埼玉工業大学、経営社会学・AIなどをテーマに公開講座を開催植物の不思議や先進科学、墜落事故の経験と耐疲労設計指針の変遷などの多彩な講座を対面&オンラインで分かりやすく解説
この公開講座は本学の教員が専門分野の研究・教育を活かして講師を担当し、経営社会学をテーマとした講座をはじめ、ヘルスケアデバイス、AI(人工知能)などの先進的な工学・科学分野、気象予報士の資格を持つ講師によるお天気と気象講座まで幅広い分野をテーマとした講座を用意しています。さらに、「国際植物の日(Fascination of Plants Day):5月18日」の一環として特別講座も実施します。
埼玉工業大学では、地元・深谷市をはじめ地域の一般市民向けて、さまざまな方々を対象とした「公開講座」を以前より実施してきました。今年度は受講生の利便性を考慮し、昨年度に引き続き「対面」と「オンライン」を併用した「ハイフレックス型」公開講座を開講します。
受講者は、「対面」または「オンライン」どちらかを選択して受講可能です。
オンラインでは、Zoomビデオウェビナーによるリアルタイム配信で実施します。
参加は事前申し込み制ですので、本学HPで各講座の詳細内容を確認の上、申し込みフォームから申込期間内に登録が必要です。
定員は、各日程「対面型」150名、「オンライン型」490名(先着順)です。定員になり次第、締め切りとなります。
2023年度公開講座については、下記URLをご参照ください。
https://www.sit.ac.jp/kenkyu/kouza/
また本講座に関する問い合わせは、本学 教育研究支援課へメール(e-mail:kouza@sit.ac.jp)にてご連絡ください。
<2023年度公開講座>
1. 経営社会学講座【6月3日(土)】:「ザ・ドリフターズ」「男はつらいよ」から学ぶ経営学
2. 国際植物の日 特別講座【6月3日(土)】:植物の色々な色
3. お天気と気象の講座【6月10日(土)】:気象予報士と学ぶ天気
4. 地元バイオマス活用ヘルスケア講座【6月10日(土)】
:地元バイオマス資源を活用する人生100年時代のヘルスケアデバイス
5. AI 画像処理講座【6月17日(土)】:AI(人工知能)による画像処理のはじめ方
6. 航空機耐疲労設計講座【6月24日(土)】:墜落事故の経験と耐疲労設計指針の変遷
◯ 添付資料 2023年度対面同時オンライン公開講座のチラシ(PDF)
<2023年度公開講座のねらい・内容>
1.「ザ・ドリフターズ」「男はつらいよ」から学ぶ経営学
講 師:情報社会学科 准教授 本吉 裕之
開催日時:6月3日(土)10:00~11:00
申込期間:5月10日(水)10時~5月24日(水)17時
昭和・平成と時代が流れる中、国民的娯楽としてのザ・ドリフターズや「男はつらいよ」はなぜ愛され、支持を得ていたのか。そして令和の今に、必要な概念は何か。
「8時だよ!全員集合」から「オレたちひょうきん族」への変遷にある時間軸発想。寅さんとドリフは我々に何を与えたのかを、経営学と共同幻想論の視点から分かりやすく解説いたします。
2. 植物の色々な色
講 師:生命環境化学科 准教授 秋田 祐介
開催日時:6月3日(土)13:00~14:30
申込期間:5月10日(水)10時~5月24日(水)17時
花や葉っぱ、茎や根っこにまで、植物は至るところに色をもっています。植物はなぜ色をもち、どうやってその色を作っているのでしょうか。本講座では、植物の作り出す色々な色について、どういう研究が進められていて、どういう使われ方をしているのか紹介します。会場にお越しいただければ、温室の公開もいたします。本講座は「国際植物の日(Fascinationof Plants Day)」の一環として実施します。
3. 気象予報士と学ぶ天気
講 師:基礎教育センター 講師 高橋 俊典
開催日時:6月10日(土)10:00~11:00
申込期間:5月10日(水)10時~5月31日(水)17時
身近な存在である天気について学びます。
太陽からやってくる光が地上に様々な気象現象を引き起こします。
この現象をもたらすメカニズムを解き明かし、気象についての考えを一緒に深めていきましょう。
4. 地元バイオマス資源を活用する人生100年時代のヘルスケアデバイス
講 師:生命環境化学科 教授 長谷部 靖
開催日時:6月10日(土)13:00~14:00
申込期間:5月10日(水)10時~5月31日(水)17時
地球温暖化防止、カーボンニュートラル、持続可能な社会を実現するため、化石資源に代わる資源の1つとしてバイオマスが有望視され、その新しい利用技術の開発が期待されています。本講座では、バイオマスの有効利用という観点から、地元農産物の非食部、食品廃棄物、家畜の排泄物などを炭化処理した導電性カーボンを利用する自己発電式の絆創膏型バイオセンサーを中心に、日々の健康管理・病気の早期発見・治療に役立つ人生100年時代のヘルスケアデバイスを紹介します。
5. AI(人工知能)による画像処理のはじめ方
講 師:情報システム学科 講師 望月 義彦
開催日時:6月17日(土)10:00~11:30
申込期間:5月10日(水)10時~6月7日(水)17時
AI(人工知能)とは人間が脳で行う知的な行為をコンピューターで再現するものです。例えば、将棋などのゲームや、ロボットの制御、地震や天気の予測、音声認識など多岐の分野にわたっています。中でも画像を対象にした技術は目覚ましい発展を続けています。この講座では、AIによる画像処理について実例を紹介し、特別な準備なく自分で試してみる方法について解説します。
6. 墜落事故の経験と耐疲労設計指針の変遷
講 師:機械工学科 教授 政木 清孝
開催日時:6月24日(土)10:00~11:00
申込期間:5月10日(水)10時~6月14日(水)17時
圧力隔壁と呼ばれる部材の疲労破壊により墜落した日航ジャンボ機123便。航空機はこれまでに数多くの機体損傷を起因とする墜落事故を経験し、徹底的な原因究明と設計方針の見直しが行われ、特に疲労破壊による墜落事故防止が検討されてきました。これまで経験した航空機の事故事例と、それによる疲労設計指針の見直しについて、分かりやすく紹介します。
以上
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像