サイバーリンク、IEI Integration Corpとのパートナーシップを発表AI/IoTソリューションにおいてFaceMe®顔認識を実現

サイバーリンク

台北 台湾(2019年3月11日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認識技術のパイオニアであるサイバーリンクは、産業用パソコンのリーディングカンパニーであるIEI Integration Corp.(本社:台湾新北市、以下 IEI)との戦略的パートナーシップを発表し、IEIの産業用パソコンでのFaceMe® によるAI顔認識を可能にしました。これにより、スマートリテールやセキュリティなど、様々なシナリオにおいてAI/IoTデバイスによる顔認識が可能になります。
 

FaceMe x IEIFaceMe x IEI

今回のパートナーシップにより、FaceMe®はIEIのFLEX-BX200(AIモジュラーボックスPC)に組み込まれます。AI処理の高速化をサポートするMustang-V100-MX8 VPU(ビデオプロセッシングユニット)により、高速なディープニューラルネットワークコンピューティングを提供します。CPUソリューションと比較すると、VPUソリューションで実現される処理速度は、顔認識で17.4倍のパフォーマンスを提供すると共に、大幅な電力削減を実現します。

サイバーリンク最高執行責任者(COO)メイ・クー(Mei Ku)は以下のようにコメントしています。「顔認識技術に対する需要は急増しています。常に最新のAI/IoTイノベーションが求められるため、FaceMe®は現在、ほとんどの主流OSおよびAI/IoTハードウェアと互換性があり、様々な付加価値のあるソリューションを提供しています。IEIとの協業は、小売業、住宅、セキュリティ、公的な場の安全など、様々なシナリオにおいて高性能で柔軟なソリューションを推進します。」

また、IEIシニアアソシエイトバイスプレジデント(senior associate VP)ドン・ユー(Don Yu)氏は以下のようにコメントしています。「IEIは産業用パソコンのリーディングブランドです。弊社の製品は、ファクトリーオートメーション、ネットワーク、国防、ビルセキュリティ、公的な場の安全、道路交通、医療など、様々な領域で展開できるように設計されています。今回の協業により、Intel® Movidius™ VPUで設計されたMustang-V100 (Intel® ビジョン・アクセラレーター)を使用して、FLEX-BX200(AIモジュールボックスPC)での顔認識が可能になります。 IEIはAIエッジコンピューティング向けの完全なソリューションを提供し、お客様が幅広いスマートソリューションを確立できるよう支援します。」

ディープラーニングとニューラルネットワークアルゴリズムを搭載したサイバーリンクのFaceMe®は、市場で最も高精度なAI顔認識エンジンの1つです。アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が実施した最近の顔認識ベンダーテスト(FRVT)において、サイバーリンクのFaceMe®はFRVT 1:1(WILD 1E-4)カテゴリーのテスト参加者全員中12位にランクされ、顔認識技術のリーダーとしての地位を確立しました。

NISTのWILD 1E-4 データセットは、監視カメラの映像や写真から構成されており、様々な撮影アングル、暗い照明、部分的に覆われた顔など、実際の想定される状況を網羅しています。様々な状況下の画像によって、システムが個人を正確に識別することを要求されるであろう現実世界のユースケースをシミュレートします。

■IEI Industrial Corp.について

IEI Integration Corp.は、業界をリードする産業用パソコンプロバイダーとしてビジネスを構築し、AI(人工知能)とネットワークエッジコンピューティングに注力しています。 IEIの製品は、ファクトリーオートメーション、コンピューターテレフォニーインテグレーション、ネットワークアプライアンス、セキュリティ、システムなどのコンピューターベースのアプリケーション、そしてAI/IoT、国防、警察行政、輸送、通信基地局、医療機器などの様々な分野で利用されています。 IEIは製品のプロモーションを行うだけでなく、完全かつプロフェッショナルなサービスを提供するためにODMを行い垂直市場にサービスを提供しています。

IEIはIntel、Microsoft、Amazonと提携をして、ハードウェアデバイスの種類、異なるオペレーティングシステム、複数のアプリケーション、プライベート/ハイブリッド/パブリッククラウドコンピューティング、統合ソリューション開発のためのデータストレージとセキュリティ、新しいアプリケーションでの協同や市場の拡大など、様々なオプションを備えた完全なインテリジェントシステムを提供します。

IEIは、AI/IoTの究極目標を達成し、先進的な技術を活用して人々にとって快適で便利な生活空間を創造できるよう努めています。詳細については、https://www.ieiworld.com/をご覧ください。

 
■サイバーリンク株式会社について

1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認識エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウエアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe®」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください:
https://jp.cyberlink.com

FaceMeについての詳細は製品ページをご覧ください:
https://jp.cyberlink.com/stat/technology/jpn/tech_face.jsp

■本ニュースリリースについて

本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。
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会社概要

サイバーリンク株式会社

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URL
http://jp.cyberlink.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝大門 1-16-3 芝大門116ビル3F
電話番号
-
代表者名
ヒルダ ペン
上場
海外市場
資本金
9500万円
設立
2005年09月