【2刷重版】『寺と仏像手帳』生涯の一仏・一寺に出会うための本。仏像と寺に生命をかけて対峙した写真家・土門拳。全国の寺と仏像を辿る!
東京書籍株式会社から2018年9月に発売されました『寺と仏像手帳』。この度(2024年1月)、待望の重版となりました。
解説
一生を寺と仏像の撮影に捧げ、「写真の鬼」といわれた世界的写真家・土門拳の、写真と名文章による全国の寺・仏像案内。土門拳記念館全面協力。寺・仏像の写真と文章、専門家によるわかりやすい各寺院のガイドを掲載。
北は岩手県の中尊寺から近畿・中部、南は大分県の臼杵石仏群まで、寺と仏像を収録した写真集。
写真に添えた撮影時のエピソードや被写体の解説など文章も達者。
著者情報
著者(写真・文)
土門拳(どもん けん)
写真家。1909年、山形県酒田市生まれ。
戦後日本を代表する写真家。徹底したリアリズムを追求した報道写真と、日本の伝統文化に対する作品で世界的な評価を得る。とくに仏像の写真については、独自の撮影方法を考案し、二度病に倒れ車椅子に依りながらも、圧倒的な完成度の作品群を発表した。写真界では屈指の文章家としても知られる。作品集に『風貌』、『ヒロシマ』、『筑豊のこどもたち』、『古寺巡礼 全五集』、『女人高野室生寺』、『東大寺』、『土門拳の古寺巡礼 全7巻』、『土門拳全集 全13巻』ほか多数がある。土門拳賞、酒田市土門拳文化賞、酒田市に土門拳記念館がある。1990年逝去。
監修者(写真)
藤森武(ふじもり たけし)
監修者(文)
堀内伸二(ほりうち しんじ)
コンテンツ
東北・関東の寺と仏
中尊寺・冬の金色堂・/毛越寺/羽黒山五重塔/瑞巌寺/勝常寺/大谷寺/深大寺/円覚寺/瑞泉寺
中部・近畿の寺と仏
永保寺/向源寺/石塔寺/四天王寺/観心寺
京都の寺と仏
鞍馬寺/髙山寺/神護寺/大徳寺/龍安寺/嵯峨野石仏群/念仏寺とあだし野/広隆寺/天龍寺/西芳寺/三十三間堂/東寺/醍醐寺/勝持寺/平等院鳳凰堂・走る仏像/浄瑠璃寺
奈良・飛鳥の寺と仏
法華寺/圓成寺/東大寺・「すきっぱら物語」より/興福寺/春日山石仏群/新薬師寺/唐招提寺/大安寺/室生寺・白皚々たる雪の室生寺/大野寺/薬師寺・高田好胤師/法隆寺・聖徳太子は生きている/法起寺/飛鳥寺/中宮寺/長谷寺/聖林寺
西日本の寺と仏
餘慶寺/三佛寺/観世音寺/臼杵石仏群
<概要>
『寺と仏像手帳』
■土門拳/写真・文
■定価1,760円(本体1,600円+税10%)
■四六判変型・220頁
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