エリクソン、沖縄セルラー、KDDIと共同で北東アジア地域初となるエリクソン製第4世代RANコンピュートプラットフォーム商用初期導入評価を完了

エリクソン（NASDAQ: ERIC）は、沖縄セルラー電話株式会社（以下、沖縄セルラー）、KDDI株式会社（以下、KDDI）と共同で、最新鋭のエリクソン製第4世代無線アクセスネットワーク（RAN）コンピュートプラットフォームを使用した屋外向けの沖縄セルラー商用ネットワークにおける初期導入評価を、北東アジア地域で初めて完了致しました。

Radioプロセッサー 6355

最新鋭のエリクソン製第4世代RAN コンピュートプラットフォームは、4G/5Gのみならず5G Advancedおよび強化されたAI/ML向けにカスタマイズされた最新のEricsson Siliconを搭載し、5Gネットワークにおける長期的なソフトウェア進化ならびにOpen RANに対応する能力を具備しており、通信事業者様における将来的なプログラマラブルネットワーク構築に貢献します。

また、Radio Processor 6355は、従来比、製品容量53%削減・消費電力35%削減という小型化・低消費電力化を達成しており、RANコンピュート製品をアンテナおよび無線機と同じサイトに設置する分散型アクセスネットワーク（Distributed RAN、D-RAN）と呼ばれるネットワーク展開において、サイト運用コストを極限まで削減するという通信事業者様のご要求を満足するべく大幅な小型化・低消費電力化を実現した製品です。

エリクソンの上席副社長および北東アジア地域の総責任者、シャフィック・ナシーフ（Chafic Nassif）は次のように述べています。
「KDDI、沖縄セルラーとの最新世代RANコンピュートプラットフォームの導入は、モバイル技術における重要な日本のみならず北東アジア地域でのマイルストーンを示しています。このブレークスルーは、現在のサービスを強化するだけでなく、将来のAI、プログラマラブルネットワーク構築に向けた一歩であり、より信頼性の高い、持続可能な体験を提供します」

沖縄セルラーの技術本部長、丸米 郁男は次のように述べています。
「沖縄セルラーにて最新鋭の第4世代プラットフォームの初期導入評価が完了したこと大変うれしく思います。本製品は一層の省電力化・小型化を達成しており、導入により沖縄セルラーのネットワークにおけるTCOの低減に寄与するものと考えています。また、今後もエリクソン社並びにKDDIグループと協力し、沖縄のネットワーク品質向上に努めます」

KDDIのアクセス技術本部長、杉崎広正は次のように述べています。

「エリクソン社と協力し沖縄セルラーにて最新鋭の第4世代プラットフォームの初期導入評価が完了したこと、KDDIグループとして大変うれしく思います。当該製品は消費電力の低減などカーボンニュートラルに向けた貢献だけではなく、O-RANにも準拠し、KDDIグループが目指すオープンかつ柔軟なNW構築の理念にも合致するものです。さらに、効率的なネットワーク運用に寄与するAI活用を見据えたハードウェアであり、ソフトウェアも含めた今後の更なる製品の進化と貢献に期待します」

エリクソンについて

エリクソンの高性能なネットワークは、毎日何十億人もの人々にコネクティビティを提供しています。エリクソンは150年近くにわたり通信テクノロジー開発のパイオニアであり続け、通信事業者や企業にモバイル通信とコネクティビティのソリューションを提案しています。お客さまやパートナーと共に、エリクソンは未来のデジタルな世界を実現します。
https://www.ericsson.com/en

エリクソンのプレスリリース・ブログの購読登録はこちらから

プレスリリース：https://www.ericsson.com/en/newsroom/latest-news/press-subscription

ブログ：https://foryou.ericsson.com/blog-subscription-center.html

ソーシャルメディアでフォローをお願いします

X： https://x.com/ericssonjapan

Facebook：https://www.facebook.com/EricssonJapan/

LinkedIn：https://www.linkedin.com/company/ericsson

詳細情報

エリクソンニュースルーム

https://www.ericsson.com/en/newsroom