名鉄名古屋駅がメタバース上に出現！『バーチャル名鉄名古屋ステーション』を8月25日から期間限定でオープン

名古屋鉄道株式会社

2023年8月23日 14時05分

　名古屋鉄道株式会社は、2023年8月25日から9月3日まで、メタバース空間上に「バーチャル名鉄名古屋ステーション」を期間限定でオープンします。名鉄名古屋駅を高精細に再現したリアルなメタバース空間内で、自身の分身となるアバターを操作して複数の体験コンテンツをお楽しみいただけます。また、8月26・27日には一般の方むけに「バーチャル名鉄名古屋ステーション」の体験会を実施します。
　詳細は、下記のとおりです。

1．実施背景

　当社は、名鉄グループ中期経営計画「Turn-Over2023 ～反転攻勢に向けて～」において、「今後成長が見込まれる分野の収益力強化による収益構成の見直し」を掲げており、新たな事業領域の開拓および先端技術を活用した取り組みを推進しています。

　その中で、名古屋鉄道をご利用いただいている方だけでなく全国の鉄道ファン向けに、メタバースを活用した取り組みの検証を実施します。当社がメタバースを活用するのは初めてです。

　今回の検証では、「バーチャル名鉄名古屋ステーション」を体験していただき、皆さまからの意見を募集します。今後、集約した意見を基にメタバースの可能性を探りながら、新たな価値を提供できるようメタバースの活用を進めていきます。

2．開催概要

〇名称：バーチャル名鉄名古屋ステーション

〇日程：2023年8月25日(金)12:00～9月3日(日)24:00

○入場料金：無料

〇開催場所：メタバースプラットフォーム「Planeta」内特設ワールド

○制作運営会社：株式会社アオミネクスト、株式会社プラネタ

〇公式サイト：https://www.meitetsu.co.jp/moilab/vmns/

≪再現した名鉄名古屋駅のホーム≫

≪再現した名鉄電車（上：3500系、下：1200系）≫

3．コンテンツ内容

　測量技術を活用したデータ取得により、高精細な「名鉄名古屋駅」と名鉄電車「1200系」「3500系」を再現しました。ホームや設置物などの正確な寸法や、1/1スケールの迫力ある電車の入線等にこだわり、まさに実物そのものの空間をバーチャルで実現しています。列車と人の往来が激しい名鉄名古屋駅の日常をバーチャル上でじっくりご鑑賞いただけるほか、3種類のコンテンツによりバーチャル名鉄名古屋ステーションでしか味わえない体験をお楽しみいただけます。

（1）「DJブース案内体験」　名鉄名古屋駅の複雑な列車案内に挑戦！

　名鉄名古屋駅では2本の線路に7種類の種別、29通りの行先、2～8両編成の列車が発着し、全国でも類を見ない複雑さで知られています。ラッシュ帯には最短で2分おきに列車が発着するため、駅の案内アナウンスは自動放送ではなく、運転室から係員による案内放送で実施しています。
　バーチャル名鉄名古屋ステーションでは、複雑な運用を可能にしている運転室、通称「DJブース」からの案内アナウンスが体験できます。メタバース上の体験用DJブースで、案内表示や案内資料をもとに、時間内に正しくアナウンスをすることでポイントが貯まり、逆にミスをすると乗客の「イライラゲージ」が溜まります。名鉄名古屋駅の駅員になりきって高得点を目指します。

（2）「“迷駅”ストーリーコレクト」　駅構内を探索し、名鉄のストーリーを収集！

　2線3面ホームにさまざまな方面・種別・編成の電車がひっきりなしに入線するその様子から、名鉄名古屋駅はその略称「名駅（めいえき）」と掛けて「迷駅（めいえき）」と称されることもあります。そんな迷駅の駅構内を探索して光るモノを見つけると、バーチャル名古屋ステーションの担当者が厳選した名鉄にまつわる小話を収集できます。

（3）「名鉄ライブラリ」　名鉄にまつわる懐かしい写真を展示！