ベリトランス、「IVR決済ソリューション」をスクロール360のEC一元管理システム「eシェルパモール」に提供
~電話受注時における、EC事業者環境でのクレジットカード情報の非保持化を実現~
株式会社デジタルガレージ(東証一部 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO:林 郁、以下:DG)の子会社で、決済事業を手がけるベリトランス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役執行役員社長:篠 寛、以下:ベリトランス)は、株式会社スクロール360(本社:静岡県浜松市中区、取締役社長 山崎正之)が提供するEC事業者向け一元管理システム「eシェルパモール」に対し、電話受注時の音声自動応答型クレジットカード決済サービス「IVR(音声自動応答)決済ソリューション」の提供を開始しました。
■「IVR決済ソリューション」概要
「IVR決済ソリューション」は、TV・カタログ通販や予約サービス等、消費者が電話で商品やサービスを購入する際、クレジットカード決済を希望すると、オペレーターから自動音声に切り替わり、消費者が自らカード番号を入力し決済を完了させることが可能なサービスです(特許第5457498号)。
EC事業者は「eシェルパモール」に搭載された本機能を利用することで、自社システム・環境でクレジットカード情報を取り扱う必要がなくなるため、一般社団法人 日本クレジット協会が発表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画*1(以下:実行計画)」がクレジットカード加盟店に要請している「クレジットカード情報の非保持化」を実現することが可能です。
また、本ソリューションは外線転送可能な電話機とインターネット接続したPCがあれば、システム開発・連携をすることなく手軽で安価に導入でき、オペレーター1席からでも利用できます。通販事業者をはじめ、不動産会社、葬儀会社、交通機関や旅行代理店など、300社以上の各種業種の企業に活用されており、事業者におけるセキュリティ環境整備の支援だけでなく、電話受注業務の負荷軽減にも貢献しています。
▶「IVR決済ソリューション」概要: https://www.veritrans.co.jp/payment/ivr.html
■背景
Eコマースの拡大に伴いクレジットカード決済が増加する中、システム脆弱性を突いた不正アクセスによるカード情報の漏えいも拡大しています。また、漏えいしたカード情報や偽装カードを悪用した不正使用も上昇傾向にあり、2016年の被害額は140億円と2012年から5年で約2倍に増加*2しました。
このような背景を受け、「日本再興戦略」の一環としてキャッシュレス決済の普及を図る日本政府は、クレジットカードを安全に利用できる環境整備・法整備を推進しています。2016年12月には、臨時国会にて割賦販売法*3の改正法案が可決され、販売事業者ではカード情報の適切な管理と不正使用防止対策の実施、カード会社・決済代行事業者では、悪質な加盟店排除を目的に、事業者を登録制とし加盟店管理強化が義務化されました。
民間では、2016年2月にクレジット取引セキュリティ対策協議会が「実行計画」を発表しました(現在は2017年版に更新)。本実行計画では、カードを取り扱う全事業者のセキュリティ対策強化を掲げており、EC事業者においては2018年3月末までに「自社環境でのカード情報の非保持化」または「PCI-DSS*4への準拠」に加え、「多面的・重層的な不正使用対策の導入」が要請されています。
■今後の展開
ベリトランスは、社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、実行計画が掲げる、2018年3月末に迫った非対面加盟店のカードセキュリティ強化対応を推進していきます。今後も、決済サービスにおけるリーディングカンパニーとして、政策や業界動向をスピーディに汲み取り、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを内外より拡充してまいります。
*1 「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」 http://www.j-credit.or.jp/security/pdf/plan_2017.pdf
*2 出典:「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」一般社団法人日本クレジット協会発表
*3 割賦販売法:クレジットカード取引など割賦販売に係る公正・健全な取引の確保を目的に定められた法律
*4 PCI-DSS:「Payment Card Industry Data Security Standard」の略で、VISAやJCBなどクレジットカードの国際ブランドが共同策定したカード情報保護のためのグローバルセキュリティ基準。
【eシェルパモールについて】 http://www.scroll360.jp/service/system/e-sherpamall/
株式会社スクロール360が提供するEC一元管理システム。楽天、Yahoo!ショッピング、Amazon等のECモールの商品・販売・在庫情報を一元管理でき、モール毎の受注情報の自動取込み機能を有する。各種カートシステムとも連動することで、自社サイトとの商品・販売・在庫情報等の連携も可能に。(2016年10月から販売)
【ベリトランスについて】 https://www.veritrans.co.jp/
デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダー。近年では、モバイルPOS、モバイルバーコード決済等のオフライン決済事業も提供。社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、DGグループのイーコンテクストと共に、行政・クレジットカード業界への提言、政策や業界動向に応じたサービスのスピーディーな提供など、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを拡充しています。
■「IVR決済ソリューション」概要
「IVR決済ソリューション」は、TV・カタログ通販や予約サービス等、消費者が電話で商品やサービスを購入する際、クレジットカード決済を希望すると、オペレーターから自動音声に切り替わり、消費者が自らカード番号を入力し決済を完了させることが可能なサービスです(特許第5457498号)。
EC事業者は「eシェルパモール」に搭載された本機能を利用することで、自社システム・環境でクレジットカード情報を取り扱う必要がなくなるため、一般社団法人 日本クレジット協会が発表した「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画*1(以下:実行計画)」がクレジットカード加盟店に要請している「クレジットカード情報の非保持化」を実現することが可能です。
【 「eシェルパモール」と「IVR決済ソリューション」の連携イメージ 】
また、本ソリューションは外線転送可能な電話機とインターネット接続したPCがあれば、システム開発・連携をすることなく手軽で安価に導入でき、オペレーター1席からでも利用できます。通販事業者をはじめ、不動産会社、葬儀会社、交通機関や旅行代理店など、300社以上の各種業種の企業に活用されており、事業者におけるセキュリティ環境整備の支援だけでなく、電話受注業務の負荷軽減にも貢献しています。
▶「IVR決済ソリューション」概要: https://www.veritrans.co.jp/payment/ivr.html
■背景
Eコマースの拡大に伴いクレジットカード決済が増加する中、システム脆弱性を突いた不正アクセスによるカード情報の漏えいも拡大しています。また、漏えいしたカード情報や偽装カードを悪用した不正使用も上昇傾向にあり、2016年の被害額は140億円と2012年から5年で約2倍に増加*2しました。
このような背景を受け、「日本再興戦略」の一環としてキャッシュレス決済の普及を図る日本政府は、クレジットカードを安全に利用できる環境整備・法整備を推進しています。2016年12月には、臨時国会にて割賦販売法*3の改正法案が可決され、販売事業者ではカード情報の適切な管理と不正使用防止対策の実施、カード会社・決済代行事業者では、悪質な加盟店排除を目的に、事業者を登録制とし加盟店管理強化が義務化されました。
民間では、2016年2月にクレジット取引セキュリティ対策協議会が「実行計画」を発表しました(現在は2017年版に更新)。本実行計画では、カードを取り扱う全事業者のセキュリティ対策強化を掲げており、EC事業者においては2018年3月末までに「自社環境でのカード情報の非保持化」または「PCI-DSS*4への準拠」に加え、「多面的・重層的な不正使用対策の導入」が要請されています。
■今後の展開
ベリトランスは、社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、実行計画が掲げる、2018年3月末に迫った非対面加盟店のカードセキュリティ強化対応を推進していきます。今後も、決済サービスにおけるリーディングカンパニーとして、政策や業界動向をスピーディに汲み取り、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを内外より拡充してまいります。
*1 「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」 http://www.j-credit.or.jp/security/pdf/plan_2017.pdf
*2 出典:「クレジットカード不正使用被害の集計結果について」一般社団法人日本クレジット協会発表
*3 割賦販売法:クレジットカード取引など割賦販売に係る公正・健全な取引の確保を目的に定められた法律
*4 PCI-DSS:「Payment Card Industry Data Security Standard」の略で、VISAやJCBなどクレジットカードの国際ブランドが共同策定したカード情報保護のためのグローバルセキュリティ基準。
【eシェルパモールについて】 http://www.scroll360.jp/service/system/e-sherpamall/
株式会社スクロール360が提供するEC一元管理システム。楽天、Yahoo!ショッピング、Amazon等のECモールの商品・販売・在庫情報を一元管理でき、モール毎の受注情報の自動取込み機能を有する。各種カートシステムとも連動することで、自社サイトとの商品・販売・在庫情報等の連携も可能に。(2016年10月から販売)
【ベリトランスについて】 https://www.veritrans.co.jp/
デジタルガレージグループで、オンライン決済事業を提供する決済プロバイダー。近年では、モバイルPOS、モバイルバーコード決済等のオフライン決済事業も提供。社会インフラに成長した決済サービスの担い手として、DGグループのイーコンテクストと共に、行政・クレジットカード業界への提言、政策や業界動向に応じたサービスのスピーディーな提供など、EC事業者・消費者に必要とされる安全安心な環境、ソリューションを拡充しています。
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