愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう
~スマホで参加する、市民科学プロジェクト~
(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、愛鳥週間<5月10(金)~16日(木)>に、より多くの方に野鳥観察を楽しみ、世界規模の市民科学プロジェクト「eBird」に観察情報を寄せていただけるよう、キャンペーン「愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう」を実施します。観察対象種を見た方、期間中毎日投稿した方には、記念品をプレゼントします(該当者多数の場合は抽選)。
eBirdについて
eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する、世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。日本野鳥の会はコーネル大学鳥類学研究室と協働で、その日本語のポータルサイト「eBird Japan」を運営しています。
eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をスマートフォンやPCから投稿して、アーカイブできます。また、さまざまな検索機能で、どこに行けば見たい鳥が見られるか、人気のバードウォッチングスポットはどこか等を調べることができます。eBirdを利用すれば、スマートフォンひとつが、フィールドノートにも、図鑑にも、探鳥地ガイドにもなります。
5月10日~16日は愛鳥週間(バードウィーク)。見た鳥をeBirdに投稿しよう!
5月10日~16日は愛鳥週間。ぜひ、バードウォッチングに出かけて、見た鳥をeBirdに投稿してみましょう。特別な場所に行かなくても、家の庭や近くの公園、通勤・通学路などで見られる鳥の情報も、貴重なデータになります。今年の観察対象種は、夏鳥3種(ツバメ、キビタキ、オオヨシキリ)。この3種を全て見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも! また、キャンペーンにあわせて、イベントや、オンライン講座も実施します。
キャンペーン「愛鳥週間!夏鳥をeBirdに投稿しよう」の概要
●期間:2024年5月10日(金)~16日(木)
●参加方法:期間中いつでも、好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」または「eBird Japan」に投稿してください。
※初めて使う方は「これを読めばわかる!eBird&Merlinの使い方」をご覧ください。
●参加賞:参加された方に、以下の二つの賞をご用意しています。
①サントリー特別賞
期間中にチェックリストを投稿された方のうち、観察対象種(夏鳥3種:ツバメ、キビタキ、オオヨシキリ)すべてを見た方10人(該当者多数の場合は抽選)に、サントリーホールディングス株式会社提供の「育林材のオリジナル時計(ツバメのデザイン)」をさしあげます。
②日本野鳥の会賞
5月10~16日の7日間毎日チェックリストを投稿した方10人(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナル「アウトドアハット」をさしあげます。
セミナー/イベントのご案内
①オンラインセミナー AIと野鳥識別対決-Merlinに挑戦!春夏編
日時:2024年4月24日(水) 19:00-20:00
内容:「Merlin」は、世界最大の野鳥観察データベースeBirdと連動して、野鳥の識別をサポートするアプリです。このセミナーでは、Merlin(AI)とバードウォッチャー(日本野鳥の会:奴賀俊光)の識別クイズ対決を通じて、野鳥を識別するポイントと、アプリ「Merlin野鳥識別」をうまく活用するコツをご紹介します。識別クイズには、視聴者の皆さまもご参加いただけます。
方法:Zoomウェビナー(定員300名)
講師:奴賀俊光(公益財団法人 日本野鳥の会)
参加費:無料
② イベント「東京港野鳥公園ビッグ・デー」
日時:2024年5月11日(土) 10:00-16:00(受付15:00まで)
会場:東京港野鳥公園 受付:ネイチャーセンター
内容:園内で自由にバードウォッチングし、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」で投稿していただきます。ゴール(ネイチャーセンター内)で、参加者全員に記念品をプレゼント! 観察種数上位者にはさらに素敵なプレゼントがあります。 5月11日は、eBirdによる世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー」でもあり、本イベントに参加いただくことで、グローバル・ビッグ・デーにも参加できます。
定員:なし
参加費:無料 (ただし、東京港野鳥公園への入園料がかかります)
5月11日(土)は「グローバル・ビッグ・デー(世界一斉野鳥カウント)」
5月11日はコーネル大学鳥類学研究室が主催する世界一斉野鳥カウント「グローバル・ビッグ・デー(Global Big Day)」です。この日に投稿された観察記録は、リアルタイムでグローバル・ビッグ・デーのサイトから見ることができます。
eBirdとは
世界規模の市民科学プロジェクト
eBirdは、米国・コーネル大学鳥類学研究室が運営する、世界的な科学研究プロジェクトであり、誰でも参加できる市民科学プロジェクトです。世界中のバードウォッチャーの野鳥観察記録をオンラインで共有し、鳥類の研究や保護に役立てることを目的に、2002年に開発されました。2024年4月1日現在、eBirdの利用者は約98万人に達し、日々増え続けています。
ポータルサイトeBird Japan公開により、日本語で利用可能に
eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室と、世界中のパートナー団体、何千人もの地域の専門家、何十万ものユーザーの協働で運営されています。2021年11月にコーネル大学鳥類学研究室と(公財)日本野鳥の会によりポータルサイト「eBird Japan」が公開され、eBirdへの投稿や検索、関連するアプリが日本語で利用できるようになりました。「eBird Japan」は、現在、サントリーホールディングス株式会社(メインスポンサー)と、カールツァイス株式会社(協賛)のご支援を得て、(公財)日本野鳥の会が運営しています。 eBirdは多言語に対応しており、世界中で利用できます。また、eBirdに蓄積されたデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など非営利目的であれば、誰でも自由に利用できます。
日本野鳥の会 組織概要
組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)
代表者:理事長 遠藤孝一
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル
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