【イベント開催レポート】産前産後ケアイノベーション協会主催、助産師キャリアトークイベント「The BIRTH 〜Midwife Career Day 2026〜」を開催
妊娠・出産・子育てを支える専門職の社会的意義を再認識、参加者満足度は5段階中4.2。
株式会社Josan-she's(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:渡邊愛子、以下ジョサンシーズ)が主幹事を務める、日本の産前産後ケアの質向上と制度の発展を目指す産前産後ケアイノベーション協会は、2026年2月27日(金)に助産師の多様な働き方を奨励するキャリアトークイベント「The BIRTH 〜Midwife Career Day 2026〜」を開催しました。
当日は衆議院議員 加藤勝信氏、こども家庭庁こども性暴力防止法施行準備室長 久米隼人氏、公益社団法人日本母性衛生学会 理事長 正岡直樹氏、松が丘助産院院長(東京都助産師会 会長)宗祥子氏(※)など、豪華な登壇ゲストを招いたトークセッションを実施。来場していた助産師・看護師・保育士などの妊娠・出産・子育ての現場で働く有資格の専門職の方々による参加者満足度は5段階中4.2という結果となりました。
※1:宗祥子氏は、産前産後ケアイノベーション協会ではなくジョサンシーズの理念に賛同したうえで、東京都助産師会としてではなく松が丘助産院を運営する個人としてご参加いただきました。

【開催の背景】ライフイベントによるキャリアの悩みを、「専門職の循環」の“起点”へ
産前産後ケアイノベーション協会 は、産前産後ケアを「社会全体で支える仕組み」として確立すべく設立した協議会です。現在、日本の産前産後ケアを取り巻く環境は、地域間格差や財源確保といった構造的課題に加え、ケアの担い手不足という深刻な局面に立たされています 。
一方で、国内の助産師免許保持者の約6割が、結婚や出産といったライフイベントを機に現場を離れている「潜在助産師」であるとの推計も出ています。私たちは、出産・子育てをサポートする専門職でありながら、ライフイベントがキャリアの断絶に直結しやすい現状に強い課題意識を抱いてきました。
本来、助産師の専門性は病院内にとどまらず、地域や民間施設など社会のあらゆる場面で必要とされるべきだと考えています。しかし、ライフイベントなどで潜在化すると特に横の繋がりが希薄化しやすく、多様な活躍事例に触れる機会が限られているのが実情です。
そこで孤立しがちな専門職同士のネットワークを構築し、その社会的意義を再定義することで、一人ひとりが自分らしいキャリアを描く一歩を後押ししたいと考えました。
妊娠・出産・子育ての現場をサポートする専門職の方々が、自分らしさを大切にしながら多様な形で活躍し、知識や経験が循環していくエコシステムが構築されていることが、産前産後ケアを拡充し日本の子育て環境を変えると考え、本イベント「The BIRTH 〜Midwife Career Day 2026〜」の開催に至りました。
(※2)潜在助産師数:「助産師国家試験合格者数-就業助産師数」で算出。出典:「政府統計の総合窓口(e-Stat)」衛生行政報告例(厚生労働省) 「令和4年度衛生行政報告例」
(※3)助産師国家試験合格者数:助産師国家試験の年間合格者数と就業可能年数を踏まえた推計値。
【参加者属性】キャリアに悩みを抱える助産師・保育士・看護師などの専門職の方々が集結
実際に、申し込み時のアンケートでは、イベント申し込み者58名のうち70.7%の方々が、自身のキャリアについて「とても悩んでいる」「時々悩んでいる」と回答しました。

また、抱えているキャリアの悩みについて、申し込み者全体のうち43.1%が「自身のキャリア戦略」について、次いで10.3%が「労働環境」について悩んでいるという結果になりました。

【開会挨拶】衆議院議員 加藤勝信氏からのメッセージ
冒頭では、産前産後ケアイノベーション協会主幹事であるジョサンシーズ代表の渡邊から開会の挨拶を行った後、トークセッションゲストでもある加藤勝信氏からのメッセージがありました。

【トークセッション(1)】社会における「助産師」の立ち位置
衆議院議員 加藤勝信氏、日本母性衛生学会 理事長 正岡直樹氏がゲスト登壇し、以下3つのテーマで実施。
◉日本における「子育て環境」の現在地
◉今後の子育て環境を支える専門職の職域を再定義
◉専門職のキャリアデザインと働き方の多様性
行政や産科医の立場から、助産師の方々にどんな期待があるのかを伝えました。子育てにまつわる環境がアップデートしている中で、「重要なのは現場を支える専門職の存在、助産師である」というコメントもあり、参加者にとって自身の仕事の社会的意義を再度実感できる機会となりました。

【トークセッション(2)】いま助産師が踏み出せる一歩とは
こども家庭庁こども性暴力防止法施行準備室長 久米隼人氏、松が丘助産院院長(東京都助産師会 会長)宗祥子氏がゲスト登壇し、以下3つのテーマで実施。
◉子育て支援の現場におけるこれまで
◉いま求められている、新しい専門職の姿
◉専門職として踏み出す第一歩とは
具体的に子育て支援の現場に携わっている登壇ゲストの話を通して、先人としてどんな取り組みをしてきたのか、その立場からいま悩みを抱える助産師が一歩踏み出すために「まず(助産師同士が)繋がること」、その上で「社会を動かすためにも現場の声を伝えて欲しい」というコメントを通して、新たに社会を支える当事者として次の一歩を後押しする機会となりました。
【キャリア相談会】面談を通して見えた傾向
当日は歓談の時間を活用したキャリア相談会を別会議室にて実施。本イベントのメインスポンサーであるジョサンシーズが面談を担当しました。その結果、来場者のキャリアの悩みには以下の傾向があることがわかりました。
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挑戦意欲と情報不足の不均衡
多くの参加者が新しいことに挑戦したい意欲はあるが、どこから始めればいいか分からず悩んでいる状況がありました。 -
横のつながりの不足
他の助産師がどのように働いているか知りたいというニーズが強い
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ワークライフバランスの課題
子育て中の助産師が、資格を活かしながら家庭とのバランスを取れる働き方を求めている声が多く見られました。
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開業への関心
助産師として開業に興味はある一方で、経験が浅く不安を感じている声がありました。
【来場者プレゼント】忙しい専門職の方々の健康やセルフケアをサポート

当日は来場者プレゼントとして、メインスポンサーであるジョサンシーズからジョサンシーズオリジナルミニトートを提供。
その他、本イベントの趣旨に賛同した3つのブランドから、忙しい専門職の方々の健康やセルフケアをサポートする商品サンプルを協賛いただきました。
◉デリケートゾーンケアブランド「laugh.(ラフドット)」
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提供商品名:Intimate Wash(インティメイトウォッシュ)
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商品概要:CICA配合、泡タイプの弱酸性処方のデリケートゾーン用ソープ。
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商品URL:https://laughdot.jp/shop/products/Wf-t-BS-nm_first?number=number01
◉フェリチン鉄サプリメント「レピールまめ鉄」
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提供商品名:レピールまめ鉄 粒タイプ
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商品概要:大豆由来のフェリチン鉄(貯蔵鉄)を使用した鉄分サプリメント。
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商品URL:https://x.gd/KmC8v
◉頭皮にもスキンケア同等のケア「レチスパ」
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提供商品名:レチスパクリームシャンプー
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商品概要:レチノール配合、”泡立てない”クリームシャンプー。
【総括】病院から地域、そして政策へ。専門職の『循環』が日本の子育て環境を変える
本イベント終了後のアンケートでは、参加した専門職の皆様から、これからのキャリアと産後ケアの未来に対する前向きな声が多数寄せられました。回答は大きく以下の3つの価値に集約されています。
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キャリアの多様性と自己実現の再発見
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活動方法には多様なスタイルがあることを知る機会となった。
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多くの働き方や手法、そして家族の在り方について深く考えるきっかけとなった。
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助産師が集まり、自身のキャリアを主体的に考える重要な契機となった。
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他の助産師の具体的な働き方を聞くことができ、今後の参考になった。
2. 政治・行政との距離感の変化と期待
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政治家の方々の思いや具体的な取り組みを直接聞くことができた。
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現場の声を届けてほしいという政治側の意向を知れたことが大きな学びとなった。
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地域で感じている課題が、国や制度のレベルで解決されようとしている実感が持てた。
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国が現場の声に耳を傾けようとしている姿勢を知り、安心感と希望を持てた。
3. 多角的な視点とネットワークの構築
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様々な経歴を持つ参加者と直接対話し、情報交換ができた。
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法律、医療など、多方面の専門家による今後の展望を聞くことができた。
本イベントを通じて最も象徴的だったのは、来場者の皆さまが「自分自身のキャリア」と「社会の仕組み」が地続きであることを実感された点です。
また、多様なロールモデルを知ることで、ライフイベントを恐れるのではなく、それを新しいステージへの「転換点」として捉え直す前向きなエネルギーが会場全体に循環していました。
【今後の展望】産前産後ケアが当たり前になる社会を目指して
私たちは、産前産後ケアが「一部の人が利用する特別なサービス」ではなく、すべての親子が等しく享受できる「社会のインフラ」として定着することを目指しています。
現在日本における産前産後ケアの普及において、ケア人材の不足のほかにも多岐に渡る課題が存在しています。私たちはそれらの課題を解決していく礎となるべく、今後も関係者の皆様と連携しながら業界全体のアップデートに貢献していくことを目指してまいります。

産前産後ケアイノベーション協会について
日本における産前産後ケアの普及と質の向上を目的として2025年9月16日に設立。産前産後ケアの不足は少子化に直結する構造的課題と捉え、民間企業・医療機関・自治体等と広く連携しながら、産前産後ケアの社会的認知向上と支援体制の拡充を目指す。主な活動内容は、政策提言、調査・研究、ネットワーク形成、普及啓発など。
ジョサンシーズについて
妊娠から子育ての時期を、助産師をはじめとする女性専門職のスタッフが、オンラインとオフライン双方でサポートする産前産後ケアサービス『ジョサンシーズ』を運営。低月齢ベビーシッター、自社運営・他社協業による産前産後ケア施設や訪問ケア、産院特化の人材サービスで多様な働き方を創出しています。
約6万人の潜在助産師の新たな活躍の仕組みを作ることで、人員不足が課題となっている妊娠・出産の現場で、妊娠~産後を専門的にサポートできる仕組みづくりを推進します。
2025年7月に中央区の産後ケア事業、2026年1月に台東区の産前産後支援ヘルパー事業に参画。2025年9月に主幹事企業として産前産後ケアイノベーション協会を立ち上げ、自社に限らない産後ケアサービスの官民連携を強化しております。
■会社概要
会社名:株式会社Josan-she’s
代表者:代表取締役 CEO 渡邊 愛子
設 立:2021年10月6日
公式note:https://note.com/josanshes
低月齢ベビーシッター「ジョサンシーズ」
公式Instagram:https://www.instagram.com/josanshes_official/
日帰り産後ケア施設「YUARITO DAY 日本橋浜町」
公式Instagram:https://www.instagram.com/yuarito_day_by_josanshes/
産院向け人材サービス「she’s path」
HP:https://shespath.com/clinic
助産師向けInstagram:https://www.instagram.com/josanshes_partner/
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