25’「重症度、医療・看護必要度」評価者及び院内指導者研修のご案内
3月25日(火)10時よりお申込受付開始いたします!
ヴェクソンインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:兼久隆史)は、2025年6月30日(月)から一般社団法人日本臨床看護マネジメント学会とヴェクソンインターナショナル株式会社の共催でオンラインセミナー『25’「重症度、医療・看護必要度」評価者及び院内指導者研修』を開始いたします。

本研修は毎年多くの皆様にご参加いただいている研修です。複雑さが増す看護必要度を分かりやすい解説で学べる1年に一度の貴重な研修となっております。正しく看護必要度を理解できる機会となりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
・研修概要
地域医療構想に基づく病院の集約化・重点化が進む中、2040年までの新たな構想では、医療機関の機能が追加される予定です。具体的には、以下の4つの機能を持つ医療機関を地域内に1か所以上整備することが求められます。
1.高齢者救急等機能:高齢者の救急搬送を受け入れ、早期のリハビリや退院調整を行う。
2.在宅医療連携機能:地域での在宅医療を実施し、他の医療機関や介護施設と連携する。
3.急性期拠点機能:手術や救急医療などの医療資源を集約化して提供する。
4.専門等機能:特定の診療科に特化し、地域ニーズに応じた診療を行う。
これらの機能を明示できない病院は、地域包括ケアシステムにおける拠点病院としての存続が危ぶまれることとなります。しかし、看護必要度を効果的に活用することで、医療機能を明確にし、地域社会における存在感を高め、経営の安定を図りながら、地域包括ケアシステムにおいても重要な役割を果たすことが可能となります。
2024年度の診療・介護・障害サービス報酬改定のポイントと看護必要度
2024年度の診療・介護・障害サービス報酬(トリプル)改定では、一般病棟用の「重症度、医療・看護必要度」の見直しが行われ、評価項目や基準の大幅な変更が実施されました。これにより、急性期一般入院料1 の基準は厳しくなり、多くの病院が対応を迫られています。特に、救急搬送後の入院の評価日数の短縮や、急性期一般入院料1 から他の入院料への移行を促す施策が強化され、病院経営者や看護管理者は、これらの変更に対応するために、自院の「重症度、医療・看護必要度」を把握し、適切な病棟構成や看護師の配置を行うことが求められています。
看護必要度データの利点
1.患者の状態把握の容易さ
ー 患者の状態を全体的に捉え、必要な看護サービスの内容と量を推定できます。
2.医療機関の機能評価の明示化
ー 医療機関の機能を患者の状態から説明することができます。
3.効率的な人員配置
ー 看護師の配置を適正化し、医療資源の効率的な利用を促進します。
4.地域連携の強化
ー 看護必要度データを地域の医療機関や介護保険施設等と共有することで、地域の中核的な役割
を果たしながら、地域の医療、介護、生活支援サービスを向上させることができます。
地域連携の重要性
これからは、在宅復帰率の向上や、回復期病棟や介護保険施設等との連携も一層重要となるため、地域との連携が大きな課題となっています。厳しい状況において、この研修で学ぶ看護必要度データは、今後ますます重要な指標となります。
研修の目的と内容
今回の研修では、多くの利点を持つ看護必要度を評価するための基本的な知識や技術の習得を目指します。また、看護必要度データや他のDPC データを利用した人員配置の基礎、多職種・多機関協働のための地域連携の方法についても学ぶことができます。
・研修詳細
【共 催】一般社団法人日本臨床看護マネジメント学会
ヴェクソンインターナショナル株式会社
【講 師】兵庫県立大学大学院社会科学研究科教授 筒井 孝子氏
日本臨床看護マネジメント学会理事長 嶋森 好子氏 ほか
【対 象】看護師
【受講料】一般 8,800円(税込)、会員 7,700円(税込)
※会員とは日本臨床看護マネジメント学会会員を指します。
看護協会会員は含みませんのでご注意下さい。
・研修スケジュール
【STEP1】
期 間:2025年6月30日(月)~7月30日(水)
事前課題:専用サイトからアンケート・事前課題を実施(※何回でも受けられます)
【STEP2】
期 間:2025年8月1日(金)~8月26日(火)
オンライン研修:専用サイトからオンライン研修を視聴
【STEP3】
期 間:2025年8月28日(木)~9月1日(月)
テスト:専用サイトからテストを視聴(※テストは1回のみです)
【STEP4】
期 間:2025年9月10日(水)~9月30日(火)
事後課題:専用サイトから事後課題・アンケートを実施
・研修プログラム(STEP2)
講義1:これからの医療における「重症度、医療・看護必要度」の意義とその活用
講義2:2025年からの地域医療構想の展開と病院経営のあり方
講義3:「重症度、医療・看護必要度」のA、B、C項目の評価の基本
講義4:「重症度、医療・看護必要度」のA、B、C項目に関する院内での研修方法
講義5:「重症度、医療・看護必要度」を用いた日々のマネジメント(適正人員配置の基本)
講義6:「重症度、医療・看護必要度」を活用した入退院支援(地域との連携)
講義7:看護必要度データを活用した地域医療の将来と展望
※都合によりプログラムを変更する場合があります。
・修了証発行までの流れと合格発表について
〇 修了証発行には条件があります。修了証発行までの流れについては、専用サイトをご確認ください。
〇 合格発表は、9月中旬から専用サイトでご確認いただけます。
・お申込みの流れ
※定員に達し次第申込みを終了します

・お問い合わせ、お申込み
ヴェクソンインターナショナル株式会社
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-15 NTF竹橋ビル8階
Mail:kango@k5h.jp
・研修にご活用いただける書籍のご紹介
『最新看護必要度-マンガでわかる-(2024年度 診療報酬改定対応)』

複雑な看護必要度を「マンガ」で分かりやすく解説しており、看護必要度を正しく理解できる一冊として院内研修など各種研修のテキストとしてもご利用いただけます。
【ヴェクソン医療看護出版】
著者:筒井孝子
定価:3,850円 (税込)
発売:2024年6月10日
判型:A5判/ 240頁
ISBN:978-4-910689-06-7
発行:ヴェクソンインターナショナル株式会社
●ヴェクソンインターナショナル株式会社について
ヴェクソンインターナショナル株式会社は医療従事者の皆さまを対象にICT「Information and Communication Technology(情報通信技術)」を駆使した様々な教育コンテンツの企画・運営を行い提供している会社です。
当社は医療の発展とともに、その時代に即した研修・教育を医療従事者の皆さまへ提供することを主な事業としております。その中で当社が特に注力しているのは看護分野であり、看護の入り口である基礎看護から、病院での臨床看護、地域における訪問看護、そして看護管理に至るまでの幅広い看護業務に対応できる教育コンテンツを開発しています。現在では当社のオンラインサービスを利用している病院等の施設は約1800病院にまで拡大いたしました。様々な医療関連団体様と連携し、病院が抱く教育面についての要望に対して良質なコンテンツを提供しております。近年では大学病院看護部長経験者をはじめとした看護の専門家によってコンテンツ作成を内製化して、実際の臨床現場での業務経験に基づいた教育コンテンツを提供することで他社との差別化を図っております。これからも、医療業界に求められるサービスの提供を目指し教育コンテンツの更なる品質向上に絶えず取り組んでまいります。
●会社概要
会社名:ヴェクソンインターナショナル株式会社
代表者:代表取締役 兼久 隆史
設 立:2004年(平成16年)4月
資本金:6380万円
所在地:東京都千代田区神田錦町3-15 NTF竹橋ビル8階
事業内容:
・ヘルスケア分野(医療・福祉等)における事業計画・実施及びコンサルタント業務全般
・医療・福祉・保健における教育研修業務
・システムの企画、開発、設計、販売、管理等の業務
・出版業務
連絡先:TEL 03-6272-8408/FAX 03-6272-8409
U R L :https://www.vexon-intnl.com/
E-mail:info@vexon-intnl.com
●各種サービスに関するお問い合わせ先
HP内「お問い合わせ」よりご連絡ください
▽各種看護研修▽ S-QUE研究会 https://s-que.net/
▽医療・看護専門のオンライン配信業務▽ トルミル https://torumiru.vexon.jp/
▽基礎看護学習▽ √ナース https://rootnurse.com/
▽出版業務▽ ヴェクソン医療看護出版 https://www.vexonbooks.jp/
●SNS
≪Instagram≫ https://www.instagram.com/sque_career/
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