大学生向けプログラミング学習コミュニティ『POSSE』、チーム開発の決勝イベントを開催
初代デジタル大臣 平井卓也衆議院議員が基調講演でAI時代の責任と価値創造を語る。最優秀賞はOOPARTS・marniの2チームが受賞、オフィス戦略や組織マネジメント等企業の実課題に挑む開発成果を発表

株式会社アンチパターン(本社:東京都港区、代表取締役:小笹佑京、以下:アンチパターン)が運営する大学生向けプログラミング学習コミュニティ『POSSE(ポッセ)』は、2026年4月12日(日)にチーム開発イベントの決勝大会を開催しました。
本イベントでは、初代デジタル大臣の平井卓也衆議院議員が基調講演に登壇し、「AI時代の責任と価値創造」をテーマに、これからのデジタル人材のあり方について語りました。学生はハイブリッドワーク下のオフィス最適化や、チームの生産性・モチベーション向上といった企業の実課題を題材に、約8週間にわたるチーム開発の成果を発表。最優秀賞は「OOPARTS」「marni」の2チームが受賞しました。


急速なデジタル化が進む現代において、日本においては高度なデジタルスキルと実践力を兼ね備えた人材の育成が喫緊の課題となっています。こうした背景のもと、『POSSE』は、大学生が在学中からチーム開発を通じて現場で活躍できる実践力を身につけ、将来の多様なキャリアを切り開くことを目的としたコミュニティとして運営されています。
本イベントは、初級プログラムにおいて主催のアンチパターン自らが大学生のスキルレベルに合わせた独自テーマを設計。また、中級プログラムでは株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表取締役:小笹芳央、証券コード:2170、以下:リンクアンドモチベーション)に昨年に引き続き中級プログラムの開発テーマ提供企業としてご参画いただき、約8週間にわたる実践的なチーム開発を行ってきました。
アンチパターンは、『POSSE』の活動と開発テーマ提供企業各社様との連携を通じて、今後も社会で活躍できるデジタル人材の育成に貢献してまいります。
◾️イベント実施概要
概要:約2ヶ月かけて行うチームでのプロダクト開発イベント。ヒアリングを元に要件定義から設計・開発・テスト・発表まで行います。
開催日:2026年4月12日(日)
参加者:POSSEに所属する大学生約100名/協力企業関係者等
発表チーム:初級プログラム4チーム/中級プログラム4チーム
イベント内容:参加チームによるプレゼンテーション/審査講評/基調講演
基調講演:平井卓也衆議院議員
協力企業:リンクアンドモチベーション
主催:アンチパターン
◾️平井卓也衆議院議員による基調講演
基調講演では、初代デジタル大臣を務めた平井卓也衆議院議員が登壇し、インターネット、クラウド、そしてAIへと続く技術進歩の歴史を踏まえながら、AI時代におけるAIとの向き合い方について講演しました。
平井氏は、AI時代の政治に求められる姿勢として、失敗を許容しつつ法規を迅速に更新する「責任あるアジャイルガバナンス」の重要性に言及しました。
また、AIが既存の仕事を代替する時代において、人間に求められるのは「責任を伴う意思決定」や「感性」による価値創造であると指摘。AIに制御されるのではなく、AIを使いこなし、人間ならではの価値を高める生き方を目指してほしいと学生たちを激励されました。デジタルでは代替できない「仲間との絆」をPOSSEで育む学生たちへ、変化の激しい時代をワクワクしながら謳歌してほしいと、熱いエールをいただきました。
さらに、学生が開発したプロダクトを実際にご覧になり、その技術力のみならず、課題解決のアイデアやプレゼンテーション力についても高く評価されました。POSSEの活動に対しても「生涯の仲間ができる素晴らしい取り組みである」と、深い共感と称賛のお言葉をいただきました。

◾️リンクアンドモチベーションによる開発テーマ提供の背景
『POSSE』が目指す「技術と人格力を兼ね備えた次世代デジタル人材の育成」という理念と、その実践的な取り組みに対し、リンクアンドモチベーションより強いご賛同をいただき、今回の開発テーマの提供企業としてプログラムに参画いただきました。
リンクアンドモチベーションは、「私たちはモチベーションエンジニアリングによって組織と個人に変革の機会を提供し意味のあふれる社会を実現する」をミッションに掲げ、コンサルティングとプロダクトの両輪で組織変革・人材開発をご支援されています。同社は、『POSSE』がテクニカルスキルだけでなく、チームで成果を生み出す上で不可欠な「基礎スキル」や「物事への向き合い方」といった人間力の育成を重視する教育方針に強く共感。学生たちの挑戦を現場の視点からサポートすることの意義を感じ、昨年に引き続き中級プログラムのスポンサーを務めていただきました。

株式会社リンクアンドモチベーション:https://www.lmi.ne.jp/
◾️開発テーマと伴走支援の内容
本イベントでは、学生たちが実務に近い環境で開発に没頭できるよう、主催のアンチパターンとリンクアンドモチベーションの2社が、約8週間の開発期間を通して、独自のテーマ提供と手厚い伴走支援を行いました。各プログラムにおける具体的な関わりは以下の通りです。
▼初級プログラム:アンチパターン
・開発テーマ:
アンチパターンは、オフィスの適正サイズを判断しつつ、より良いオフィス活用を促進するための「企業向けオフィス利用可視化ソフトウェア」というテーマを提供しました。
ハイブリッドワークの普及に伴い、企業では「オフィスサイズの最適化」が経営課題の一つとなっています。そこで学生たちは、データに基づく意思決定を支援するプロダクト開発に取り組みました。単なる入退出管理にとどまらず、空間負荷率の算出や、オフィスの拡大・縮小を想定したコストシミュレーション、付加価値向上に向けた施策支援など、経営判断に活用できるデータの可視化を目指しました。
・サポート内容:
初級プログラムでは、アンチパターン代表の小笹が自ら開発テーマを設計。初めてチーム開発に挑戦する学生たちが、要件定義からデリバリーまでの開発サイクルを本質的に理解できるよう、エンジニアリングのプロフェッショナルな視点からプログラムを構築しました。開発テーマに関わる資料の提供のみならず、計2回の要件ヒアリングでは、プロダクト開発の現場で求められる思考法やスタンスを伝えることで、参加した学生たちが自走できるエンジニアへと成長するための土台作りを全力でサポートしました。
▼中級プログラム:リンクアンドモチベーション
・開発テーマ:
リンクアンドモチベーションは、「チームの生産性とモチベーションを高めるプロダクト開発」をテーマとして設定しました。学生たちは、プロジェクトの停滞や進行の遅れといった課題に対し、「役割設計」「進捗管理」「コンディション把握」「相互理解促進」の4機能を備えたアプリケーションの開発に取り組みました。
・サポート内容:
昨年に引き続き、リンクアンドモチベーションは、中級プログラムのスポンサーとして参画し、実践的な開発課題を提供。プログラム開始時のキックオフにおける丁寧な開発テーマの説明に加え、開発期間約8週間にわたり計4回の要件ヒアリングを実施。学生チームからの質問や相談に真摯に向き合い、プロダクトの方向性や実現可能性について具体的なフィードバックを継続的に行いました。さらに、学生に向けた講演会も実施し、現場の知見やキャリアに関する示唆を与えるなど、技術面にとどまらず、学生の視野を広げる多角的なサポートを提供。『POSSE』の学生たちが持つポテンシャルを最大限に引き出すべく、開発プロセス全体を通じて伴走し、その挑戦を力強く後押ししていただきました。
◾️学生ファイナリストによるプレゼンテーションと結果発表
本イベントのハイライトとして、選抜されたファイナリストによるプレゼンテーションが行われました。初級プログラムからは「親子丼」「お力添えパセリ」「OOPARTS」「Tetra-X」の4チーム、中級プログラムからは「BIG3」「インスピレーション」「ぱーてぃーちゃん」「marni」の4チームが開発の集大成を発表しました。
審査の結果、以下の通り、初級最優秀賞・中級最優秀賞の各賞が決定しました。

|
賞名 |
チーム名 |
テーマ |
概要 |
受賞コメント |
|---|---|---|---|---|
|
初級最優秀賞 |
OOPARTS |
経営者向けオフィス利用データ分析サービス |
経営者が、オフィス利用実態を可視化し、適正なオフィス戦略をデータに基づいて判断できるプロダクト作成 |
家族や友人など、いろんな人に支えてもらったおかげで、最後まで駆け抜けることができました。成長と学びの機会をありがとうございました。 |
|
中級最優秀賞 |
marni |
マネジメント層向けチームの生産性とモチベーション向上支援サービス |
マネージャーが、生産性とモチベーションの状態を可視化し、役割設計や相互理解の促進を通じてチームの実行力を高めるプロダクト作成 |
開発するだけでなく、プロダクトの本質的な価値を考え抜いた2ヶ月間でした。チームのメンバーや支えてくれた周囲の方々に感謝したいです。 |
<初級審査員>
・小笹 佑京(アンチパターン 代表取締役社長)
<中級審査員>
・福井 慎也(リンクアンドモチベーション プロダクトデザイン室)
各チームのプレゼンテーション後には、審査員から開発プロセスやユーザー目線、将来の展開に関する具体的な質問が投げかけられ、学生たちも真剣に応答していました。
講評では、今後の改善に向けた実践的なアドバイスが数多く寄せられたほか、審査員からは「優勝チームのプロダクトは、すぐにでも顧客に提案できるほどのクオリティで感動した」といった驚きの声や、「今回惜しくも優勝を逃したチームも、この経験を振り返り自身の成長に繋げてほしい」という温かい励ましが贈られました。また、「年々、POSSEのチーム力と技術力の高まりを着実に感じており、今後も非常に期待したい」と、コミュニティ全体の進化についても高く評価され、学生たちの努力と挑戦に対して会場全体から温かいエールが送られました。


◾️大学生向けプログラミング学習コミュニティ『POSSE』について
『POSSE』は、アンチパターンが運営する大学生向けプログラミング学習コミュニティです。「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」というミッションのもと、単なるプログラミングスキル習得に留まらず、大学4年間を通じて、実践的な開発力と社会で即戦力として活躍できる「デジタル人材」の育成を目指しています。2020年の開講以来、累計400名以上の大学生が参加しており、女子学生が約半数、文系出身者が約9割を占めるという、全国でもユニークな構成を持つコミュニティです。年間を通じて勉強会、チーム開発、ハッカソンイベントなど多彩な活動を実施し、技術だけでなく仲間との対話や協働を通じた成長の機会を提供しています。
POSSE: https://posse.community/

実践的な活動を通して得られる学びは、学生たちの即戦力となり、卒業後には様々な業界・ポジションで活躍できる人材へと成長を促します。特に、文系の学生であっても、『POSSE』での経験を活かし、大手IT企業への内定獲得を実現する学生が多数います。
◾️アンチパターンについて
当社は『日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ』という理念を掲げるスタートアップ企業です。ソフトウェア開発支援や内製化支援、エンジニア教育、採用事業を通じて、日本のIT業界の発展に貢献しています。また、国内で2社しかいないAWS SaaS コンピテンシーパートナーとして、SaaS開発に不可欠な『SaaS コントロールプレーン』をSaaSとして提供し、エンジニアの工数削減や技術ナレッジの提供を支援しています。詳細については、https://anti-pattern.co.jp/ をご覧ください。
◾️会社概要
会社名:株式会社アンチパターン
所在地:東京都港区南青山3丁目15−9 MINOWA表参道3階
代表者:代表取締役 小笹佑京
設立:2019年7月
事業内容:システム開発事業、コワーキングスペース運営、エンジニアマッチング事業
認証:情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)
JIS Q27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)認証番号 IS 794005

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