはナンバーナインと連携してクリエイターエコノミー構想を推進するとともに、すでに事業を展開している地域メディア領域において、地域のメディア会社への新規事業提案や、漫画を活用したプロモーション・地域活性化施策を実施していく予定です。また、高い市場成長性が期待できる電子コミックや動画領域には、今後も積極的に事業を展開していく方針です。
■INCLUSIVE株式会社について
(https://www.inclusive.co.jp/)
INCLUSIVE株式会社は「必要なヒトに、必要なコトを。」をビジョンに掲げ、出版社やテレビ局など、メディア企業を中心とした事業会社や、個人による情報発信のDXを推進する「事業開発会社」です。これからの事業成長の柱として、メディア企業のDX支援に加え、個人課金事業の展開や、サービスのSaaS展開、地域関連サービスの強化等を推進しています。
代表者:代表取締役社長 藤田誠
所在地:東京都港区南青山5-10-2 第2九曜ビル3F
資本金:387,285千円(2021年9月末現在)
お問い合わせ先:INCLUSIVE広報担当
メールアドレス:pr@inclusive.co.jp
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