IoTネットワークカメラ「GENBA-Monitor」が国土交通省NETISにて最高位「VE評価」に認定

株式会社イクシス

 株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役:CEO狩野高志、CTO山崎文敬)は、2025年10月31日付で、当社のIoTネットワークカメラ「GENBA-Monitor」(以下、「本サービス」という)が国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS(New Technology Information System)」において「VE(活用効果評価済み技術)」に認定登録されたことをお知らせします。2024年に登録後、技術の活用効果が高く評価されたことによるものです。

【GENBA-Monitor特設サイト及び紹介動画】

・紹介動画  https://www.ixs.co.jp/redirect/gm_sales_support_movie.php

・特設サイト https://www.ixs.co.jp/genba-monitor

  • NETISとは

 国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。NETIS登録技術は、工事の効率化を進めるために政府が利用を推進しているもので、公共工事の施工者が登録された新技術の活用を提案し実際に工事で活用された場合には、効果に応じて工事成績評定の加点の対象となります。

【NETIS登録情報】

・NETIS番号:KT-230321-VE

・新技術名称:モバイル回線式ネットワークカメラ「GENBA-Monitor」

・登録日:2024年03月07日

・評価日:2025年10月31日

・NETIS内 「GENBA-Monitor」登録ページ:

 https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=KT-230321%20

  • 「VE評価」とは

 技術としての有効性が確定し、継続的な調査が不要とされた技術に付与されます。今回のVE評価への昇格は、多くの現場からの評価と国交省の新技術評価会議での審査を経て、従来の技術よりも優れた効果があると認められた結果です。これにより、施工業者や発注者などに技術の情報が広く共有され、技術の活用機会が増えます。

  • 施工者の「NETIS-VE」登録技術活用メリット

 公共工事、民間工事等においてNETIS-VEに登録された新技術を活用する事により、コストの縮減や工期の短縮が期待でき、技術評価点および工事成績評定点の向上が見込めます。

  • 本サービスで解決する課題

 日本のインフラ業界は深刻な「人材不足」という課題を抱えており、現場の管理にかかる負担の軽減や、災害発生の迅速かつ安全な監視がこれまで以上に求められています。

 現場にて施工状況の管理・監視をカメラで行う際、固定回線や電源の敷設・設置が困難でした。本サービスでは、モバイル回線を備えた監視カメラを用いて撮影・クラウドに保存して管理、また電源がない現場ではソーラー電源を利用することで、現場に赴くことなくリアルタイムで状況を撮影し、管理・監視業務の負担軽減と安全性を両立しました。

 さらに、AI解析・通知による異常の早期発見や、気象センサーによる天候情報の活用・熱中症対策など、様々なオプションと連携し、現場課題を解決するためのプラットフォームを実現しました。

  • 本サービスの概要

 本サービスは、当社の長年のロボット開発とAI解析のノウハウを活かした、屋外環境でも安定して稼働するIoTネットワークカメラです。用途に応じてカメラの種類や、ソーラー電源の利用を選択できます。映像はクラウドシステムを利用し、遠隔で高画質の映像を確認できます。

 さらに、当社の画像解析AI技術・センサー技術と組み合わせることで、監視対象物体の変状等をAIにより検知することや、気象計や水位計との連携も可能です(※AI検知システムもNETIS取得済 HR-230009-VE)。

 DX時代の社会・産業インフラの現場管理を支援するシステムです。

  • VE評価のポイント

・固定回線が必要無く、設置が困難な箇所でも容易に監視できるため、施工性に優れる

・電源の敷設が困難な箇所でも、ソーラー電源が利用できるため、施工性に優れる

  • 本サービスの特徴

用途に応じてカメラを選択可能:

 静止画撮影・動画パンチルトズーム・動画撮影画角固定・高性能動画の4タイプ

 電源についても有線電源、ソーラー電源を選択が可能

設置が簡単:

 単管をクランプで挟むだけで簡単に設置可能、複雑な組立や回線・電源の敷設は不要

高画質:

 遠隔から、PCでもスマートフォンでもクラウド経由で高画質な画像・映像を確認可能

複数現場一括管理:

 マルチビューワー機能で複数現場の一括管理、複数箇所からの同時閲覧も可能

現場に特化した独自の機能:

- AI検知:対象物の変位・消失検知、水質異常検知(油膜)・積雪異常検知が可能

  変位・消失検知AIの技術もNETIS登録されています。登録ページ:

  https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=HR-230009%20

- 天気予報ライト:現場の1時間後の天気予報をライトの色で表示・周知が可能

- 気象計:カメラ映像と気象データを1画面で閲覧可能、天候変化をメール通知

- タイムラプス:着工から竣工までの工程や現場状況の変化を早送り動画で閲覧可能

  • 点検支援技術性能カタログへの掲載

 本サービスは国土交通省「点検支援技術性能カタログ」にも掲載されています。

【点検支援技術性能カタログ掲載情報】

・技術番号:BR030006

・技術名称:IoTカメラを用いた支承機能モニタリングシステム

・点検支援技術性能カタログ掲載ページ:  

 https://www.mlit.go.jp/road/sisaku/inspection-support/pdf/c/BR030006.pdf

  • 株式会社イクシスの概要

 当社は「ロボット×テクノロジーで社会を守る」をミッションとし、ロボットやAI・XR、3Dデータソリューションを連携したサービスの社会実装により、社会・産業インフラ業界のDX支援、そして社会課題の解決への貢献を目指しています。

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会社概要

株式会社イクシス

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URL
https://www.ixs.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC
電話番号
044-589-1500
代表者名
狩野高志/山崎文敬
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1998年06月