シーメンスAG監査役会、変革と価値創造を加速するための経営幹部任命を発表
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シーメンスAG監査役会、取締役会の拡大を発表
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シーメンスAG取締役デジタルインダストリーズCEO、セドリック・ナイケ(51歳)の契約期間を2025年6月1日から5年間延長
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ピーター・コルト(48歳)、2024年10月1日付けで、シーメンスAGの取締役Siemens Xceleratorおよびシーメンスアドバンタ担当最高技術責任者兼最高戦略責任者に
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ヴェロニカ・ビーナート(51歳)、2024年10月1日付けで、シーメンスAG取締役シーメンスファイナンスサービスCEOとして、シーメンス不動産サービスおよびグローバルビジネスサービスポートフォリオを担当するシーメンスファイナンスサービスCEOに
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ジム・ヘージマン・スナベのシーメンスAG監査役会会長職を2025年2月から2年間延長することを提案
シーメンスAG監査役会は本日、シーメンスの強みを生かし、リーディングテクノロジーカンパニーとしての価値創造を加速させるため、役員の任命について発表しました。 現在の取締役会は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)とサステナビリティの変革を加速させるために、過去3年間にわたる財務実績と戦略的発展を通じて会社を率いてきました。
セドリック・ナイケの5年間の契約延長することで、監査役会は、セドリックが産業オートメーションとソフトウェアビジネスの変革を成功裏に継続し、現在進めているSaaSモデルへの移行のメリットを活用できると確信していることを明示しました。
取締役会に、多様で幅広い経験を持つ2人のリーダーが加わります。 ピーター・コルトは、シーメンスとSiemens Healthineersで様々なビジネスリーダーの役割を果たしたほか、戦略とテクノロジーに関する深い経験を積んできました。キャリアの早い段階でフランスで働いた後、米国ではSiemens Healthineersで8年間働きました。 彼は2020年に最高技術責任者兼最高戦略責任者に任命されました。 コルトは、Siemens Xceleratorを構想から2022年6月の発売まで率いてきました。オープンなデジタルビジネスプラットフォームは、年率10%以上で順調に成長しています。
ヴェロニカ・ビーナートはシーメンスで30年の国際的なキャリアを積み、様々な時期に香港、クロアチア、ロシアで働き、生活してきました。 ビーナートは経営管理学の実習生としてスタートし、その後、モビリティや産業オートメーションを含む企業や地域で、様々な経営、戦略、財務の役割を担ってきました。 過去8年間、当初は最高財務責任者(CFO)として、2021年からはCEOとしてシーメンスファイナンスサービス(SFS)の発展を成功に導きました。 彼女のリーダーシップの下、SFSはシーメンスエコシステムの主要なイネーブラーへと進化し、シーメンスとその顧客の市場開拓を支援し、デジタルビジネスモデルを開発し、サステナビリティビジネスを促進してきました。 同時に、SFSは自己資本利益率(ROE) 15〜20%の範囲で堅調な利益貢献を果たしています。
監査役会会長のジム・ヘージマン・スナベは次のように述べています。「シーメンスがテクノロジーリーダーとしての強みをさらに発展させるための道筋を示すために、これらの取締役の任命に関する監査役会の決定を発表できることを嬉しく思います。 私たちには適切な戦略と適切なチームがあります。 シーメンスは正しい道を歩んでおり、さらなる価値創造に向けた戦略の実行を加速していきます。」
さらに、監査役会会長のジム・ヘージマン・スナベの職務を2025年2月から2年間延長することが提案される予定です。 スナベはさらにこう続けました「来年2月からの会長職の延長案で私を信頼してくれた監査役会の同僚に感謝します。」
今回の取締役の任命は、今年初めに社長兼CEOのローランド・ブッシュが契約を5年間延長したことに続くものです。
シーメンスAG代表取締役社長兼CEOであるローランド・ブッシュは次のように述べています。「財務、戦略、テクノロジーにおける素晴らしい経験と実績を持つヴェロニカとピーターを取締役に迎えることは重要な前進です。 セドリックとの契約延長により、オートメーションと産業用ソフトウェアにおける当社の強みをさらに発展させることができます。セドリックは、このビジネスにおける変革を続け、デジタル機能とサービスを拡大していきます。」
「また、ジムが引き続き監査役会会長を務める予定であることも嬉しく思います。 彼の専門的かつ協力的な会長としての職務と、シーメンスの戦略の実行に対する彼の継続的な支援は、チーム全体にとって不可欠です。 シーメンスは、取締役達の経験を結集することで、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)とサステナビリティの変革や価値の高い成長の支援において、これまでで最も強力な立場にあります。」
【参考資料】
本資料はシーメンスAG(ドイツ・ミュンヘン)が2024年8月7日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語および英語であり、その内容および解釈についてはドイツ語、英語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社はベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。資源効率の高い工場、弾力的な供給網、スマートなビルや送電網から、清潔で快適な交通、先進医療に至るまで、目的をもったテクノロジーを開発することで、お客様のために実質的な付加価値を提供します。シーメンスは、デジタルと現実世界を結びつけることで、顧客企業が産業や市場を変革するための力になり、数十億もの人々の日常を変えていく上での支えとなります。またシーメンスは、世界的な大手医療技術プロバイダーとしてヘルスケアの未来を創造する上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。2023年9月30日に終了した2023年度において、シーメンスグループの売上高は778億ユーロ、純利益は85億ユーロでした。2023年9月30日時点の全世界の社員数は約32万人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値想像力の強化をご支援してまいります。2023年9月末に終了した2023年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,232億円、社員数はおよそ2,600人です。詳しい情報は http://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。
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