「吉野家」がグランドメニューに新素材 LIMEX を採用
~LIMEX の環境性能・耐久性を評価、全国の店舗で採用~
石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社 TBM(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:山﨑敦義、以下 TBM)は、株式会社吉野家(本社:東京都中央区、代表取締役社長:河村泰貴)が運営する「吉野家」のグランドメニューに、LIMEX 製品が採用されたことを発表致します。本採用を契機に TBM は、吉野家の店舗で使用されるアイテムを LIMEX 製品に切り替えていく提案を行い、LIMEX を通じたアップサイクルを協議の上、検討して参ります。
<アップサイクルとは> サステナブル(持続可能)な「モノづくり」の新たな方法論のひとつ。従来から行われてきたリサイクル(再循環)とは 異なり、単なる素材の原料化、その再利用ではなく、元の製品よりも次元・価値の高いモノを生み出すことを最終的 な目的としています。
吉野家のグランドメニューに LIMEX 製品のメニュー表が採用されました。メニュー表という性質上、店舗での使い方を想定し、LIMEX 製品の耐久性、水や森林資源に貢献する環境性能、手触り・色合いを評価して頂きました。TBM は、本採用を契機に、吉野家の店舗で使用されるアイテムを LIMEX 製品に切り替えていく提案を行い、将来的には、店舗のサスティナブルな循環型モデルを目指し、店内の印刷物を店内で使用するより価値の高いプラスチックの代替製品に生まれ変わらせる、アップサイクルの検討を進めて参ります。
・製品スペック:LIMEX シート 白色ハード 400μ
・導入ご担当者様コメント:
弊社も店舗で使用するメニューに“紙”を使用しており、環境影響の観点から課題としておりました。LIMEX 製品の主な原料は石灰石であること。再製品化(アップサイクル)ができることに魅力を感じました。また、店舗で使用するメニューは多くのお客様が手に触れるため、耐久性も重要な要素となっております。LIMEX 製品の方が、“紙”よりも劣化がゆるやかであると検証結果も出ており、グランドメニューとして採用しました。実際に店舗からも、「手触り感が良い」「水に強く、汚れてもすぐに拭き取れる」など、良好な反応を得ています。
(株式会社吉野家 CMO 田中安人)
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来、かつ生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討を開始。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
■ 概要
吉野家のグランドメニューに LIMEX 製品のメニュー表が採用されました。メニュー表という性質上、店舗での使い方を想定し、LIMEX 製品の耐久性、水や森林資源に貢献する環境性能、手触り・色合いを評価して頂きました。TBM は、本採用を契機に、吉野家の店舗で使用されるアイテムを LIMEX 製品に切り替えていく提案を行い、将来的には、店舗のサスティナブルな循環型モデルを目指し、店内の印刷物を店内で使用するより価値の高いプラスチックの代替製品に生まれ変わらせる、アップサイクルの検討を進めて参ります。
・使用開始時期:2019 年 3 月上旬~
・製品スペック:LIMEX シート 白色ハード 400μ
・導入ご担当者様コメント:
弊社も店舗で使用するメニューに“紙”を使用しており、環境影響の観点から課題としておりました。LIMEX 製品の主な原料は石灰石であること。再製品化(アップサイクル)ができることに魅力を感じました。また、店舗で使用するメニューは多くのお客様が手に触れるため、耐久性も重要な要素となっております。LIMEX 製品の方が、“紙”よりも劣化がゆるやかであると検証結果も出ており、グランドメニューとして採用しました。実際に店舗からも、「手触り感が良い」「水に強く、汚れてもすぐに拭き取れる」など、良好な反応を得ています。
(株式会社吉野家 CMO 田中安人)
■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む30か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
・ 2018 年、COP24(第24回国連気候変動枠組条約締約国会議)に日本政府代表団として参加
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、木を約 20 本、水を約85トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ LIMEXは、石灰石を主原料に石油由来樹脂と構成されているが、石油由来樹脂を100%バイオ由来、かつ生分解性の素材に置きかえた生分解性LIMEXの検討を開始。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品(LIMEXペレットを加工)を製造することが可能。(LIMEXのアップサイクル)
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
■ 株式会社TBM
代表取締役CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :107 億 4,480 万円(資本準備金含む)/ 2019 年 2 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/
*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
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