10月15日(金) AndTech WEBオンライン「粉体を扱う上でのトラブル対策 -付着、固結、滞留、閉塞、分離・偏析、摩耗および設備トラブル-」Zoomセミナー講座を開講予定
フルード工業(株) 執行役員 研究開発室長、小波技術士事務所 所長、鹿児島大学 非常勤講師、芝浦工業大学 公開講座講師、技術士(機械部門) 工学博士 小波 盛佳 氏にご講演をいただきます。
株式会社AndTech(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:陶山 正夫、以下 AndTech)は、R&D開発支援向けZoom講座の一環として、粉体での課題解決ニーズに応えるべく、第一人者の講師からなる「粉体技術」講座を開講いたします。
粉体を扱うときのトラブルはさまざまあるが、講演者の実体験を含めて多くのトラブルに関わる事項を整理し、予防のための対策についてのノウハウについて解説します。
本講座は、2021年10月15日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8068
粉体を扱うときのトラブルはさまざまあるが、講演者の実体験を含めて多くのトラブルに関わる事項を整理し、予防のための対策についてのノウハウについて解説します。
本講座は、2021年10月15日開講を予定いたします。 詳細:https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8068
- Live配信・WEBセミナー講習会 概要
開催日時:2021年10月15日(金) 10:00-16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 電子にて資料配布予定
U R L :https://andtech.co.jp/seminar_detail/?id=8068
WEB配信形式:Zoom(お申し込み後、URLを送付)
- セミナー講習会内容構成
フルード工業(株) 執行役員 研究開発室長、小波技術士事務所 所長、鹿児島大学 非常勤講師、芝浦工業大学 公開講座講師、技術士(機械部門) 工学博士 小波 盛佳 氏
- 本セミナーで学べる知識や解決できる技術課題
滞留については逆にそれを都合よく利用する効用にも触れ、摩耗ではその測定法の例を挙げ、その具体的な対策について実際に行われている方法を詳細に解説。
最後に粉体プラント・機械の計画から実施までにおける多くのトラブルおよびスケールアップ時のトラブルについて説明します。
- 本セミナーの受講形式
詳細は、お申し込み後お伝えいたします。
- 株式会社AndTechについて
化学、素材、エレクトロニクス、自動車、エネルギー、医療機器、食品包装、建材など、
幅広い分野のR&Dを担うクライアントのために情報を提供する研究開発支援サービスを提供しております。
弊社は一流の講師陣をそろえ、「技術講習会・セミナー」に始まり「講師派遣」「出版」「コンサルタント派遣」
「市場動向調査」「ビジネスマッチング」「事業開発コンサル」といった様々なサービスを提供しております。
クライアントの声に耳を傾け、希望する新規事業領域・市場に進出するために効果的な支援を提供しております。
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選りすぐりのテーマから、ニーズの高いものを選び、書籍を発行しております。
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- 本件に関するお問い合わせ
メールアドレス:pr●andtech.co.jp(●を@に変更しご連絡ください)
- 下記プログラム全項目(詳細が気になる方は是非ご覧ください)
粉体を扱うときのトラブルはさまざまです。演者は粉体の物性測定段階からプロセス設計を行い、設備・装置の設計、試運転までを数多く経験してきました。実体験を含めて多くのトラブルに関わる事項を整理し、予防のための対策についてのノウハウを提供します。
まず,粉体を扱う上での基本的な考え方を述べます。次に粒子付着・凝集および塊を生じる固結のメカニズムについて説明し,さらに滞留(たまり)と貯槽やシュート類での閉塞(つまり)についてその現象と対策を述べます。滞留については逆にそれを都合よく利用する効用にも触れます。摩耗ではその測定法の例を挙げ、その具体的な対策について実際に行われている方法を詳細に述べます。最後に粉体プラント・機械の計画から実施までにおける多くのトラブルおよびスケールアップ時のトラブルについて説明します。粉塵対策についても言及します。
プログラム
1.粉体を取り扱うための基本
1.1 粉体とは何か?
粉体と粒体の境界(くっつくか離れるか)/粉体の名称とサイズ/ナノ粒子/代表的な粉体の粒子径/
粉体として扱うことの効用(比表面積,光遮蔽など)
1.2 粉体と液体の取り扱いの違い(設備・装置として)
1.3 粉体を扱う上での落とし穴
粉体ハンドリングに影響を及ぼす物性/LIVEとDEAD
1.4 上手に粉体を扱うために
物性の数値化/機器の特徴と構造/実装置の観察/トラブル対応の知恵
2.粉体の付着とその対策
2.1 付着を取り上げることの重要性
2.2 付着が引き起こす障害
2.3 付着現象と特徴
付着する粉体/壁面に付着すると離れにくい/同径の粒子より、大きい粒子に付きやすい/
ナノ粒子を適量混入すると付着力が小さくなる/水分が加わると付着力が大きくなる
2.4 付着対策の考え方
2.5 具体的な対策
2.6 付着トラブル対策の実施例
3.固結
3.1 粉体の固結の発生とその防止
3.2 粉粒体の固結とは
3.3 固結の発生機構
3.4 固結に関与する因子
固体粒子の水分と吸湿性/空隙と粒子の接触状態/平衡含水率と潮解/
粒子の溶解性/析出粒子の固結性/固結力の種類
3.5 固結の汎用的な対策
粒子物性の変更による吸湿防止/外的操作による防止/析出段階での防止
3.6 固結防止剤の例
3.7 食塩にみられる固結対策
食塩の物性の変化と添加物/食塩サイロの考え方/粉体の高濃度輸送における固結対策
3.8 固結のトラブルアンケート結果より
3.9 半導体分野での水垢防止対策
4.粉体滞留・残留の防止とその利用
4.1 流れにおける粉体の滞留
粉体と液体の滞留の差/滞留させたくない理由
4.2 粉体を滞留させない方法
接触する側の形状を考慮する/操作方法を工夫する/
粉体の性状及びそれに影響する要因を変更・管理する
4.3 粉体の舞い上がりによる滞留の防止
微粒子の沈降速度と舞い上がり/舞い上がりを防止する方法/
舞い上がった粉体を捕集する方法/バグフィルタの通気速度による抑制
4.4 粉体を滞留させることの効用
落下衝撃の緩衝/シュートの保護/空気輸送における粒子衝撃の緩衝/
スクリューコンベヤにおける下部の滞留/粉体貯槽の過大圧防止
5.粉体の閉塞
5.1 貯槽に関連して生じるハンドリングトラブル
5.2 粉体に特有の力
粉体・粒体の境界とファンデルワールス力/その他の力
5.3 閉塞のトラブル
貯槽の形状・仕様(壁摩擦の減少、鉛直壁の設置、コーンの設置、頂角の減少、排出口の拡大)/
壁部の粉体層破壊(振動、打撃)/内部の粉体層破壊(撹拌、空気流動、可動壁)/
粉体物性の管理(粉体物性の変更、温度・湿度管理、帯電防止)/貯槽の操作(連続排出の維持、ポークホール)
5.4 実際のトラブル例
アンケート結果から/特殊カオリンの貯槽での閉塞とシュートへの付着例
6.粉体の摩耗とその対策
6.1 摩耗と付着の円盤回転式測定機
6.2 粉体プロセスにおける摩耗トラブル
摩耗によるトラブルの現象/摩耗トラブルの予知
6.3 摩耗トラブルと対策
摩耗を予測するための測定の例/摩耗対策の工夫
摩耗対策の取り組み/摩耗のトラブル例
6.4 粉体自体の摩耗
6.5 設備における摩耗への取り組み
7.粉体プロセスのトラブル
7.1 トラブルに対する心構え
トラブルは発生する/原因はさまざまである/心構え
7.2 トラブルが発生する工程とトラブルの内容
7.3 粉体トラブルの分類と具体的な事象
7.4 トラブルが発生するタイミング
7.5 取り合いにおけるトラブル
全体配置上の問題/機器の付属物による配置上の干渉/取り合い部の規格と所掌範囲/分野ごとの常識の違い
7.6 実際のトラブルと対策の例
空気輸送管の閉塞/貯槽の閉塞とシュートへの付着/輸送機が原因の粉塵爆発
7.7 プラントのスケールアップ比率の考え方
流体(気液)プラント/微生物を扱う発酵プラント/医薬品製造プラント/粉粒体プラント
7.8 スケールアップに伴うトラブル
偏析トラブル/高濃度空気輸送/機械式輸送/貯槽の粉体圧/供給速度/フラッシング 凝集・付着・固結/
粒子の軟化/ジェット(高圧気流)粉砕
【質疑応答】
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上
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