駿河屋(株式会社エーツー)が鉄道模型メーカーの株式会社カツミを子会社化
老舗鉄道模型メーカーの信頼と技術力。駿河屋の販売網との連携による新たなシナジーが実現。
駿河屋を運営する「株式会社エーツー(以下エーツー)」が、2023年3月31日付で「株式会社カツミ(以下カツミ)」の全株式を取得しました。
エーツーはインターネット通販「駿河屋JP」を旗艦事業とし、創業25年目を迎える企業で、新品・中古商材を取り扱うメディアリサイクル事業を展開しています。
また、「駿河屋」「ブックマーケット」「エーツー」などの屋号にて直営及びFCでの全国実店舗展開も行っており、店舗数は3月末日時点で約100店舗を数えます。
主にゲームソフト、CD、DVD等のメディア商材を中心に、近年ではアニメ雑貨、プラモデル、ミニカー、フィギュア、トレカなどのホビー系商材を主力商品として取り扱っています。
2021年には、RCモデルメーカーの「京商」をグループ会社に加え、ホビー商材の拡充とメーカーとしての機能を獲得しました。
本年には、旧静岡丸井ビルの土地建物を取得。「ホビーの街」を掲げる同市の新たなランドマークとして、本社の移転および旗艦店のオープンを計画しています。
カツミは、1947年創業の老舗鉄道模型メーカー。
かつてはアメリカへの輸出製品を手掛け、その作りの良さは鉄道模型ファンからも定評を得ています。
現在では主にHOスケールの電車や新幹線などを製造しており、本物志向のユーザーを魅了する製品を作り続けています。
この度の資本提携によって、駿河屋が持つ3,000万件以上のビックデータを生かした商品開発や、グループ会社を含む国内外のリアル店舗とECサイトの販路を使った販売促進などでの連携が可能となります。
年々需要が拡大している模型・ホビー市場に対して、顧客が望むサービスや体験価値を提供し続ける事。その実現の為にカツミを含むグループ会社と連携しホビー商材の強化を進めていきます。
また、駿河屋はジョブ型雇用でのプロフェッショナル人材の採用を行なっており、鉄道模型のスペシャリストの採用を進めています。より完璧な鉄道コーナーを店舗及びECサイト内に構築する事を目指す中で、カツミの子会社化は大きく貢献していくと考えています。特にジオラマ作りや鉄道会社限定商品の開発において知見があり、大きなシナジー効果が期待されます。
今後は販売だけに留まらず、京商やカツミの技術力を生かした高品質な商品の製造。
メーカーとして国内外へ向けた販売を視野に、ホビーを愛する世界中の方々へ「駿河屋」を知っていただく足掛かりとしたいと考えています。
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株式会社カツミ
http://www.ktm-models.co.jp/
株式会社エーツー
https://www.a-too.co.jp/
駿河屋.jp
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