歴史と自然が織りなす京都亀岡の町並みの一画にフィル・パーク京都亀岡駅前が完成

株式会社フィル・カンパニー

2025年5月28日 11時00分

「まちのスキマを『創造』で満たす。」というパーパスを掲げる、フィル・カンパニーグループ（中核企業：株式会社フィル・カンパニー代表：外山晋吾グループ本社：東京都中央区以下、当グループ）は、2025年4月にフィル・パーク京都亀岡駅前（建物名：たかはしビル）を完成させました。

建物周辺環境

　本物件が位置する亀岡市は、歴史的な寺院や温泉地などの観光資源に恵まれており、近年ではサッカースタジアムの整備をはじめ、スポーツ振興にも力を入れております。亀岡市の中心に位置する亀岡駅は、京都市内や嵐山エリアからのアクセスにも優れていることから、観光と地域交通の結節点として多くの方々に利用されております。

　本物件は、亀岡駅前に立地しており、駅からの視認性に優れたロケーションにあり、スタイリッシュで洗練された外観は、駅を利用される方々の目を引き、地域に新たな印象を与える建物となっております。

　また、亀岡市では、歴史と自然、そして新たな都市機能を融合させた地域づくりが進められており、今後も継続的な発展が見込まれます。こうした地域環境は、本物件にとっても良好な影響をもたらすとともに、ご入居いただくテナント様にとっては、安定的かつ魅力的な事業展開の基盤となるものと考えております。

フィル・パーク京都亀岡駅前について

　本物件の土地オーナー様は、将来的な自らの事業展開も見据え、駅前という利便性の高い当該地に古ビル付きの土地をご購入されました。当初は既存建物を活用しつつ、暫定的なテナント誘致を進められておりましたが、十分な反響を得るには至らず、リノベーション等によるバリューアップも試みられたものの、状況の改善にはつながりませんでした。

　その後は、立地特性を活かした建替え案なども検討されましたが実現には至らず、社会情勢や建築コストの変動といった外部環境の影響も加わり、計画の再構築が求められる状況となっておりました。

　こうした背景を踏まえ、当社ではテナント需要と投資対効果のバランスに配慮した事業プランを計画し、敷地の一部を建物、残りを駐車場として構成することで、初期投資の抑制と収益源の分散を図り、事業全体としてのリスクを低減するプランをご提案し、ご採用いただきました。

　また、本件は将来的なオーナー様の活用ニーズも踏まえた柔軟な設計となっており、資産価値を高めるプロジェクトとしてご評価をいただいております。

物件概要（建物名：たかはしビル）

所在地　　：京都府亀岡市追分町大堀9番６

交通　　：JR山陰本線「亀岡」駅徒歩1分

建築構造　：重量鉄骨造3階建

敷地面積　：234.98㎡

延床面積　：256.64㎡

竣工日　：2025年4月30日

今後の展望

　当社は「まちのスキマを『創造』で満たす。」というパーパスのもと、日本全国の都市や地方が抱えるさまざまな課題（スキマ）に向き合い、地域ごとのニーズに応じたオーダーメイドの空間ソリューションを提供しています。今後も、企画から設計、建築、テナント誘致までを一貫して手がけ、地域に根ざしたオーダーメイドのまちづくりを推進してまいります。