Deel、大規模かつ複雑な現場オペレーションを支援する「Deel Field Services」を発表
オンサイトかつ高度なオペレーションを伴う現場業務向けに、エンタープライズレベルのHRインフラを提供。1,200億ドル規模のフィールドサービス市場に対応
グローバルチーム向けオールインワン人事・給与プラットフォームを提供するDeel(CEO:Alex Bouaziz)は、大規模かつ複雑な現場オペレーションを支援する新ソリューション「Deel Field Services(DFS)」を発表しました。 本サービスは、2025年4月に買収したEmploy Africa Group(EAG)のインフラと専門知識を基盤として開発されたもので、Deelの既存のワークフォースプラットフォームを、これまで対応が難しかった新たな領域へと拡張するものです。 対象となるのは、石油・ガス、鉱業、建設、重量物流(ヘビーロジスティクス)など、現場での大規模な人材配置や複雑な運用管理が求められる業界です。これらの業界では、従来のEOR(Employer of Record)では十分に対応しきれない課題があり、より高度な人材管理やコンプライアンス対応が必要とされていました。

Deelの既存のEOR、グローバル給与管理、契約社員管理サービスは、リモートワークやオフィス勤務を含む幅広い採用ニーズに対応しています。一方、Field Servicesはその先にある領域、すなわち、複数の法域にまたがる採掘現場、石油掘削施設、建設現場、倉庫など、高リスクかつ複雑な現場オペレーションに対応するために設計されています。 こうした環境では、特殊な給与体系、労働安全衛生(HSE)への準拠、シフト制・ローテーション勤務の管理、さらには金融インフラとの連携などが必要となり、従来のEORでは十分に対応できませんでした。
また、高度な現場オペレーションでは、「危険手当(Danger Pay)」や「過酷な勤務地に対する特別手当(Hardship Premium)」、「ローテーション勤務」、「HSE(労働安全衛生)コンプライアンス」、さらには不安定な地域における法的責任への対応など、一般的なグローバル採用ツールの範囲を超えた専門的な仕組みが求められます。これまで、多くの企業はこうした業務を地域ごとの仲介業者(ブローカー)に依存してきましたが、その結果、透明性の欠如、財務リスク、コンプライアンス上の課題が発生していました。
主な機能
110カ国以上をカバー(今後も拡大予定):アフリカ40カ国以上に自社法人および現地運営体制を保有しており、ナイジェリア、モザンビーク、パプアニューギニアなどの市場でも、第三者事業者に依存することなくサービスを提供できます。これにより、より高い透明性、迅速な対応、そして安定したコンプライアンス体制を実現します。
専門的な現場人材の配置支援:ホスピタリティ、小売、施設管理、建設業界向けに、各地域に応じた雇用体制の構築とコンプライアンス対応を簡素化します。
現場オペレーションに特化した給与・コンプライアンス管理:遠隔地や高負荷環境での勤務に伴う各種手当や時間外手当の自動計算、ローテーション勤務の管理に加え、HSE(労働安全衛生)に準拠した福利厚生の提供に対応します。
オペレーションの一元管理:単一のダッシュボード上で、人件費、コンプライアンス状況、各拠点の人員稼働状況をリアルタイムで可視化できます。
法的責任の一元化:DeelがEmployer of Record(EOR)として法的雇用主となり、現場レベルで発生する責任を担うとともに、各地域に応じた保険を提供します。
■ Deel共同創業者兼CEO アレックス・ブアジズ のコメント
これまでのHRインフラの多くは、オフィスワーカー向けに設計されてきました。Deelはすでに150カ国において、リモートワーカー、契約社員、オフィス勤務者向けのグローバル採用を支援しています。 Field Servicesは、それ以上に人材確保や管理が難しい、石油掘削施設、鉱山、建設現場、物流拠点など、複雑な市場環境における現場業務のためのサービスです。 2025年4月に買収した、アフリカ地域で雇用・人材管理サービスを提供するEmploy Africa Group(EAG)の現地での専門知識と、Deelのグローバルな規模を組み合わせることで、世界でもっとも厳しい労働環境において、コンプライアンスの確実性、オペレーションの透明性、そして財務上の責任体制を提供します。
■ Deel Japan 社長執行役員 カントリーマネージャー 西浦 亮 のコメント
日本企業では、これまで以上にグローバル人材の活用が進んでいます。一方で、建設、インフラ、エネルギー、物流といった現場を伴う事業領域では、現地法人を設立することなく、複数の国にまたがるコンプライアンス対応や人材管理を行うことが大きな課題となっています。
Deel Field Servicesは、こうした課題を解決するためのソリューションです。企業が世界各地の現場人材を採用・管理・運用できる基盤を提供し、複雑なコンプライアンス対応にかかる負担を軽減することで、企業が本来注力すべき事業成長に集中できる環境を実現します。
Deelは今後も、日本企業が安心してグローバル市場へ事業を拡大できるよう、必要な人材インフラの提供を通じて支援してまいります。
提供開始時期
Deel Field Servicesは、まずアフリカ市場において、大規模かつ複雑な現場業務を伴う企業向けに提供を開始しました。一般提供は2026年第3四半期を予定しており、その後、2027年にかけて対象市場を順次拡大していく予定です。
■Deelについて
会社名: Deel Inc.
本社: 米国 カリフォルニア州 サンフランシスコ
CEO: Alex Bouaziz
Deelは、グローバルチームのために設計された、オールインワン型の給与・人事管理プラットフォームです。多様化する働き方に対応したDeelのプラットフォームでは、HRIS(人事情報システム)、給与計算、コンプライアンス、福利厚生、パフォーマンス管理、IT備品管理など、人事・労務に関わるあらゆる機能をシームレスに統合します。Deelは、AIを活用した各種ツールと自社が保有するグローバル給与インフラを通じて、150カ国以上のあらゆる雇用形態に対応し、企業がよりスマートかつ迅速、そしてコンプライアンスに準拠した形でビジネスを拡大できるよう支援しています。 詳細はdeel.com をご覧ください。
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