国際女性デーに考えたい、あなたと私の「同意」について Z世代の57%が「同意は信頼関係を深めてくれる」と回答 でも4割が自分から聞くのは’’難しい’’
Tinder®とNPO法人mimosasが共同で恋愛・親密な関係における「同意」に関する意識調査を実施

Tinderは、3月8日の国際女性デーにあわせ、性的同意や性暴力の防止啓発に取り組むNPO法人mimosas(ミモザ)と共同で、日本全国の18~33歳を対象に「恋愛・親密な関係における同意」に関する意識調査を実施しました。
Tinderでは、これまでも「Tinderデートのしおり− Safe Dating Guide」や「同意について考えよう−Let's Talk Consent」などのコンテンツを通して、安心して出会いを楽しめる環境づくりのために、同意に関する啓発活動を行ってきました。また、「同意について考えよう−Let’s Talk Consent」の監修を務めたmimosasとのパートナーシップのもと、同法人が作成したハンドブック「MIMOSAS BOOK -あなたが傷つかないための性の本」の配布支援や、女性に対する暴力根絶を訴える「パープルリボン運動」期間中に「誰もが安心して出会えるマッチングアプリの在り方」をテーマとしたメディア向け講演会を開催するなど、継続的な取り組みを行っています。
今回の調査は、国際女性デーにあたり、若者の間での「性的同意」の広がりの実態を把握することを目的に実施しました。その結果、Z世代にあたる18〜25歳の多くが「同意」という言葉やその重要性を理解し、「同意」を求められることに「安心」「信頼」「嬉しい」といったポジティブな感情を抱いている一方で、具体的な伝え方や確認方法については学ぶ機会が十分とはいえず、実際に自ら同意を取る場面では難しさを感じている現状が明らかになりました。
今回の調査結果を受けて、3月4日(水)から国際女性デー当日の3月8日(日)までの間、Tinderアプリ内でも啓発を行います。スワイプ画面内に調査結果を知らせるカードを配信し、「性的同意」に関する理解を深めていただける機会を提供します。

■ 「同意」という概念自体はすでに“新たなスタンダード”となっている
全体の94.6%が「同意は重要」と回答しました。また、性的行為(86.2%)だけでなく、写真撮影でも50.8%、個人情報の共有でも58.8%と、日常的な場面においても、5〜6割が「同意が必要」と認識しています。
「同意」という概念は、すでに若者世代に浸透していることが明らかになりました。
【グラフ1】あなたは恋愛や、親密な関係性における「同意」について、どの程度重要だと思いますか。

■ それでも“難しい”と感じる人が多い
一方で、「同意をとることは難しい/やや難しい」と感じる男性は45.2%、女性は33.7%にのぼりました。特にZ世代の男性48.6%、女性は38%と回答しており、より若い世代ほど難しさを感じる傾向が見られ、重要性は理解されている一方で、実践には心理的なハードルがあることが示唆されました。また、難しさの感じ方には男女差が見られ、同意をめぐる不安や認識のあり方にジェンダーによる違いが浮き彫りとなりました。
▼mimosasコメント
「社会構造の中に組み込まれている無意識の"男らしさ""女らしさ"が、『同意をとる・とられる』意識の主体性に影響している可能性があるのでは。」
【グラフ2】あなたは、恋愛や、親密な関係性において、相手に「同意」をとることを難しいと感じますか。

■ 難しさの正体は「関係を壊したくない」という不安と実践不足
同意が難しいと感じる理由の上位は、「断られるかもしれない不安」(53.7%)、「雰囲気を壊してしまうのではという懸念」(54.4%)、「どう伝えればよいか分からない」(54.1%)となりました。同意の壁は無関心ではなく、「関係を大切にしたい」という思いと、具体的な方法を学ぶ機会の不足に起因していることがうかがえます。
■ 「同意は誰がとるものか」の認識には男女差が顕著に
「同意はお互いに確認するもの」と回答した割合は、女性が80.4%、男性が64.7%となりました。一方、「自分が確認するもの」と考える傾向は男性のほうが高い結果(男性17.1%、女性5.3%)となりました。さらに、「同意を取ることは難しい」と感じる人の割合は、「同意はお互いに確認するもの」と回答した人のうちでは38.0%であるのに対し、「自分(または相手)が確認するもの」と回答した人では45.7%でした。
「同意はお互いに確認するもの」と考えている人の方が、同意を取ることの「難しさ」を感じにくい傾向が見られ、双方向の認識が、心理的ハードルを下げている可能性が示唆されます。
■ 6割が「同意の取り方を学んだことがない」
「同意の取り方・伝え方を学んだことがない」と回答した人は全体の62%。なかでも、女性の26〜33歳のグループでは75%にのぼりました。また、「同意はいつでも撤回できる」ことを「よく知っている」と答えた人は全体の27%、「同意を確認・表明する方法」については全体の28.2%に留まりました。
「同意は大切」という価値観は共有されている一方で、実践的な知識は十分に教育・共有されていない現状が明らかになりました。
【グラフ3(左)】あなたは、これまでに「同意」のとり方や伝え方について学んだことはありますか。学んだことがある方は、具体的に学んだ方法をすべてお答えください。
【グラフ4(右)】あなたは、以下の「同意」に関する内容についてどの程度ご存じですか(「よく知っている」と答えた人の数)


(注)【グラフ4(右)】Z世代において「『同意』はお互いの信頼関係を深めてくれること」と回答した人は57%
■ 女性の4割が「断れなかった経験あり」
「断れなかった経験がある」と回答したのは女性で全体の39.2%、男性で21.1%。また、「断れなかった」その後の感情としては、「時間が経ってから後悔した」(38.5%)、「相手に伝えたいことを言葉にしづらくなった」(30.5%)、「自己嫌悪にかられた」(23.4%)が上位に挙がりました。
■ 「断る」ことは特別ではない、「同意」で生まれる安心感も
一方で、「断ったことで困ったことや良かったことがあったか」という問いに対して最も多かった回答は「特に困ったことも良かったこともない」(25.5%)となりました。また、「話し合いながら関係を進めることができた」「不安を解消できた」「信頼関係が深まった」といったポジティブな回答も、それぞれ10%程度見られました。さらに、シチュエーション別に「同意を取られること」についての感情についてたずねた設問では、ほぼすべてのシチュエーションにおいて「安心する」「信頼できる」「嬉しい」が4割以上を占めています。「同意」は安心と信頼を育むコミュニケーションであることが示されています。
▼mimosasコメント
「『断ったことはない』と答えた人も25.3%とのこと。『断らない方がいい』『断ったら嫌われる』と思ってしまうような関係性や、『断れない』状況そのものが暴力になり得るという認識がまだ日本社会に浸透していないことが伺えます。」
【グラフ5】あなたは、以下のシチュエーションにおいて「同意」を取られることについてどう感じますか。当てはまると思うお気持ちをすべてお答えください。

■ より同意を身近に、コミュニケーションの一部へ
mimosas公式Instagramアカウントでは性的同意を取るために必要なこと、加害者にならないためのチェックリストなど、同意に関する理解を広めるためのコンテンツを発信しています。
また、Tinderでは「同意について考えよう−Let's Talk Consent」や「Tinderデートのしおり− Safe Dating Guide」などを提供し、同意文化の理解促進に勤めています。
mimosas代表理事 疋田 万理氏のコメント
「2021年、mimosasが発足した当時は、まだ『同意』という言葉が日本国内でメジャーではありませんでした。5年経った2026年の今、『同意』という概念が新しいスタンダードとなり、多くの方がその重要性を感じているという結果となって、本当に嬉しいです。この調査を読む若い世代、そして自分の娘にも向けて伝えたいことは、『なんでも話せる関係性を築いて、あなたの意思を伝え、相手の意思を聞いていこう』ということです。もちろん、簡単なことじゃない。でも、逆に言えば『話せる関係性』がなければ、本当の『同意』も難しい。
相手を選ぶこと、関係性を築くこと、自己開示していくこと、それにはたくさんのエネルギーが必要だけれど、お互いの『同意』が合ったら、あなたの求めることを相手と一緒にすることができる。これから、関係性を築くことや、新しいステップを踏み入れることをよりポジティブにとらえる方が増えたら嬉しいなと思います。」
mimosas副理事 みたらし 加奈氏のコメント
「本調査の意義は、性的同意が理念としては共有され始めた一方で、実践の困難や心理的ハードルが依然として大きいという『価値と行動のギャップ』を可視化した点にあります。多くの人が同意の重要性を理解しながらも、『関係を壊したくない』という不安を抱えていること、また構造としてのジェンダー規範や、具体的な伝え方を学ぶ機会の不足によって意思表明が難しくなっている現状は、個人の問題ではなく社会的な課題だと痛感しています。
同意を取り合うことへの困難さは、暴力やメンタルヘルスへの悪化につながっていきます。だからこそ、社会の取り組みや包括的性教育の観点でも、同意を『知識』だけではなく『コミュニケーションの文化』へ転換していくことは急務です。今回は、セクシュアリティやジェンダーアイデンティティに焦点を当てず調査を実施しましたが、同意というものは全ての人の権利だからこそ、コミュニケーションを実践するための学びの提供が広く根ざされていくことも重要です。自分の体や相手の体を大切にしていく、それを安心して実践できる社会のために、この調査を生かしていきたいです。 」
Tinder広報 武村 若葉のコメント
「今回の調査を通じて、Z世代を中心とした若者の間で70%以上が“同意は重要”と理解しており、半数近くが同意を求められることに安心や信頼を感じていることが分かりました。一方で、62%は同意について学んだことがないと答えており、実際に同意を取る立場になると難しさを感じている人が多い傾向が出ています。Tinderでは、すべてのユーザーにアプリ内で安心して新たな出会いを楽しんでいただけるよう、安全性を重視しています。アプリ上での通報システムやメッセージ上での不快なメッセージ検知機能など、プロダクト上で提供する機能で安全性を高めることはもちろんですが、利用する方々がお互いに安心できるコミュニケーションを取り、お互いを尊重できる関係性を構築できる知識や理解が広まるようサポートすることもTinderの大事なミッションだと考えています。同意は『特別なルール』ではなく、出会いのプロセスの中でお互いの自由と安心を構築するための、心強いヒントになると信じています。国際女性デーにあたり、女性にはより『自分から主体的に伝えていいんだ』、男性には自分だけが背負いこむのではなく、お互いに少しずつ意思を確認していけるものなのだと感じていただき、性別関係なく全ての方々に出会いの最初から安心してYES/NOを伝え合える同意の理解がより広まることを願っています。」
【調査概要について】
調査名: 恋愛・親密な関係における「同意」に関する意識調査
調査主体: Tinder/NPO法人mimosas(ミモザ)
調査委託先: マクロミル
調査期間: 2026年2月7日~2月8日
調査方法: インターネット調査
調査対象: 全国の18~33歳の男女
有効回答数: 1,664名
※本調査の性別分析は、回答者が調査パネル登録時に申告している性別情報(男性/女性)に基づき集計しています。
《Tinder®》
2012年に誕⽣したTinder®は、わずか2年で1件のマッチから累計10億件マッチに成長し、人々の出会い方に革新をもたらしてきました。この急成長は、人間の根源的な欲求である「真のつながり」を満たす能力を示します。Tinder®は現在、累計6億3,000万回以上ダウンロード、1,000億件以上のマッチングを達成しており、190の国と地域、45以上の言語で月間約5,000万人のユーザーにサービスを提供しています。Tinder®は2024年には初のグローバル・ブランド・キャンペーン「It Starts with a Swipe™」で4つのエフィー賞を受賞しました。
Tinder® はTinder LLCの登録商標です。
公式サイト:https://tinder.co.jp/
公式X:https://twitter.com/Tinder_Japan
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/tinder_japan_official/
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