(株)ヤギが一般財団法人PBP COTTONと共に、インドでの持続可能なオーガニックコットンの生産者支援プロジェクトをスタート
「シードプロジェクト」:オーガニックコットン生産の透明性と持続可能性を推進する、新しい生産者支援活動をスタートします。
本プロジェクト立上げの背景
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う今春の都市封鎖により、オーガニックコットンの生産量世界一のインドでは、特に小規模綿花栽培農家に深刻な影響が出ました。通常、収穫した綿花は毎年2~4月にかけてジンニング(綿繰り)工場へ持ち込まれて農家は収入を得ますが、都市封鎖によりジンニング工場が操業停止し、綿農家は収入を絶たれました。その結果、栽培のための<種子>も買えない状況となり、当社は加盟している一般財団法人PEACE BY PEACE COTTON(以下、PBP財団)を通じて、今年6月に緊急支援を行いました。
当社は 2006 年に国際認証「GOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイル・スタンダード)」を取得し、以前から地球環境に配慮したコットンの流通推進とインドの綿農家支援を続けており、昨年は国際認証のついたオーガニックコットンの取扱高も国内トップクラスの年間300トンを超えました。今回のような事が二度と起こらないよう、当社は PBP 財団と共に新たなプロジェクトを立ち上げます。同じPBP財団のメンバーであり、インドで最大手のオーガニックコットン紡績メーカーであるナハール社を通じ、支援地域の綿花に種子購入の寄付金も積み上げて買い上げ、紡績したオリジナル糸(PBPヤーン)を展開いたします。
寄付金は目的を以下の2つに限定し、現地のPBP財団メンバーであるNPO、チェトナから生産者に還元いたします。
1. オーガニックコットンの種子を買う為の補助
2. オーガニックコットンの購入の際、ケースあたり一定のプレミアム(寄付金分)を積み、PBPによる生産者支援に活用する
上記の支援を行う為、対象地域の生産者をリスト化し、支援先と支援規模の<見える化>を行います。
インドの綿花栽培農家を支援するために、より多くの企業にこのシードプロジェクトに参加してもらい、サスティナブルな社会の実現を目指します。また、支援2に関しては、プレミアムの対価として品質向上を目的とした生産者教育を行います。<例:綿花から夾雑物(ゴミ)を丁寧に取り除くことで、商品価値が上がり収入増加に繋がることを指導>
「現地で取れた綿を後工程までマネジメントしていく事はプロジェクト発足当初からの悲願でもありました。また、遺伝子組み換えでない種の支援をする取り組みは、有機農法にとって非常に重要な意味を持ちます。ヤギさん、ナハールさんという心強いパートナーとともに次の循環を作っていける事がとても楽しみです。」
- PBP財団 代表理事 葛西龍也 -
本プロジェクト関係者の概要
当社グループは、持続可能な社会の実現に貢献するべく、エシカル事業の拡大に取り組んでおります。
この取り組みを総称して「YAGIthical(ヤギシカル)」と名付け、人や社会、環境に配慮した取り組みを行っています。ヤギシカルの活動は、国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)と関連付け、SDGsの達成に貢献してまいります。YAGIthical 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/yagithical/?hl=ja
一般財団法人PEACE BY PEACE COTTONが取り組むPEACE BY PEACE COTTONプロジェクトとは、インド産のオーガニックコットンを使用した製品に基金を付けて販売し、その基金を活用してインドの綿農家の有機農法への転換支援と、農家の子供たちの就学・奨学支援を行う取り組みです。収穫されたコットンで新たに製品がつくられ、再びお買い物を楽しんでいただける機会へつながる循環を実現することで、参加するすべての人の笑顔や、豊かな大地がずっと先の未来まで続く仕組みを目指しています。
以上
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う今春の都市封鎖により、オーガニックコットンの生産量世界一のインドでは、特に小規模綿花栽培農家に深刻な影響が出ました。通常、収穫した綿花は毎年2~4月にかけてジンニング(綿繰り)工場へ持ち込まれて農家は収入を得ますが、都市封鎖によりジンニング工場が操業停止し、綿農家は収入を絶たれました。その結果、栽培のための<種子>も買えない状況となり、当社は加盟している一般財団法人PEACE BY PEACE COTTON(以下、PBP財団)を通じて、今年6月に緊急支援を行いました。
当社は 2006 年に国際認証「GOTS(グローバル・オーガニック・テキスタイル・スタンダード)」を取得し、以前から地球環境に配慮したコットンの流通推進とインドの綿農家支援を続けており、昨年は国際認証のついたオーガニックコットンの取扱高も国内トップクラスの年間300トンを超えました。今回のような事が二度と起こらないよう、当社は PBP 財団と共に新たなプロジェクトを立ち上げます。同じPBP財団のメンバーであり、インドで最大手のオーガニックコットン紡績メーカーであるナハール社を通じ、支援地域の綿花に種子購入の寄付金も積み上げて買い上げ、紡績したオリジナル糸(PBPヤーン)を展開いたします。
透明性と持続性のある支援の仕組み
寄付金は目的を以下の2つに限定し、現地のPBP財団メンバーであるNPO、チェトナから生産者に還元いたします。
1. オーガニックコットンの種子を買う為の補助
2. オーガニックコットンの購入の際、ケースあたり一定のプレミアム(寄付金分)を積み、PBPによる生産者支援に活用する
上記の支援を行う為、対象地域の生産者をリスト化し、支援先と支援規模の<見える化>を行います。
インドの綿花栽培農家を支援するために、より多くの企業にこのシードプロジェクトに参加してもらい、サスティナブルな社会の実現を目指します。また、支援2に関しては、プレミアムの対価として品質向上を目的とした生産者教育を行います。<例:綿花から夾雑物(ゴミ)を丁寧に取り除くことで、商品価値が上がり収入増加に繋がることを指導>
「現地で取れた綿を後工程までマネジメントしていく事はプロジェクト発足当初からの悲願でもありました。また、遺伝子組み換えでない種の支援をする取り組みは、有機農法にとって非常に重要な意味を持ちます。ヤギさん、ナハールさんという心強いパートナーとともに次の循環を作っていける事がとても楽しみです。」
- PBP財団 代表理事 葛西龍也 -
本プロジェクト関係者の概要
【株式会社 ヤギ】(URL:https://www.yaginet.co.jp/)
当社グループは、持続可能な社会の実現に貢献するべく、エシカル事業の拡大に取り組んでおります。
この取り組みを総称して「YAGIthical(ヤギシカル)」と名付け、人や社会、環境に配慮した取り組みを行っています。ヤギシカルの活動は、国連の提唱する持続可能な開発目標(SDGs)と関連付け、SDGsの達成に貢献してまいります。YAGIthical 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/yagithical/?hl=ja
【一般財団法人PBP COTTON】(URL:http://pbpcotton.org/ )
一般財団法人PEACE BY PEACE COTTONが取り組むPEACE BY PEACE COTTONプロジェクトとは、インド産のオーガニックコットンを使用した製品に基金を付けて販売し、その基金を活用してインドの綿農家の有機農法への転換支援と、農家の子供たちの就学・奨学支援を行う取り組みです。収穫されたコットンで新たに製品がつくられ、再びお買い物を楽しんでいただける機会へつながる循環を実現することで、参加するすべての人の笑顔や、豊かな大地がずっと先の未来まで続く仕組みを目指しています。
以上
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