夏のレジャーとしての<映画鑑賞>の予定と自粛度、今後の注目作は『呪術廻戦』『007』『ワイルド・スピード』
<コロナ禍におけるレジャーや映画館での映画鑑賞に対する意識>
【調査ハイライト】 ■ 映画鑑賞をはじめ、様々なレジャー活動に対する「絶対に自粛した方がよい」という意識は、2度目の緊急事態宣言が発出された今年の1月よりは低下し、昨年の夏・秋の水準になっている。「映画館での感染リスクは少ない」という意識も1月から上昇している。 ■ 映画館の自粛意識が高いのは、シニア層。ワクチン接種が進むなか、今後の変化が注目される。 ■ こうしたなか、一般生活者がこの夏にやろうと思っているレジャー活動は、「テレビ等でのオリンピック中継の鑑賞」が23%で最も高い。これに「外食・飲み会」「県内でのお墓参り」に加えて「映画館での映画鑑賞」が続く。 ■ 今後(調査時点)の夏公開作品で鑑賞意欲度が高いのは、洋画では『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、邦画では『東京リベンジャーズ』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』。 |
■ 映画鑑賞をはじめ、様々なレジャー活動に対する「絶対に自粛した方がよい」という意識は、2度目の緊急事態宣言が発出された今年の1月よりは低下し、昨年の夏・秋の水準になっている。
「カラオケ」は依然として自粛意識が高く、今回(6月26日)の調査では4割強の人が「絶対に自粛すべき」と答えている。「映画館での映画鑑賞」は、最初の緊急事態宣言発令後(2020年4月25日)から比較すると、自粛意識が大きく低下したレジャー活動のひとつで、今回の調査で20%を下回った。そのほか、「スポーツ観戦」「1泊以上の国内旅行」「外食・飲み会」に対する自粛意識は25%前後となっている。
■ 「映画館での感染リスクは少ない」という意識も1月から上昇している。
今回の調査では、「映画館など、人が集まっても声を出さない場は感染リスクが少ないと思う」に対して、「とてもそう思う」は12%、「ややそう思う」は26%と過去最も高くなった。レジャー活動全般に対する自粛意識は昨年の11月時点よりは高い水準ではあるものの、映画館が危険だという意識は低下が進んでいる。
■ 映画館の自粛意識が高いのは、シニア層。ワクチン接種が進むなか、今後の変化が注目される。
男女とも60 代で特に自粛意識が強く、なかでも女性60代は「絶対に自粛した方がよい」が24%、「やや自粛した方がよい」も含めると50%を超える。「自粛しなくてよい」意識が高いのは、男性15-19 歳と男性20 代となった。
■ こうしたなか、一般生活者がこの夏にやろうと思っているレジャー活動は、「テレビ等でのオリンピック中継の鑑賞」が23%で最も高い。これに「外食・飲み会」「県内でのお墓参り」に加えて「映画館での映画鑑賞」が続く。
下位には「海外旅行」「競技場やパブリックビューイング会場でのオリンピック鑑賞」「県外の親戚との集まり」「ビアガーデン」などが並ぶ。
■ 今後(調査時点)の夏公開作品で鑑賞意欲度が高いのは、洋画では『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』、邦画では『東京リベンジャーズ』『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』。
秋以降公開作品では、アニメシリーズの劇場版『劇場版 呪術廻戦 0』が最も高い。そのほか、洋画では昨年から公開延期していた『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』『トップガン マーヴェリック』、邦画では木村拓哉・長澤まさみ出演の『マスカレード・ナイト』への意欲が高い。
GEM Partners株式会社は、 エンタテイメント業界に向けたマーケティングデータ分析及びデジタルマーケティングサービスの提供を行っております。個別のご依頼などございましたら、下記のお問い合わせ先までご連絡をお願いいたします。
■ PDF版プレスリリースはこちらからダウンロードいただけます https://prtimes.jp/a/?f=d13190-20210709-55b63e5609c17427623861df589a1627.pdf |
■調査概要
【レポート名】新型コロナウイルスの影響トラッキング調査レポート 第11回
【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【調査実施日】2021年6月26日(土)~28日(月)
【回答者数】4,126人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計、弊社実施調査を参考に回答者を性年代・映画鑑賞頻度別に重みづけ
■会社概要
会社名:GEM Partners株式会社
設立:2008年3月17日
代表取締役:梅津 文
事業内容:エンタテインメントビジネス領域で下記に関わる一切のこと
マーケティング戦略の立案と実行モニタリング
デジタルマーケティング実行
メディアの企画・運営
コーポレートサイト: https://www.gempartners.com/
GEM Standard:https://gem-standard.com/
■本件に関するお問い合わせ先
GEM Partners(ジェムパートナーズ)株式会社
担当:河西(かさい)
電話:03-6303-1346
メールアドレス:info@gempartners.com
すべての画像