Hotels.com、2018年度Hotel Price Indexを発表 人々の旅行意欲は依然高いことが明らかに

～日本人海外旅行者数は過去最高を記録（※1）日本人旅行者の海外の宿泊料金は上昇傾向にあるものの国内では横ばいに～

●Hotels.comのHotel Price Indexによると、世界全体の宿泊料金は3％上昇し、2004年以降で最高水準に
•日本人旅行者の海外旅行での平均宿泊料金は、主に欧州とアジア地域で、2桁％代の上昇を記録
•日本人旅行者が国内旅行で支払った1泊あたりの平均宿泊料金は2017年と比較し横ばいの14,905円

世界最大級の宿泊予約サイトHotels.com™は、世界の旅行者が実際に支払った、1泊あたりの平均宿泊料金を調査する、2018年度「Hotel Price Index™（HPI™）」を発表しました。最新のHotel Price Indexによると、世界全体の旅行産業には減速の兆しは見られませんでした。2018年、旅行客が一泊の宿泊に支払った金額は、太平洋地域を除くすべての地域で指標が上昇し、世界全体で3％上昇しました。

2018年は、Brexit（ブレグジット）等による不確かな政治情勢や、カリフォルニアでの山火事、南アフリカでの干ばつ、日本での地震など、世界各地が天災に見舞われましたが、そのような状況下でも旅行業界は成長を記録しました。また、さまざまな混乱による影響があったパリやエジプト、トルコといった都市、そして通貨変動のあった南アフリカ、自然災害に影響を受けた北米でも旅行客の回復がみられつつあります。

 HPIは、調査を開始した2004年を100ポイントとして設定しています。Hotels.comではこの指標を基準とすることで、為替の影響を取り除き、旅行者が実質的に支払った1泊あたりの宿泊料金（※2）の対前年比データを提供することが可能となります。

＜日本人旅行者に人気の海外旅行先の傾向＞
日本人海外旅行者数は過去最高を記録（※1）、多くの人気都市で宿泊料金が上昇
2018年の日本人海外旅行者は、およそ1,900万人となり（※1）過去最高を記録しました（前年比6％増）。2018年は、為替も米ドルでは小幅な円高傾向となり、ポンド、ユーロまた新興国通貨でも円高傾向が進行し、日本人の海外旅行の追い風となりました。そのことが影響してか、日本人旅行者に人気の旅行先トップ75に含まれる都市のうち、6割以上にあたる46都市において価格の上昇が見られました。日本人旅行者の人気都市トップ10に入った都市でも台北を除き、全ての都市で価格の上昇が見られました。日本人旅行者が支払った平均宿泊料金が1番高い都市は米国のホノルルで33,280円、一番安かったのはフィリピンのアンヘレスの6,268円でその差は27,012円でした。日本人旅行者に人気の75都市のうち、最も平均宿泊料金が高かった上位5都市は米国の都市が占め（ホノルル、ニューヨーク、ボストン、サンフランシスコ、タムニン（グアム））、最も平均宿泊料金の低い5都市は全てアジアの都市（アンヘレス、プノンペン、マニラ、チェンマイ、セブ）でした。

2018 年に日本人旅行者が世界の人気都市トップ10において支払った 1 泊あたりの平均宿泊料金および前年比

イスタンブールとパリの宿泊料金が急上昇
トルコのイスタンブールは、2018年に平均宿泊料金が前年と比較して最も上昇し、17％の上昇を記録しました。これは、一時悪化していた治安が回復したことや、トルコリラの急落でお得感が出て日本人旅行者が増加したことが要因として考えられます。さらに、2番目の上昇を記録したパリ（15%上昇）も、2015年以降、治安に関する懸念から観光客数が落ち込んでいましたが、その後復活を遂げ、日本人観光客が戻ってきたことが要因として考えられます。対して2018年に最も平均宿泊料金が下落した都市は、カンボジアのシェムリアップ（12％下落）でした。

2018年に日本人旅行者が支払った平均宿泊料金が上昇したトップ4の都市

2018年に日本人旅行者が支払った平均宿泊料金が下落したトップ4の都市

＜日本人旅行者に人気の国内旅行先の傾向＞
お得だった国内旅行 - 平均宿泊料金は横ばい、多くの人気都市で平均宿泊料金が下落
2018年に日本人旅行者が支払った平均宿泊料金は、14,905円となり、前年からほとんど変化はありませんでした。日本人旅行者に人気の都市トップ10のうち、平均宿泊料金が1番安かった都市は名古屋で、前年から1％下落しました。また、2018年6月の地震の影響もあり、10都市の中で最も下落率が高かったのは大阪となりました（前年比-9％）。日本人旅行者に人気の国内旅行先上位10都市の中で千葉は顕著な上昇を示したものの、それ以外の都市では下落、横ばいまたは微増にとどまりました。

日本人旅行者に人気の上位10都市は、東京、大阪、京都といった定番都市が上位3位を独占し、名古屋と広島が2017年から順位を2つ上げました。対して、沖縄と札幌はランクを2つ落としました。北海道に関しては、2018年9月に発生した地震の影響があったものと考えられます。

2018 年に日本人旅行者が国内旅行人気都市トップ10において支払った 1 泊あたりの平均宿泊料金および前年比

＜お得に5つ星ホテルに泊まろう！＞
2018年も引き続きアジア圏がお得に5つ星ホテルに泊まれる場所であることがわかりました。特に上位10位にはフィリピンから3都市がランクインし、カンボジアからも2都市がランクインしました。また、前年比で平均宿泊料金の下落率が最も高かったのは、カンボジアのプノンペン（-22%）でした。カナダのトロント（-18%）、米国のサンディエゴ（-16%）がこれに続きました。

2018年に5つ星ホテルで日本人旅行者が支払った1泊あたりの平均宿泊料金が最も低かった海外都市トップ10

2018年に5つ星ホテルで日本人旅行者が支払った1泊あたりの平均宿泊料金の下落率が高かった海外都市トップ10

 

Hotels.com日本代表の井尻岳人は以下のように述べています。「HPIは旅行業界におけるトレンドのバロメーターとなっており、世界の旅行動向を把握するのに役立っています。2018年は世界的に不安定な政治情勢や多くの自然災害があったにもかかわらず、指標は上昇しており、旅行業界の成長に減速の兆しがないことを示しています。Hotels.comでは、HPIでお得な都市や穴場スポットを知ることができるほか、Hotels.com™ Rewardsといったプログラムを利用でき、通算10泊ホテルに泊まるだけで無料（※3）宿泊特典を獲得することができます。ぜひ、ゴールデンウィークの直前予約や夏休みの予約などにお役立てください。」

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※1 JTB総合研究所
https://www.tourism.jp/tourism-database/stats/outbound/#annual  
※2 税およびサービス料を含みます
※3 無料宿泊特典に税およびサービス料は含まれません。無料宿泊特典で利用できる金額の上限は、お客様の10 泊分の宿泊料金の1 日あたりの平均金額に相当します。登録および予約は、Hotels.comウェブサイト、Apple StoreおよびGoogle PlayのHotels.comアプリで可能です。詳しくは利用規約全文を参照してください。

■Hotels.com™について
ご希望通りの宿泊先を探して、簡単に予約できるHotels.com（ https://jp.hotels.com/ ）。出張やレジャー問わず、使いやすいホテル予約サービスの提供に努めています。Hotels.comでは世界中の数十万軒もの宿泊施設の予約ができ、ウェブサイトは90カ国以上で運営され、41の言語に対応しています。ラスベガスのお得なホテルも、タイのツリーハウスも、絶景のヴィラも、サクッと手軽に検索完了。また、大人気のロイヤリティプログラム「Hotels.com Rewards（ https://jp.hotels.com/hotel-rewards-pillar/hotelscomrewards.html/ ）」では、無料（※3）で宿泊できるボーナスステイがあっという間に獲得できます。ホテル予約は賢く簡単、スマートに。2,500万件以上の宿泊済みのお客様による口コミ評価や、ダウンロード数7,000万件の使いやすいスマホアプリも提供しており、お客様にぴったりの宿泊施設を探していただけます。

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