Smart119、日本放送協会(NHK)、千葉大学と共同で、災害情報を可視化し防災・減災を目指す社会実証を開始
3者による「救急集中治療・災害時情報共有プラットフォーム研究」成果を活用
千葉大学発医療スタートアップ企業である株式会社Smart119(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長/CEO:中田孝明)は、日本放送協会(NHK)、千葉大学と共同で2022年4月下旬から災害情報を可視化し、防災・減災を目指す社会実証を開始することを発表します。この社会実証は、Smart119がNHK、千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学・千葉大学災害治療学研究所と共同で行った『救急集中治療・災害時情報共有プラットフォーム研究』の成果に基づくものです。
現在、災害時における報道機関による災害報道は、刻一刻起きる出来事を報じることが主軸となっています。集積される災害情報の可視化は、災害時の“救える命”を増やすことに貢献でき、また新たな深い報道に寄与する可能性があると考え、Smart119、NHK、千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学・千葉大学災害治療学研究所は共同で、『救急集中治療・災害時情報共有プラットフォーム』の研究を、令和元年房総台風をケーススタディの対象として行ってきました。
その研究成果をもとに共同で行う社会実証において、Smart119はNHKが報道した新旧の災害関連情報を時系列でインターネット上の地図にプロットし、災害報道の変遷を地図上に記録・表示することにより、新旧の災害事例を一目で俯瞰・比較できる機能を開発します。この社会実証は、
①直近の危険予測に役立てられる(報道を振り返って現在の状況・累積状況、近い将来を予見する)
②過去の報道を振り返って、未来の危険性の判断・シミュレートに役立てられる(被害の広がりなどを体感する)
ことを目指します。
※社会実証のイメージ。災害報道のフローを地図上で可視化。
「安心できる未来医療を創造する」を経営理念に掲げる株式会社Smart119は、代表を務める中田孝明医師をはじめ、多くの医師、救急救命士、看護師などが集結する救急医療のプロフェッショナル集団です。救急医療を中心に、ICTによる医療の発展を通じて幅広く日本の医療に貢献することを目指しています。
<株式会社Smart119について>
株式会社Smart119は「現役救急医が設立した、千葉大学発スタートアップ」です。
『今の「119」を変える』ため、音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」を開発・運用。
千葉市において、日本医療研究開発機構 (AMED) の救急医療に関する研究開発事業を実施。
緊急時医師集合要請システム「ACES」、災害時をはじめ、医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用を行なっています。Smart119は「安心できる未来医療を創造する」を目指します。
【株式会社Smart119概要】
会社名: 株式会社Smart119
住所: 千葉県千葉市中央区中央2丁目5-1千葉中央ツインビル2号館 7階
設立: 2018年5月
代表者: 中田 孝明
事業内容: 音声認識とAIを活用した救急医療支援システム「Smart119」の開発・運用
緊急時医師集合要請システム「ACES」の開発・運用
医療事業継続支援システム「respon:sum」の開発・運用
URL: https://smart119.biz
Twitter: https://twitter.com/Smart119_jp
メールアドレス: press@smart119.biz (担当:中村)
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