中高生のためのクリエイティブハブ施設「テクリエさぎのみや」開所1周年

〜延べ1,750人が利用。「明日もやりたい」が生まれる地域の学び拠点へ〜

認定NPO法人CLACK

認定NPO法人CLACKが運営する中高生向けのクリエイティブハブ拠点「テクリエさぎのみや」は、2026年2月に開所1周年を迎えました。

【「明日もやりたい」ことが見つかる】というコンセプトのもと、デジタル技術や創作活動に無料で触れられる居場所を運営してきました。2025年2月の開所以来、延べ1,750人の中高生が来館し、デジタル技術やものづくりを通じて新たな挑戦に取り組んでいます。

環境に左右されない体験機会の創出と、地域における新しい学びの場づくりを実践し、その取り組みの現場として、自治体・教育関係者など25団体に視察いただきました。

今後も、「テクリエさぎのみや」が子どもたちが好きなことや自分らしさを見つけたり、つながりや経験・考える力を育める場所となることを目指し、運営してまいります。


公式サイト:https://techrie.clack.ne.jp/ 

■テクリエさぎのみやとは

テクリエさぎのみやは、中学生から高校生年代までを対象に、最新のデジタル機材や創作環境を無料で提供する居場所です。3Dプリンター、レーザーカッター、VR機材を利用したり、動画編集、デザイン、プログラミング等ができる環境が整っています。

来館する中高生には、常駐している大学生メンターが寄り添い、何かを「教える場」ではなく「挑戦できる場」として運営しています。1年を経た現在、中高生自身の興味関心を起点にイベントやプロジェクトも生まれています。


<名前やコンセプトの由来>

「テクリエ」は、Tech(技術・テクノロジー)とCreate(つくる)を合わせた造語です。デジタル機材をたくさん揃えた場所で、それらを活用して何かを作ることを楽しんでほしい。その活動を通して、好きなことや自分らしさを見つけられる居場所になってほしいという想いを込めて命名しました。

コンセプトは、「明日もやりたい」ことが見つかる


日々なんとなくSNSや動画を見て時間を消費し、漠然とした不安を抱きながらも失敗を気にしてなかなか一歩を踏み出せない中高生たちが、興味関心を引き出しやすい「デジタル」に触れられる環境を用意し、「楽しい!」「自分でもできるかも!」といった気持ちから「明日もまたやりたいな」と思えるものに出会うチャンスを提供できる居場所でありたいと考え、決定したコンセプトです。

■1年間の主な成果

開所から1年間で、以下の実績を積み重ねてきました。利用者の半数以上が中野区に在住しているなど、地域の中高生が日常的に通える拠点として定着しつつあります。

・延べ来館者数:1,750人

・自治体・教育関係者などの視察:25団体

・ワークショップ / イベント実施:60回

・企業や地域とのコラボイベントの実施:5回

・利用者のうち中野区内在住の割合:53%

初来館時には「何をしたいか分からない」と話していた生徒が、半年後には自ら創作活動を始めたり、周囲を巻き込んで企画を立ち上げたりするケースも生まれています。

昨年夏には、中高生主体の「テクリエ夏祭り」を実施しました。企画立案から周知用チラシも自ら制作。当日は中高生限定ではなく地域に開かれたイベントとして開催し、子どもたちの作品展示やゲーム企画などを出展しました。地域住民も来場し、テクリエが世代を超えた交流の場となりました。

こうした体験を通じて、「自分たちの居場所を自分たちでつくる」という意識が芽生えています。

子どもたちが企画した夏祭りの様子
Lenovo様と共同イベント実施。中高生が最新機器に触れる様子

■利用している子どもの声

【開所時から来てくれている高校2年生】

母に勧められて施設を訪れたことがきっかけでテクリエを知りました。当時は学校に通えていない時期でもあり、絵を描くことが好きだったことから、ペイントアプリの入ったタブレットを使うために毎日のように通うようになりました。

当初は一人で創作活動をしていましたが、メンターに声をかけられたことをきっかけに、オリジナルキャラクターの缶バッジ制作やアニメーション制作、イベント参加など新たな挑戦にも取り組むようになりました。

昔の私だったら、何かに誘われても「面倒くさいし、いいや」って断っていたと思うんです。でも、親しいメンターさんに声を掛けてもらううちに、「とりあえずやってみよう」という気持ちが生まれてきました。「もともと興味のなかったことでも、やってみると新しい学びがあるんだな」という発見もありました!

【不登校経験のある高校2年生】

テクリエに来たら、自由に絵を描いたり、ここで出会った友達やメンターさんとおしゃべりしたり、学校や家とは違う第3の居場所になっています。

■テクリエさぎのみや館長:高橋 香南子 コメント

この1年で、子どもたちの変化を日々実感しています。学校に行けてなかった子が連日通うようになったり、アルバイトに挑戦したりと、何かに挑戦することに前向きになる姿が増えました。メンターが継続的に関わることで、『あの人に言われたからやってみよう』と思える関係性が育っています。継続して関係を築ける居場所の意義を改めて感じた1年でした。

また、企業とのコラボレーションによるイベントも実施し、子どもたちが働く大人と直接交流する機会をつくっています。仕事の話を聞いたり、社会で活躍する大人と関わる経験を通じて、子どもたちが将来の選択肢を広げたり、「自分もやってみたい」と前向きに考えるきっかけになっています。

さらに、日頃から行政や地域の団体とも連携し、何かあったときにすぐ相談・協力できる関係性を築いています。子どもたちを取り巻く課題が複雑化する中で、居場所だけで抱え込まず、必要に応じて地域の支援機関と連携できる体制があることは、安心して活動を継続する上でも大きな支えとなっています。

今後はさらに挑戦のフィールドを広げ、地域のイベント出展や企業・店舗とのコラボレーションなど、社会と接続する機会を増やしていきたいと考えています。テクリエを、子どもたちが社会の中で自走していく力を育む場へと育てていきます。

テクリエに通う子どもの声、館長から見た1年間のあゆみについて詳細はnoteをご覧ください。

<施設概要>

施設名:テクリエさぎのみや

所在地:東京都中野区鷺宮3-19-7

対象:中学生から高校生年代

利用料:無料

運営:認定NPO法人CLACK

公式サイト:https://techrie.clack.ne.jp/ 

■認定NPO法人CLACKについて

CLACKは、「生まれ育った環境に関係なく、子どもが希望とワクワクを持てる社会」をビジョンに掲げ、世代を超えた貧困連鎖の解消を目指し活動している団体です。大阪・東京を拠点に、無償のデジタル教育やキャリア教育、デジタルを活用した居場所を提供し、様々な困難を抱える中高生の自走に向けた伴走支援に取り組んでおります。

公式ホームページ:https://clack.ne.jp/  

<CLACKの主な事業・プロジェクト>

■企業の使用済みPCが中高生の”自走”に繋がる「Pass the Baton(パスザバトン)

■デジタル教育とキャリア教育を行うプログラム「Tech Runway

■デジタルを活用した中高生の秘密基地「よどがわベース」「テクリエさぎのみや

企業から寄贈されたPCは1,800台を突破。プログラミング体験会には1,900名以上、3ヶ月の継続的なデジタル教育・キャリア教育プログラムには600名以上の高校生が参加しました。


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会社概要

認定NPO法人CLACK

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URL
https://clack.ne.jp
業種
教育・学習支援業
本社所在地
大阪府大阪市淀川区十三東4丁目1−5 よどがわベース2階
電話番号
-
代表者名
平井大輝
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年03月