タニウム、「Tanium Atlas」 Innovators Meetupを開催

~パートナー企業が顧客課題の解決につながる「Tanium Atlas」活用アイデアを発表~

タニウム合同会社

 AIを活用した自律型IT ≪Autonomous IT≫ のリーダーであるタニウム合同会社(日本法人本社:東京都千代田区、代表執行役社長:原田英典、以下タニウム)は2026年8月4日(火)、パートナー企業が集い「Tanium Atlas」の活用アイデアを発表する「Innovators Meetup」を開催いたしました。

 当日は、株式会社アイソプラ、AZURE・PLUS株式会社、SB C&S株式会社、テクマトリックス株式会社、株式会社マクニカ(五十音順)の5社6組が登壇し、各社独自の活用アイデアを発表しました。審査はTaniumが「①ビジネスインパクト」「②発想の面白さ」「③実現性」の3つの観点で実施し、最優秀賞には株式会社アイソプラの小川氏・林氏、優秀賞にはSB C&S株式会社の宮澤氏、AZURE・PLUS株式会社の木田氏が選ばれました。

※「Tanium Atlas」概要

 Tanium自律型ITプラットフォーム上に構築された自律型オペレーティングシステムです。ネットワーク上のデバイスの状態をリアルタイムに把握し、自然言語で指示するだけで数十万台規模のデバイスの脆弱性を調査。AIが最適な修正プログラムの提示・実行まで支援し、調査から対応までを迅速に実現します。

(URL:https://www.tanium.jp/platform/tanium-atlas/

■「Tanium Atlas」のアップデートを紹介

 冒頭では、タニウム合同会社 執行役員 ソリューションエンジニアリング統括本部 統括本部長の阿部俊(写真)が登壇し、業務で活用するAIとIT・セキュリティ運用で活用するAIの違いについて「IT・セキュリティ分野では誤った判断が許されない」と述べ、AI活用に求められる要件の違いを強調しました。また、「Taniumが創業当初から強みとしてきたリアルタイム性・正確性・網羅性は、AI時代にさらに重要になる」と述べ、IT・セキュリティ運用のAI活用をテーマにした本イベントへの期待を語りました。

 続いて、「Tanium Atlas」の最新アップデートを紹介しました。最大のアップデートとしてMCPサーバーの実装を挙げ、企業で利用する生成AIツールからTanium Atlasを呼び出し、人事システムなど社内データと組み合わせた活用が可能になると説明しました。また、質問テンプレートの追加や、今後導入予定のクレジット制について紹介するとともに、アクセス可能なデータ範囲やセキュリティ機能を段階的に拡充していく方針を示しました。


■パートナー企業が活用アイデアを発表

 続いて、パートナー企業各社が、考案した「Tanium Atlas」活用アイデアを発表しました。 

            

 ① 株式会社マクニカ 德江洋介氏

(ネットワークスカンパニー セキュリティソリューション技術統括部 第3技術部 第2課)

 自社の情報システム部門におけるTanium Atlasの活用事例を紹介しました。約3,000台のWindows端末を対象に、PCのパフォーマンス分析やリプレース計画の意思決定支援を実施しました。Taniumのリアルタイムデータを活用してCPUやメモリ使用率などを可視化し、リプレースの必要性を定量的に判断したほか、事実に基づく投資判断やコスト最適化につながる活用方法を紹介しました。

②テクマトリックス株式会社 武田佑介氏

(ネットワークセキュリティ事業部 第3技術部 セキュリティプロダクツ2課 主任)

 カスタムタグを活用したインテリジェントな集計事例を紹介しました。顧客環境で利用しているリージョンや拠点種別などのカスタムタグをもとにAtlasへ自然言語で集計を依頼したところ、タグ構造を詳細に説明しなくても文脈を理解し、割合の算出や分析結果まで自動で生成したほか、存在しないタグについても確認しながら処理を進める様子を紹介しました。また、カスタムタグの管理機能のさらなる強化にも期待を寄せました。

③AZURE・PLUS株式会社 木田哲平氏

(執行役員 技術本部 System integration技術部 部長)

 運用保守の現場で課題となる「設定の見えない負債」に着目し、Tanium Atlasを活用したTanium Cloudの横断リスク分析を紹介しました。パッチ配信やポリシーなど複数の設定情報を横断的に分析し、人手では見つけにくい設定ミスや管理漏れを可視化できることを説明しました。また、「AIが洗い出し、最終的に判断するのは人」と述べ、インシデント発生後の対応ではなく、発生前の予防につながる活用方法を提案しました。


④SB C&S株式会社 宇都宮修平氏(ICT事業本部 技術本部 技術統括部 第4技術部 1課)

 ゼロデイ脆弱性への対応をテーマに、脆弱性の公表からパッチ提供までの「空白期間」に着目し、Tanium Atlasを活用した運用の自動化について紹介しました。画面共有を交えながら、生成AIがメーカーサイトやSNSなどから公開された脆弱性情報を収集・構造化し、Atlasがその情報を基に自社環境の対象端末を照合・特定する仕組みを解説しました。さらに、影響を受ける端末への対策につなげることで、パッチ提供までの空白期間における迅速な初動対応を支援する活用方法を紹介しました。

⑤SB C&S株式会社 宮澤建人氏(ICT事業本部 技術本部 技術統括部 第4技術部 1課)

 パッチ適用時のダウンロード量やリニアチェーンによる通信削減効果を可視化するダッシュボードをTanium Atlasで作成した事例を紹介しました。CVSSや悪用可能性など複数の指標を基に優先度の高いパッチリストを自動作成し、拠点ごとの帯域幅や端末数に応じたダウンロード時間や通信削減率をシミュレーションできる仕組みを解説しました。また、評価基準を運用方針に応じて柔軟に変更できるAtlasの特長に加え、パッチ適用後の結果やエラー情報をメールで通知するなど、運用を見据えた設計についても紹介しました。


⑥株式会社アイソプラ 

 小川誠氏(テクニカルサービス本部 サイバーセキュリティ事業部 リードエンジニア)

 林広夢氏(テクニカルサービス本部 サイバーセキュリティ事業部 システムエンジニア)

 Tanium標準機能では取得できない操作ログを収集するアプリケーションを開発し、Atlasで扱えるデータレイヤーを拡張した活用事例を紹介しました。ブラウザやファイル操作、ログオン・ログオフ、印刷など5種類のログをTaniumの標準センサーと組み合わせ、情報漏えい、退職予定者によるデータ持ち出し、労働時間、生成AI利用状況などの活用シナリオを検証しました。その結果、Atlasが複数のログを横断的に分析し、端末の特定や調査レポートの作成、リスク評価まで行えることを紹介するとともに、情報漏えい対応や労働時間の把握など、日本で求められる法令・ガイドラインへの対応にも応用できると説明しました。また、データレイヤーを拡張することで、既存の課題への対応や作業負担の軽減につながることを示しました。

■最優秀賞をアイソプラ 小川氏・林氏、優秀賞をSBC&S宮澤氏、AZURE・PLUS木田氏が受賞

 最後に審査結果が発表され、最優秀賞には株式会社アイソプラの小川氏・林氏が選ばれました。「データを増やしてもTanium Atlasが横断的な調査やレポート作成まで行える点が面白く、今回に限らずさまざまな活用方法を試していきたい」と受賞の喜びを語りました。

 審査員からは、「製品として販売されていてもおかしくない完成度だった。Taniumが得意とするデータ取得の領域をログ収集で拡張し、Atlasによる相関分析まで実現した点が素晴らしかった。データレイヤーを広げることで、さらに活用の可能性が広がることを示した」と講評がありました。

 このほか、優秀賞にはSB C&S株式会社の宮澤氏、AZURE・PLUS株式会社の木田氏が選ばれました。宮澤氏は、「Atlasは自由度の高い製品だが、『これはできないだろう』という思い込みが一番の制限だと改めて感じた。今後もさらに活用方法を追求していきたい」とコメントしました。また木田氏は、「今回の活用方法はポータビリティを重視して作成した。エンジニアコミュニティなどで共有しながらブラッシュアップしていきたい」と述べました。

 審査員からは、「我々も運用面からの着眼点はなく、新鮮だった」と評価する声も聞かれました。

 今回のイベントを通じて、パートナー企業との共創による「Tanium Atlas」のさらなる活用・発展への期待が高まる結果となりました。

■タニウムについて

タニウムは、自律型IT ≪Autonomous IT≫ カンパニーです。AIがイノベーションとリスクの双方を加速させる中、タニウムの自律型オペレーティングシステムであるTanium Atlasは、人間かAIエージェントかを問わず、すべてのITおよびセキュリティの担当者を、Tanium Autonomous IT Platformの総力で支えます。タニウムは、担当者がエンドポイント環境全体にわたってマシンスピードで検知・判断・修復を行うために必要な、リアルタイムのインテリジェンス、エージェント型の意思決定、そして自律的な実行力を提供します。

タニウムは、2026年に初めて発表されたGartner® Magic Quadrant™(エンドポイント管理ツール部門)においてリーダーとして評価されたほか、IDC MarketScape:Worldwide Client Endpoint Management Software for Windows Device Management 2025–2026 Vendor Assessment、およびThe Forrester Wave™:Endpoint Management Platforms, Q2 2026においてもリーダーと位置付けられています。

タニウムがどのように自律型IT ≪Autonomous IT≫ でアンストッパブルなビジネスを実現しているかについては、www.tanium.jpLinkedInをご確認ください。

日本法人名      :タニウム合同会社 

グローバル代表CEO  :ダン・ストリートマン 

日本代表執行役社長  :原田英典 

設立年        :2007年 

設立年(日本)    :2015年 

所在地(日本オフィス):〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー25F 

事業内容       :自律型エンドポイント管理のプラットフォーム提供 

URL         :https://www.tanium.jp/ 

■免責事項

タニウムの計画、方向性、および意図に関する記述やコンテンツは機密情報であり、タニウムの単独の裁量により予告なく変更される場合があります。将来の製品または機能に関する情報は、タニウムの全般的な製品の方向性を示すことを目的としたものであり、購入の意思決定の根拠とすべきものではなく、また、いかなる契約にも組み込まれるものではありません。これらは、確約、保証、または法的義務を構成するものではありません。将来の製品または機能の開発、リリース、および提供時期は、タニウムの単独の裁量に委ねられています。

©2026 Tanium Inc. All rights reserved. Tanium はTanium Inc. の登録商標です。その他の社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

タニウム合同会社

2フォロワー

RSS
URL
https://www.tanium.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町2丁目6-4 常盤橋タワー25F
電話番号
03-4577-7960
代表者名
原田 英典
上場
未上場
資本金
-
設立
-