米Pflaumer社の樹脂原料「ポリアスパラギン酸アミン」の取り扱いを開始

環境や人にやさしく、速乾性に優れる新たなコーティングで工期短縮を実現!

株式会社GSIクレオス

株式会社GSIクレオス(東京都港区、代表取締役 社長執行役員 吉永 直明/以下、当社)は、このたび米国の化学メーカーであるPflaumer Brothers, Inc.(以下、Pflaumer社)の樹脂原料「ポリアスパラギン酸アミン(Teraspartic ®)」の取り扱いを開始致します。

本製品はポリアスパラギン酸アミンを用いた樹脂原料で、世界的にもまだ取り扱いの少ない、市場に革新をもたらす新素材です。速乾性をはじめとする数多くの優れた物理的特性を備えていることに加え、VOC(揮発性有機化合物)の含有量が少なく安全性も高いことから、コンクリート床用塗料、重防食塗料など多岐にわたる用途でのコーティング剤に適しています。

当社は、本製品を「性能が高く環境や人にもやさしい、既存の樹脂に替わる新たなコーティング剤」として、国内の床塗料メーカーを中心に提案していくとともに、今後はさまざまな用途展開を図ってまいります。



【ポリアスパラギン酸アミン「Teraspartic ®」の特徴】

Pflaumer社のポリアスパラギン酸アミン(Teraspartic ®)は、同社の脂肪族イソシアネート硬化剤(Teracure®)と組み合わせて使用することで、2液型エポキシ樹脂やウレタン樹脂と比較して優れた速乾性や耐候性、耐摩耗性、耐黄変などの特性が得られます。なかでも高い速乾性はポリアスパラギン酸コーティングの最大の利点であり、室温での塗布が容易で、数時間での硬化を実現します。また、低温環境でも常温と同様に使用できる製品も取り揃えており、多様な気象条件下で使用することが可能です。


さらに、VOCの含有量が少ないため、環境や人体へ及ぼす影響を最小限に抑えることができると同時に、VOCに対する安全対策のプロセスも減らすことができるため、工期の短縮に大きく貢献します。また、固形分100%の無溶剤システムであり、低粘度に調合することが可能なため、施工の際に扱いやすいという特性も兼ね備えています。




【コーティング用途例】

・コンクリート床

・一般建築

・洋上風力発電所などの過酷環境下の重機、建物など

・その他、重軽防食塗料(橋梁、プラント、タンク、マリンなど)として













【GSIクレオスとは】

GSIクレオスは、繊維と⼯業製品の両事業をグローバルに展開する事業創造型商社です。「次代の⽣活品質を⾼める 事業の創造者として ⼈びとの幸せを実現する」というパーパス(存在意義)のもと、ESG 経営を推進し、社会課題の解決と⼈びとの幸せの実現を⽬指しています。


■製品に関するお問い合わせ 

化成品部営業課 Tel:03-5418-2129 メール:chemicalsec@gsi.co.jp


■本件に関するお問い合わせ

経営企画部 企画広報課  Tel:03-5418-2122


<参考>

Pflaumer(フラウマー)社の概要

(1)設立          : 1934年

(2)所在地       : アメリカ ニュージャージー州

(3)業務内容    : コーティング剤、インキ、プラスチック、金属加工油剤、潤滑油のほか、複合材料やエレクトロニクスなどの用途向けに、独自の技術に基づく化学品を製造するメーカー。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
化学建設・土木
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社GSIクレオス

7フォロワー

RSS
URL
https://www.gsi.co.jp
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区芝3-8-2  芝公園ファーストビル16F
電話番号
03-5418-2122
代表者名
吉永直明
上場
東証プライム
資本金
71億8600万円
設立
1931年10月