百十四銀行、地域のDXを推進する人材育成に注力
行内マイスター制度のDX研修に外部講師の講義を導入、実践型研修でDXプロジェクトマネジメントスキルを習得
人工知能・機械学習を含めた先端技術に関する教育事業を展開する株式会社キカガク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大崎 将寛)は、香川県に本店を置く株式会社百十四銀行(本社:香川県高松市、取締役頭取:森 匡史)のDX人材育成の支援に向け、DXプロジェクトマネジメント研修のカリキュラムを提供いたしました。
■研修実施の背景
百十四銀行は、2025年度までの中期経営計画の一環としてDX戦略を推進しており、DX人材の育成も重点分野の一つとしています。育成施策として百十四銀行独自の認定制度である「114マイスター制度」に「DX業務」という分野を2022年度に追加し、育成研修を実施しています。そして、その研修の一部にキカガク社のカリキュラムをご導入いただきました。
■カスタマイズ性の高い研修で実践的スキルを習得
今回の研修は、本来2日間のカリキュラムとなっている「DXプロジェクトマネジメント研修」のうち、スケジュールマネジメントの部分にフォーカスし、1.5時間のコンパクトな内容へと大幅にカスタマイズ。座学は最小限にとどめ、ワークを中心とした実践的なプログラムを実現しました。
ワークのテーマは「お客さまの設備資金ニーズに対して融資実行をする」に設定。融資のためにDX支援が必要なケースを題材として定め、プロジェクトの中で発生するタスクを洗い出し、スケジュールマネジメントを学びました。
研修の受講生は「プロジェクトを可視化することでスムーズに進められることがわかった」「定型外の業務であっても、立ち上げ段階からスケジュール設計ができるようになった」と研修の学びを今後の業務に活かせる実感を持てたとの感想をいただきました。
■株式会社百十四銀行のコンサルティング部グループ長 松浦氏のコメント
本カリキュラムを「114マイスター制度」に取り入れたのは、私自身がこの研修を受けて内容が非常に有用だったのがきっかけです。DXを実行する際は関係者が多くなりがちですから、プロジェクトとして計画を立案、推進していくスキルは重要ですし、DXにかかわらず普段の業務でも非常に役に立つと考えています。
今回はワークを実践的な内容にカスタマイズすることで、受講者の積極的な発言を引き出すことができ、非常に有益な研修になりました。
百十四銀行は総合コンサルティンググループへの進化を掲げており、自行やお客さま企業のDXを非常に重要な取り組みと位置づけています。地域のDXを担う使命感を持ち、今回のような研修をはじめとする人材育成施策を継続的に実施してまいります。
※百十四銀行様のお取り組みをより詳しくご紹介した記事もございます。ぜひ合わせてご覧ください。
地域DXを担う人材を育てる。百十四銀行が取り組むDX人材育成とは【導入事例インタビュー】
■株式会社キカガクについて
Mission「あるべき教育で人の力を解放する」
私たちは教育を軸に人材領域で企業の DX を支援しています。これまで 85,000 人以上の受講生、約 800 社の企業の DX 推進をサポートしてきました。実データを用いた課題解決型研修 (PBL) を特徴とし、企業の課題に合わせ、研修をカスタマイズして提供しています。企業の DX 推進を実現するために、人材の要件定義から育成ロードマップの策定、アセスメント・スキル可視化など様々なサービスを展開。その他、AI モデルの受託開発やコンサルティング、AI・データサイエンスに特化した社会人向けスクールも運営しています。
▶ 会社概要
代表者 : 代表取締役社長 大崎 将寛
設立 : 2017年1月17日
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-4 渋谷イーストプレイス4F
URL : https://www.kikagaku.co.jp/
▶ 会社説明資料
https://6706166.fs1.hubspotusercontent-na1.net/hubfs/6706166/KIKAGAKU/company-profile.pdf
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