【速報】革新の技術が魅せる!アールティの新型着ぐるみロボットRIC90 TypeRが「スフラ」となって、大阪・関西万博で華麗なるデビュー!
ヒューマノイドロボット開発のパイオニアであるアールティの新型ロボットの人間臭いハグや、パフォーマンスが来場者を笑顔に◆フィジカルAIが人とロボットのインタラクションの限界を押し広げる近未来を示唆◆

ロボットのいるくらし(Life with Robot)を掲げる株式会社アールティ(東京都千代田区、代表取締役 中川友紀子、以下アールティ)の誇る着ぐるみロボット新型RIC90 TypeRが、去る6月7日(土)および8日(日)の2日間、大阪・関西万博の会場内「関西パビリオン」において、ワールドマスターズゲームズ2027関西の公式マスコット「スフラ」の「ナカの人」として採用され、華々しいデビューを飾りました。2025年大阪・関西万博の関西パビリオンという大舞台で、「スフラ」の愛らしい姿をまとって来場者と触れ合うRIC90 TypeRの機械臭さを感じさせない自然なパフォーマンスは、アールティが長年培ってきたロボット技術とフィジカルAIの進化を裏打ちするものです。
「スフラ(RIC90 TypeR)」が会場を魅了!心温まるハグと躍動するパフォーマンス
6月6日に発表したばかりの新型RIC90 TypeRが「ナカの人」を務めるスフラ(RIC90 TypeR)は、その愛くるしい動作と豊かな表現力で、たちまち万博来場者の心を捉えました。アールティの開発者が長年追い求めてきた「人と触れ合えるロボットを実現したい」という想いが具現化したRIC90 TypeRは、子どもたちと優しくハグを交わし、会場は笑顔と歓声に包まれました。


時には懐かしいチンドン屋さんの軽快な音色に合わせて可愛らしい仕草を披露し、その場にいる人々を笑顔にしたスフラ(RIC90 TypeR)のパフォーマンスは、ロボットが道具としての機械を超え、人々の感情に訴えかけるコンパニオンとしての存在となりうる未来の可能性を示しました。様々な観客が集まる万博の舞台で、このように自然に人間とインタラクションを実現できるロボットは、他に類を見ません。


関西パビリオン館長・関西広域連合参与 森健夫様よりコメント
「人に代わってロボットがイベントで着ぐるみに入るという世界初の取り組みとしてRIC90 TypeRを選びました。15分ほどの休憩を3回挟んだだけで、6時間パフォーマンスを続けてくれました。信頼性を実感できました。お客様にも大人気でハグは順番待ちができていました。今後、2027年ワールドマスターズに向けて活躍することを期待しています。」

長年の運用実績が支える、RIC90 TypeRの卓越した機能性
大阪・関西万博という国際的な舞台で、人々に笑顔をもたらしたRIC90 TypeRには、アールティが長年培ってきたヒューマノイドロボットの運用ノウハウと技術力が結集しています。
豊かな表現力と優しいハグ:
アールティの人気のキャラクターロボット「ネコ店長®」譲りの自然な動きに加え、キャラクターの魅力を最大限に引き出すハグの能力で、来場者との温かい触れ合いを実現しました。
比類ない携帯性:
女性一人でも軽々と運べる軽量コンパクトな設計により、スーツケースに収納して簡単に持ち運びが可能です。会場内での移動や迅速な設営が求められる万博でも、その機動性が存分に発揮されました。特に、パフォーマンスの最中などに万が一のトラブルが発生した際も、スタッフが一人で抱きかかえて移動できる柔軟性が高く評価されました。
「危ない」を設計からなくす本質安全:
RIC90 TypeRは、そのフレーム骨格もスタッフが指挟みなどを起こしにくいように安全設計が施されており、「危ない」を設計段階から徹底的に排除しています。さらに、着ぐるみを着せることで観客が可動部に直接触れることを防ぎつつ、人がぶつかった場合でも衝撃を和らげます。また、徹底した軽量化により万一人の上に倒れたとしても大事故につながりにくい構成です。こうした本質安全を目指した設計が、人とハグできるロボットの安全な運用を可能にしています。
アールティが20年培ったリアルワールドでの運用とフィジカルAI
新しいRIC90 TypeRの万博でのパフォーマンスの成功は、アールティのビジョンである「ロボットのいるくらし(Life with Robot)」を具現化する新たなマイルストーンです。アールティが創業以来取り組んでいるフィジカルAIの知見を応用した様々な機能をRIC90 TypeRはカスタマイズで追加することができます。フィジカルAIとは、単に情報を処理するだけでなく、物理的な世界で実際に動き、感覚を持ち、外界とインタラクションする能力をもつAIを指します。例えば、顔認識機能を搭載しお客様毎に異なる反応を行う、あるいは生成AIを利用してスムーズにインタラクティブな会話をする、このようなパフォーマンスがリアルワールドで運用されていく未来はすぐそこに迫っています。
アールティは、このフィジカルAIの分野で長年にわたり数々の革新的な製品を世に送り出してきました。代表である中川友紀子は、この領域において深い知見と経験を持ち、そのビジョンがRIC90 TypeRの「触れ合えるロボット」というコンセプトを具現化しました。長年培われた確かな技術と知見が、今回、関西万博で人々を笑顔にしたスフラ(RIC90 TypeR)が実現した自然で人間らしい動き、そして心温まる触れ合いを可能にしました。
エンタメの常識を覆す、新たな時代の到来
「スフラ」として華々しいデビューを飾ったRIC90 TypeRは、エンターテインメントの未来を変革する第一歩を踏み出しました。テーマパークやイベント、教育現場、さらには舞台制作まで、このロボットは単なるツールではなく、触れ合い、そして感動を呼ぶ忘れられない体験を生み出すパートナーとなり得ます。
アールティは、人間とロボットの相互作用の限界を押し広げることに尽力しています。RIC90 TypeRを通じて、私たちはクリエイターがより大きな夢を描き、様々なキャラクターに命を吹き込むことを実現します。
入手方法
RIC90 TypeRの入手方法などの詳細については、アールティの公式ウェブサイトをご覧ください。
https://rt-net.jp/products/ric90-TypeR/
┃株式会社アールティについて
株式会社アールティは、「Life with Robot-ロボットのいるくらし-」の実現をビジョンに掲げ、フィジカルAIをはじめとする、エンボディドAIなどのAIとロボティクスの分野で最先端の技術開発に挑戦しています。ロボット工学のリーディングイノベーターであり、エンターテインメント、教育、サービスを含む様々な産業において、人々の生活を豊かにする高度なロボットソリューションの開発に専念しています。
当社は、AI・サービスロボット分野での高度な人材育成から、教育用ロボットの自社開発、さらには受託開発まで、幅広い事業を展開しています。代表取締役の中川は、マイクロマウス大会などのロボット競技会を支援するだけでなく、ロボットミドルウェア「ROS」を統括するOpen Robotics(米国)やROSConJP(日本)の理事を務め、国内外におけるROSの普及とロボット業界の発展に貢献してきました。その活動は、日本のロボット産業における技術基盤の確立にも大きく寄与しています。
近年では、2足歩行ロボットの開発プロジェクトを国内外から受注し、高度なモーション制御やシステム統合技術を提供しています。また、サービスロボット開発で培ったノウハウを活用し、人手不足が深刻化する食品工場向けの協働ロボットや、工場内のAIビジョンシステム、製造ライン構築にも力を注いでいます。当社の取り組みは、単なる製品開発にとどまらず、ロボット技術を社会実装し、より効率的で持続可能な未来を創造することを目的としています。私たちは、「ロボットのいるくらし」を当たり前にするため、技術革新を追求し続けます。
会社名:株式会社アールティ
代表者:代表取締役 中川友紀子
設立日:2005年9月
資本金:100,000,000円
所在地:東京都千代田区外神田3-2-13
事業内容:ロボット及び人工知能に関する教育事業、自社開発事業、受託開発事業など
■HP
https://www.facebook.com/RTnetjp
■X(旧:Twitter)
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