【長期休暇の「受診難民」実態調査 第2弾】子育て世代の3人に1人が、長期休暇中に“自分の受診”を後回しに。家族を看病した親が、最後に自分が倒れる“看病ドミノ”

受診を阻むのは症状の軽さより「役割の多さ」。後回しにした親の46.7%が悪化して後日受診、23.0%は「看病する側」から「看病される側」に

クリニックフォアグループ

学校の夏休みが始まり、今年のお盆は有給休暇を活用することで最大9連休(8月8日(土)〜8月16日(日))となる中、対面診療とオンライン診療を提供するクリニックフォアグループ(以下クリニックフォア)は、「長期休暇中の体調不良と受診」に関する実態調査を実施いたしました。本リリースでは、そのうち12歳以下の子どもを育てる働く親(父親・母親のいずれも含む)400名を「子育て世代」として、その回答を詳報します。

第1弾の調査結果では、長期休暇中に体調を崩した人の42.7%が「受診したくても受診できない受診難民」、31.5%が「受診ガマン」に該当し、あわせて74.2%が必要な受診にたどり着けていない実態を公表しました。

今回の調査では、子育て世代の3人に1人(33.8%)が長期休暇中に自身の体調不良を後回しにしていることがわかりました。後回しにした理由は「家族の体調不良対応に追われていた」(55.6%)が最多で、「大したことないと思った」(27.4%)を大きく上回っており、親の受診を阻んでいるのは症状の軽さではなく“役割の多さ”であることが見えてきます。さらに、後回しにした親の46.7%は症状が悪化して後日受診に至り、23.0%は旅先で「看病する側」から「看病される側」に――家族を看病するうちに親自身が倒れる“看病ドミノ”の構造が明らかになりました。なお、子育て世代が長期休暇中に自身の体調不良を経験した割合は46.0%と、非子育て層(29.5%)の約1.6倍にのぼります。

※本リリースでは、長期休暇中に体調を崩した際、医療機関の休診等により受診できなかった・受診を諦めた状態を「受診難民」、本来は医療機関を受診すべき(受診したい)状態でありながら、受診の手間や体調不良そのもののつらさから、受診を我慢して(取りやめて)しまう状態を「受診ガマン」と表記しています。

※「看病ドミノ」は、休暇中に家族の体調不良と看病が連鎖し、看病を担った親自身が最後に倒れてしまう状態を指す本リリースの造語です。

※クリニックフォアのオンライン診療に小児科の標榜はありません。本リリースは、お子さんではなく保護者ご自身の体調不良と受診に関する調査結果です。

調査結果トピックス

  • 子育て世代の46.0%が、長期休暇中に自身の体調不良を経験。

  • 3人に1人(33.8%)が「自分の体調不良を後回しにした経験がある」。理由は「家族の体調不良対応」55.6%、「家庭タスク増」49.6%が上位で、「大したことないと思った」(27.4%)を上回る―受診を阻むのは症状の軽さより“役割の多さ”

  • 後回しの代償(自分の体調不良を後回しにした人n=135のうち)として、46.7%が「症状が悪化し後日受診」、32.6%が「帰宅後に倒れて仕事・家事に大幅な支障」、23.0%が旅先で「看病する側」から「看病される側」に(看病ドミノ)

  • 薬局の休業などで薬を受け取れなかった経験がある人は子育て世代での20.0%。非子育て層(7.3%)の約2.7倍

1. 長期休暇の体調不良は子育て世代に集中 ― 経験率46.0%は非子育て層の約1.6倍

夏休み・お盆・シルバーウィークなどの長期休暇中に、親自身が体調を崩した経験がある人は、子育て世代で46.0%と、非子育て層(29.5%)の約1.6倍にのぼりました。旅行や帰省で“動く”予定が多いうえ、子どもの長期休みに伴い家庭のタスクが増えることや、看病の負荷が重なる子育て世代は、毎年のように長期休暇に体調を崩すハイリスク層であることがうかがえます。

2. 3人に1人が「自分の体調不良を後回し」 受診を阻むのは、症状の軽さより“役割の多さ”

子育て世代の33.8%が「長期休暇中に自分の体調不良を後回しにした経験がある」と回答しました。理由(複数回答/n=135)は「家族の体調不良対応に追われていた」55.6%、「子どもの夏休みと重なり家庭タスクが増えていた」49.6%、「病院が休診などで受診のタイミングを逃した」39.3%の順。「大したことないと思い様子をみていた」(27.4%)は最下位でした。

つまり、親の受診を阻んでいるのは「症状が軽いから」ではなく、看病・家事・育児という“役割の多さ”。親の自己犠牲は性格や気の持ちようの問題ではなく、長期休暇の家庭構造から生まれていることがうかがえます。

実際に、受診しようとして困った経験がある人のうち、子育て世代では33.8%が「子どもの対応で自分の受診が後回しになった」と回答(非子育て層は4.3%)。医療機関が開いていないという物理的な壁に加え、子育て世代には「自分の受診の優先順位が最後になる」という構造的な壁が存在しています。

3. 後回しの先に待つ“看病ドミノ” ― 46.7%が悪化して後日受診、23.0%は「看病する側」から「看病される側」に

自分の体調不良を後回しにした結果(複数回答/n=135)は、「症状が悪化し、後日受診した」46.7%、「帰宅後に緊張の糸が切れて倒れ、仕事・家事に大幅な支障が出た」32.6%、「結果的に重症化・長期化した」25.9%、「旅先で悪化し『看病する側』から『看病される側』になった」23.0%となりました。家族の看病に追われた親が、最後のドミノとして自分が倒れる―親自身の体調は、家族の休暇と家庭の日常を支える“インフラ”であり、その不調のガマンは家庭全体の稼働停止リスクに直結することがうかがえる結果となりました。

4. 受診だけでなく「薬」も途切れる ― 薬局休業で薬を受け取れなかった経験、子育て世代は非子育て層の約2.7倍

長期休暇中に「薬局の休業などで薬を受け取れなかった」経験がある人は、子育て世代で20.0%と、非子育て層(7.3%)の約2.7倍にのぼりました。「帰省・旅行中に薬が切れた・持参し忘れた」経験も子育て世代で20.8%と、非子育て層(11.8%)を大きく上回っています。医療機関だけでなく薬局も休みに入る長期休暇では、受診できても「薬が手に入らない」という第二のハードルが存在し、家庭のタスクで身動きが取りにくく、移動の多い子育て世代ほどその影響を受けやすい実態がうかがえます。

クリニックフォア監修医からのコメント

お子さんの体調管理に気を配る一方で、ご自身の不調は「これくらい大丈夫」と後回しにしてしまう保護者の方は少なくありません。今回の調査でも、症状の軽さ以上に、ご家族の看病や家庭での役割を優先するあまり、ご自身の受診の機会を逃している実態がうかがえました。

しかし親が倒れてしまうと、看病や家事・育児など家庭全体に影響が及びます。ご自身の休養と早めの受診は、ご家族の休暇を守るための大切な備えでもあります。我慢して悪化させる前に、看病の合間や家を離れられない状況でも受診しやすい方法も含めて、早めに医師に相談することを検討してください。オンライン診療は、そうした場面で活用できる選択肢のひとつです。

なお、お子さんの急な体調不良は対面の小児科へ。判断に迷うときは全国対応の子ども医療電話相談(#8000)に相談できます。一方大人で緊急性が高いと考えられる症状の際には、連休中も開いている医療機関の対面受診や、受診の判断に迷った際の『救急安心センター事業(#7119)』をご活用ください。なお、意識が朦朧とする・激しい呼吸困難など重篤な症状がみられる場合は、ためらわず救急要請(119番)を行ってください。症状に応じた適切な使い分けが、ご自身とご家族の安心を守り、限りある救急医療の維持にもつながります。

看病や家事のスキマ時間に。 親のための「オンライン保険診療」という選択肢

クリニックフォアのオンライン保険診療は、マイナ保険証を使って、スマホで受診できる保険診療です。自宅からはもちろん、帰省先や旅行先からも受診でき、土日祝日・長期休暇中も診療しています(※診療時間は日により異なります)。

受診のステップ

① 予約:スマホから24時間ネット予約。15分単位の予約制で、空きがあれば当日受診も可能

② 診察:予約時間になったらビデオ通話で医師の診察。保険証(マイナ保険証対応)とクレジットカードがあればOK

③ 薬の受け取り:今いる場所の近くの調剤薬局を指定して受け取り、またはご指定の住所へ配送(当日受け取りサービスも可能※)

※東京23区と神奈川県川崎市が対象。当日16:15までのオンライン診療枠を予約の上、薬剤師によるオンライン服薬指導を17:00までに済ませた場合。ただし、服薬指導の完了時間によっては当日受け取りが不可な場合があります。

費用の目安(3割負担の場合)

初診

診察料(3割負担)

830円〜1,350円

240円〜1,470円

システム利用料 *

1,000円(税込)

1,000円(税込)

合計目安

1,830円〜2,350円

1,240円〜2,470円

*システム利用料は保険診療の適用外となります。

※診察内容により異なります(2025年6月時点の目安)。お薬代は別途、受け取り薬局でのお支払いとなります。

保険診療で受診できる主な症状

  • 内科:風邪(夏風邪)・発熱・喉の痛み、インフルエンザ、頭痛、胃痛・腹痛、嘔吐・下痢・便秘、生理痛 など

  • 皮膚科:アトピー性皮膚炎、ニキビ、湿疹・かゆみ・かぶれ、虫刺され、水虫※ など

  • アレルギー科:アレルギー性鼻炎、喘息・長引く咳、じんましん など

※爪水虫は対面での検査が必要なため処方できません。
※突然の強い症状や緊急性が高い症状(高熱・意識障害・激しい胸痛・広範囲の水疱形成・眼周囲や顔面の帯状疱疹・呼吸困難を伴うじんましん等)の場合は、対面診療や救急受診が望ましいケースがあります。オンライン診療はあくまで選択肢の一つとして、医師の判断のもと適切な医療機関へご相談ください。

ご利用にあたって

  • 検査や触診が必要な場合など、医師の判断により対面の医療機関をご案内することがあります。診察の結果、お薬を処方できない場合もあります

  • 小児科の標榜はありません(受診の目安:内科・アレルギー科10歳以上、皮膚科6歳以上)

  • 激しい胸の痛み、呼吸困難、意識障害など緊急性の高い症状は、ためらわず救急要請(119番)をしてください。

調査概要

調査名

長期休暇の体調不良と受診に関する調査

調査方法

インターネットリサーチ

調査対象

全国の20〜59歳の有職男女(会社員・公務員・自営業・パート/アルバイト等)

有効回答数

800名(0〜12歳の子育て層400名/子どもなし・13歳以上400名)

調査期間

2026年7月10日(金)〜7月13日(月)

調査主体

クリニックフォア(調査委託先:ネオマーケティング)

※構成比(%)は小数第2位を四捨五入しています。設問によりベース(n)が異なります。

※本調査結果をご利用いただく際は、「クリニックフォア調べ」と明記のうえ、本リリースURLへのリンクをお願いいたします。

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会社概要

医療法人社団エムズ

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業種
医療・福祉
本社所在地
東京都港区芝3-1-32 なぎさテラス4階
電話番号
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代表者名
村丘 寛和
上場
未上場
資本金
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設立
2020年06月