大竹英洋写真集『ノースウッズ ―生命を与える大地』刊行のお知らせ

北米大陸、知られざる森と湖の世界を旅する。撮影20 年の集大成。大竹英洋初写真集、2020 年2 月中旬刊行予定!!ノースウッズを紹介する、初めての本格写真集。

「自然の奥を旅して、その先に見えてくることを伝えたい」―大竹英洋

ハドソン湾岸でスパーリングに興じるホッキョクグマハドソン湾岸でスパーリングに興じるホッキョクグマ

大竹英洋が20 年に渡り取材するノースウッズ。それは北米の北方林、つまり、アメリカとカナダの国境付近か

ら北極圏にかけて広がる地域のこと。世界最大の原生林の一つでもあるこの地には、カリブーやオオカミ、
ホッキョクグマなど、様々な野生動物が生息しています。「生命を与える大地」として 2018 年にカナダ初の世界
複合遺産に登録された「ピマチオウィン・アキ」を含む恵みの大地。森と湖、そして氷が織りなす世界を旅し、
瑞々しい感性で見つめた詩情あふれる情景を、美しい作品群にてご覧ください。

賞賛に値する視覚芸術家としてのみごとな成熟…まさしく情熱の一冊だ。
――ジム・ブランデンバーグ(写真家)
彼のおかげで、私たちの物語にもうひとつの地平が、つけ加えられたのです。
――ソファイア・ラブロースカス(アニシナベ族)



<写真集概要>


大竹英洋写真集『ノースウッズ-生命を与える大地-』
前文:ジム・ブランデンバーグ(写真家)
寄稿:ソファイア・ラブロースカス
(アニシナベ族、カナダ・マニトバ州ポプラ・リバー・ファースト・ネーション)
判型:238×240 ㎜ / 頁数:216 頁 / オールカラー/並製
予価:2,500 円+税
ISBN:978-4-909532-37-4
発売日:2020 年2 月中旬予定




○大竹英洋(おおたけひでひろ)プロフィール○
1975 年京都府舞鶴市生まれ、東京都世田谷区育ち。一橋大学社会学部卒業。1999 年より北米の湖水地方「ノースウッズ」をフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。人間と自然とのつながりを問う作品を制作し、国内外の新聞、雑誌、写真絵本で発表している。主な写真絵本に『ノースウッズの森で』、『春をさがして カヌーの旅』、『もりはみている』など(以上全て福音館書店)。2011 年、NHKBS「ワイルドライフ」に案内人として出演。写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴ったノンフィクション『そして、ぼくは旅に出た。 はじまりの森 ノースウッズ』(あすなろ書房)で「第七回 梅棹忠夫・山と探検文学賞」受賞。2018 年「日経ナショナルジオグラフィック写真賞 ネイチャー部門最優秀賞」受賞。
www.hidehiro-otake.net

北米最大のフクロウ、カラフトフクロウ の子育て北米最大のフクロウ、カラフトフクロウ の子育て

~写真家メッセージ~
 自然の奥を旅して、その先に見えてくることを伝えたい。そして、人間と自然とのつながりについて、共に考えてゆきたい。大学時代に始めた山登りを通して、そんな願いを持つようになり、伝える手段のひとつとしてカメラを手に取りました。
 卒業後すぐの1999 年、日本では絶滅した野生のオオカミをこの目で見るために、アメリカのミネソタ州北部の
森を訪れたのが、ノースウッズとの最初の出会いです。それ以来、情報もないまま森に分け入り、この地で生まれたカナディアン・カヌーを駆使して湖面に漕ぎ出すうち、フィールドはカナダの原野へも広がってゆきました。
 通うたびに新たな発見があり、多様な野生動物たちが、それぞれに環境に適応して生きている姿を目の当たりにしてきました。そして、雷による森林火災でさえもただの破壊ではなく、豊かな生態系を保つ大切な役割を担っていることを知りました。
 この地で狩猟採集の暮らしを営んできた先住民オジブワ族(自称アニシナベ)。彼らがなぜ、自分たちをとりまく自然を「ピマチオウィン・アキ=生命を与える大地」と呼ぶのか。その理由が、20 年を経た今、ようやく少し理解できる気がするのです。
 動物も、草木も、人間も、さらには、岩や水、火や風や雪といった、あらゆる存在がこの地球から命を与えられ、生かされている。この写真集が、私たち人間にもう一度そのことを思い出させ、より良い未来について考えるきっかけとなることを願っています。

 

 

 

秋の森をゆく世界最大の鹿、ムース(ヘラジカ)秋の森をゆく世界最大の鹿、ムース(ヘラジカ)

ブラッドベイン川沿いの岩壁に描かれた先住民の壁画ブラッドベイン川沿いの岩壁に描かれた先住民の壁画

カナディアン・カヌーの旅、夜空にオーロラが輝くカナディアン・カヌーの旅、夜空にオーロラが輝く

世界最大の淡水湖、スペリオル湖に張った氷が岸辺に押し寄せる世界最大の淡水湖、スペリオル湖に張った氷が岸辺に押し寄せる

<関連写真展>
【写真家たちの新しい物語】 大竹英洋写真展「ノースウッズ-生命を与える大地-」
会 期: 2020年2月21日(金)~ 3月 5日(木)
時 間:午前10時~午後7時(最終日午後4時まで・入館終了10分前まで)
会 場: 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
   〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3 フジフイルム スクエア内
   TEL:03-6271-3350(受付時間 10 時~ 18 時)
入場無料・会期中無休
< 巡回展>
会 期: 2020年6月26日(金)~ 7月9日(木)
時 間:午前10時~午後7時(7 月2 日および7 月9 日は午後2 時まで・入館終了10 分前まで)
会 場: 富士フイルムフォトサロン 大阪 スペース1
   〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町2-5-7 メットライフ本町スクエア1F
   TEL:06-6205-8000(受付時間 平日10 時~ 18 時)
○写真展併催イベント○
① オープニング記念スライドトーク:テーマ「ノースウッズの野生動物」
日時:2月21日(金)午後5時30分~・約60分
会場:写真展会場2階 会議室
申込:参加無料・要予約( お電話 03-6271-3350・館内にて1月20日(月)から2月19日(水)まで受付。)
定員50名( 定員になり次第締切、お席に余裕がある場合は当日受付をいたします。)
② ギャラリートーク
日時:2月22日(土)~24日(月祝)、2月28日(金)~3月1日(日)
各日2回開催・午前11時30分~ / 午後2時30分~・各回30分程度
会場:写真展会場内で実施
申込:参加無料・予約不要( 座席はございませんので、予めご了承ください。)
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