【調査結果】蓄電池の施工会社62社に水害に関する調査を実施、約4社に1社 が「蓄電池の水害対応または相談を経験」
~水害対策への最多の回答は「通常より高い基礎・架台設置」 修理や交換時の補償についても調査~
太陽光発電と蓄電池の見積もりサイト「ソーラーパートナーズ」を運営する株式会社ソーラーパートナーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:中嶋明洋)は、蓄電池を取り扱う施工会社を対象に、家庭用蓄電池の水害・浸水対応に関するアンケート調査を実施しました。
◆調査概要
・調査内容:家庭用蓄電池の水害・浸水対応に関するアンケート
・調査対象:蓄電池の施工を行う全国のソーラーパートナーズの加盟店
・有効回答企業数:62社(同一企業の複数担当者より回答があったため回答件数は64件)
・調査期間:2026年9月14日~2026年9月30日
・調査方法:WEBアンケート調査
・調査主体:株式会社ソーラーパートナーズ
※Web媒体にて本アンケートを引用される場合、出典を記載しソーラーパートナーズへのリンクをお願いいたします。
近年、豪雨や河川の氾濫などによる住宅の浸水被害が発生しています。
停電時の備えとして導入されることも多い家庭用蓄電池ですが、設置場所や高さによっては、蓄電池そのものが浸水被害を受ける可能性があります。
そこで今回、実際に蓄電池の施工を行う会社に、水害・浸水への対応経験や、水害リスクを考慮した設置方法、被害発生後の補償状況について聞きました。
◆調査結果
■約4件に1件が、蓄電池の水害対応または相談を経験

まず、「蓄電池が水害・浸水の被害を受けたお客様への対応経験はありますか?」と質問しました。
集計結果
・実際に対応したことがある:12件(18.8%)
・自社案件ではないが、相談を受けたことがある:5件(7.8%)
・ない:45件(70.3%)
・わからない:2件(3.1%)
となり、合わせると17件(26.6%)が、水害・浸水に関する対応または相談を経験しています。
実際に寄せられた代表的な事例では、河川の氾濫や床上浸水、床下浸水などによって蓄電池が被害を受けていました。
■約50cmの浸水で蓄電池本体を交換した事例も
今回の調査では、実際の水害・浸水事例についても回答をいただきました。
あるケースでは、河川の氾濫によって地面から約50cmまで浸水し、メーカーによる確認の結果、蓄電池本体を交換しています。
また別のケースでは、約100cmまで水没し、蓄電システム一式を交換したという回答もありました。
一方で、蓄電池の一部が浸水したものの、そのまま使用を継続した事例も寄せられています。
具体的な浸水状況や、水害後にどのような対応が行われたのかについては、調査記事で詳しく紹介しています。
■水害時の修理・交換費用には、53.3%が火災保険等が適用

水害による修理・交換費用について回答があった15件に、どのような補償が適用されたのか聞きました。
集計結果
1位:火災保険等が適用された 8件(53.3%)
2位:メーカーの自然災害補償が適用された 3件(20.0%)
3位:わからない 2件(13.3%)
4位:費用は発生しなかった 1件(6.7%)
4位:補償されず全額自己負担だった 1件(6.7%)
最も多かったのは、「火災保険等が適用された」で8件(53.3%)でした。
メーカーの自然災害補償が適用された事例も3件確認されています。
実際の回答には、まず火災保険を利用し、火災保険でカバーできなかった部分にメーカーの自然災害補償を適用したケースもありました。
一方で、蓄電池本体は補償されても交換工事費は自己負担となったケースや、火災保険に水災への補償が含まれておらず、再設置を断念した事例もありました。
■水害リスクが高い住宅では約8割が「設置方法を変更することがある」

「水害リスクが高い住宅では、蓄電池の設置方法を変更することがありますか?」を聞きました。
集計結果
・よくある:13件(20.3%)
・ときどきある:38件(59.4%)
・ない:4件(6.3%)
・ほとんどない:9件(14.1%)
合わせると、51件(79.7%)が、水害リスクに応じて設置方法を変更することがあると回答しています。
今回の結果からは、設置場所や施工方法を決める段階から、住宅ごとの水害リスクを考慮している施工会社が多いことが分かります。
■最も多い水害対策は「通常より高い基礎、架台を使用する」

では、実際にどのような対策を行っているのかを聞きました。
集計結果(複数回答可)
1位:通常より高い基礎・架台を使用する 43件(84.3%)
2位:屋内設置可能な機種を提案する 28件(54.9%)
3位:2階など高い場所への設置を検討する 15件(29.4%)
4位:別メーカー・別機種へ変更する 14件(27.5%)
5位:壁掛け設置にする 6件(11.8%)
6位:蓄電池の設置自体をおすすめしない場合がある 3件(5.9%)
最も多かったのは、「通常より高い基礎・架台を使用する」で43件(84.3%)でした。
住宅や製品によって可能な設置方法は異なるものの、浸水リスクを考慮しながら設置場所・設置方法を決めることが重要であることがうかがえます。
◆調査結果まとめ
今回の調査では、64件中17件(26.6%)で、約4社に1社が蓄電池の水害対応または相談を経験していることがわかりました。
実際の水害事例では、約50cmの浸水によって蓄電池本体を交換したケースや、蓄電システム一式を交換したケースも確認されました。
また、79.7%が設置前の段階で「水害リスクの高い住宅では設置方法を変更することがある」と回答しました。
具体的な水害対策では、「通常より高い基礎・架台を使用する」が84.3%で最多となっています。
蓄電池は停電時の備えとして利用できる住宅設備だからこそ、導入時には価格や容量だけでなく、設置場所や高さ・水害時の補償内容まで確認することが重要といえそうです。
▼調査ではこのほか、水害リスクを判断する際に施工会社が確認している項目や、実際の浸水・交換事例なども紹介しています。
蓄電池は水害・浸水するとどうなる?施工会社62社への調査でわかった被害実態と水害対策
◆ソーラーパートナーズについて
株式会社ソーラーパートナーズでは、太陽光発電と蓄電池の比較・見積りサイト『ソーラーパートナーズ』を企画運営しています。
2009年に余剰電力買取制度が開始されてから17年が経ち、太陽光発電は国内に広く普及しました。一方で、流行に乗じた不適切な営業活動もいまだに数多く見受けられます。私たちはそれらを課題として捉え、独自の調査データに基づく客観的な情報を消費者の皆様に適切に提供することで、太陽光発電業界全体の健全な発展に貢献することを目的としています。
また、ソーラーパートナーズでは、全国の施工会社による独自の加盟店ネットワークを構築しています。加盟時の審査だけでなく、加盟後も見積価格の適正性の確認や顧客対応状況の調査などを継続的に行い、施工店の品質維持・向上に取り組んでいます。
こうした継続審査の仕組みにより、価格・対応・施工品質などの面で一定の基準を満たす優良施工店をご紹介できる体制を整えています。
私たちは、加盟店ネットワークの継続的な品質管理を通じて、ユーザーの皆様が安心して相談でき、信頼できる施工店と出会える環境づくりを進めています。
◆会社概要
会社名:株式会社ソーラーパートナーズ
代表者:代表取締役 中嶋明洋
会社URL:https://www.solar-partners.co.jp/
事業内容:専門工事店とお客様のマッチングサービス
所在地: 〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-20 新宿オミビル4F
◆運営メディア
・外構・エクステリアパートナーズ(https://www.gaikouexterior-partners.jp/)
・ソーラーパートナーズ(https://www.solar-partners.jp/)
・外壁塗装パートナーズ(https://www.gaihekitosou-partners.jp/)
・屋根工事パートナーズ(https://www.yanekouji-partners.jp/)
・シロアリ対策パートナーズ(https://www.shiroaritaisaku-partners.jp/)
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