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株式会社インターブランドジャパン
会社概要

インターブランド「Best Global Brands 2017」レポート

「ブランド価値」によるグローバル・ブランドランキングTOP100を発表

株式会社インターブランドジャパン

世界最大のブランディング会社インターブランドは,グローバルのブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2017」を発表しました。本ランキングは,グローバルな事業展開を行うブランドを対象に,そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化するもので,レポートの発表は2000年から今年で18回目となります。

今年のレポートは,「Growth in a Changing World」をテーマに,変化する世界での成長にとって重要な,人,テクノロジー,ブランドの3要素を分析しています。インターブランド グローバルCEOのジェズ・フランプトンは,「私たちは,社会,テクノロジー,産業の変化といった,最も刺激的な時代に生きています。このような変化の中で,成長はより困難になり,ビジネスはこれまで以上にブランドを必要としています。Best Global Brandsに名を連ねるブランドは,ブランドが成長のプラットフォームであることを示しています。」と述べています。

ランキングでは,AppleとGoogleが5年連続で第1位と2位となり,Appleのブランド価値は前年比+3%の1,842億ドル,Googleは同+6%の1,417億ドルとなりました。Samsungがアジアブランドとして最高位の6位にランクアップ,Toyotaは7位となり14年連続で自動車ブランドの最高位を維持しています。Top100には,Netflix(78位)とSalesforce.com(84位)が初のランクイン,Ferrariは2013年以来の再ランクインで88位となりました。上位100ブランドのブランド価値合計は総額1兆8,717億ドルで,昨年より4.2%増加しています。

Top Growing Brands(最も成長率の高いブランド)は,Facebook(前年比+48%),Amazon(+29%),Adobe(+19%),adidas(+17%),Starbucks(+16%)となりました。Facebookは2012年の初ランクイン以来,5年連続でブランド価値成長率第1位となり初のTop10入り。Amazonは初のTop5入りを果たしました。

セクター別では,テクノロジー(15ブランド,計6,752億ドル)と自動車(16ブランド,計2,668億ドル)が,ブランド価値合計の50%以上を占める結果となりました。テクノロジー産業が様々なデジタルツールで顧客・生活者とのエンゲージメントを強める中,自動車産業は次世代モビリティの開発で,テクノロジーブランドと競争・共創の時代に突入しており,持続的な成長が課題となっています。メディア産業は,MTVがランク外となる中,デジタル動画配信プラットフォームのNetflixが,Discoveryを超えるブランド価値で初ランクインし,デジタル時代の産業構造の変化を象徴する結果となりました。

「Best Global Brands 2017」レポート全編は以下をご覧ください:www.bestglobalbrands.com

Best Global Brand 2017(1位〜50位)

 


Best Global Brand 2017(51位〜100位)


Best Global Brands 2017のブランド価値評価について

<評価対象基準>
本ランキングはグローバルな事業展開を行うブランドを対象に,そのブランドが持つ価値を金額に換算してランク付けするもので,その上位100ブランドを公表しています。その評価対象として,以下の基準を満たす企業・商品を抽出し,評価をしました。
·   主要基盤地域 (Home Region) 以外での売上高比率が30%以上であること
·   北米・欧州・アジア地域で相応のプレゼンスがあり,新興国も幅広くカバーしていること
·   ブランドの財務的評価を実施するために必要な各種財務情報が公表されていること
·   資本コストを織り込んだ経済的利益 (Economic Profit) が長期的にポジティブであること
·   主要基盤地域のみならず,世界の主要な国々で,一般に広く認知されていること
·   ブランドが顧客の購買行動に影響を与えていること

<評価手法>
インターブランドのブランド価値評価手法は,財務力,ブランドが購買意思決定に与える影響力,そしてブランドによる将来収益の確かさ,という観点からみたブランド価値の評価です。証券アナリストが事業の価値を分析・評価するのと同じように,「将来どれくらい収益を上げると予想されるか」という視点に基づいて,ブランドの価値を分析・評価します。この手法は,ブランドの金銭的価値測定のための世界標準として,国際標準化機構(ISO)からISO10668の認定を受けています。評価は,具体的に以下の 3 つの分析によって構成されています。

1. 「財務分析」 - 企業が生み出す利益の将来予測を行う
まず,ブランドを冠する事業を特定し,その事業の現在の売上および将来の売上予測を算出します。そして,その売上から営業費用,税金,そして投下資本に応じた資本コストを差し引き,現在から将来にわたる経済的利益を推計します。本分析は,公開されている企業情報および2017年6月末時点でのアナリストによる将来予測値を基にしています 。

2. 「ブランドの役割分析」 - 利益のうち,ブランドの貢献分を抽出する
財務分析で算出された将来の経済的利益のうち,ブランドによってもたらされた利益を抽出するために,ブランドがどの程度顧客の購買意思決定に影響を与えているかを分析します。 本評価においては,ブランドが消費者の購買動向に果たす役割について,インターブランドが過去 20 年以上にわたり実施した10,000を超えるブランド価値評価実績のデータベースを活用し,業界別にベンチマーク分析を行います。そして業界ベンチマークを基にして,独自の調査・分析により個別ブランドの”ブランドの貢献分”のスコアを算出します。

3. 「ブランド強度分析」 - ブランドによる利益の将来の確実性を評価する
ブランド強度分析は,市場でのロイヤリティ,消費者の継続購入や囲い込みといったクライアントのニーズを喚起する力(将来の収益を維持する力)を測り,ブランドによる利益を割り引いて現在価値に換算するものです。 この評価は,ブランドのリスクを判断する体系的な手法であり,ブランドの活力を見る10の項目から評価され, 100をパーフェクトブランドとする0から100までのスコアで表されます。これらの項目の評価は同業種の他のブランドと比較して行われ,上位ブランドについては他業種の世界レベルのブランドと比較して行われます。

ブランド強度スコアは,インターブランド独自の計算手法により,割引率に変換され,その「割引率」で 将来のブランド利益を割り引くことで,ブランド価値が算定されます。「ブランドの役割分析」および「ブランド強度分析」は,公表されているさまざまな報告書等を使用し,弊社グローバル各オフィスの専門コンサルタントの多面的な評価を踏まえ算定されます。

 

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URL
https://www.interbrandjapan.com
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区広尾5丁目6番6号 広尾プラザ9階
電話番号
03-5448-1050
代表者名
並木 将仁
上場
未上場
資本金
2000万円
設立
1983年10月
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