80名を超える企業担当・報道関係者が参加!日本初・アシストスーツ限定展示会「アシストスーツサミット」開催
「アシストスーツ協会」設立を記念したイベントを実施
東京理科大学発ベンチャーの株式会社イノフィス(東京都新宿区、代表:折原 大吾、以下「イノフィス」)は、アシストスーツの啓発活動を行う任意団体「アシストスーツ協会」に加盟しています。今回、アシストスーツ協会主催のもと、日本初(当社調べ、2022年11月時点)のアシストスーツ関連企業に限定した展示体験会「アシストスーツサミット」を、2023年1月20日(金)に代官山T-SITE GARDEN GALLERYにて開催しました。
当日は、10:30~18:00の間、アシストスーツ協会加盟4社および参画企業1社、合計5社のアシストスーツ展示体験会を実施。製造業を中心に様々な業界の企業担当者や、テレビ局・新聞などの報道関係者も出席し、約80名の方々にご来場いただきました。会の途中では、アシストスーツ導入支援を行う理学療法士・逢坂大輔氏の講演や、アシストスーツ協会代表理事の飯田成晃氏から協会発足のご挨拶、導入体験者のパネルディスカッションを行いました。
◆理学療法士・作業療法士:逢坂大輔(おおさかだいすけ 株式会社シーエフロボタス 代表取締役)
アシストスーツは、
①アシスト:身体を助ける
②リスク回避:身体を守る
③効率アップ:作業がはかどる、
という主に3つの役割があります。作業負荷が軽減することで、疲れを残さない働き方ができる、筋骨格系の傷害リスクを減らせる、疲れにくいため作業がはかどるという効果が期待できます。
腰痛に関してお話すると、腰痛が遷延化することによる社会経済的損失が問題視されています。治療を重ねることによる医療費の増加、労災による労働生産性の低下、離職・休職などの就労障害による社会損失などがあります。社会的観点からも、労働安全衛生の観点からも、身体に負担のかかる作業を行う現場ではアシストスーツの活用が必要です。
アシストスーツの選び方は業種ではなく作業で選ぶのがおすすめです。持ち上げ作業であれば腰用、立ち作業であれば足用、手を上げる作業であれば腕用という風に、どの作業負荷を軽減すべきかで商品を選びましょう。
◆代表理事:飯田成晃(いいだなるあき アルケリス株式会社 取締役COO)
近年、日本でもアシストスーツの普及が少しずつ進み、アシストスーツ業界も0から1に進むことはできたと思います。しかし、今後さらに普及を進めていくためには、1を10に100にしていく必要があります。その思いを込めて、設立日を1並びの11月11日としました。苦しい状況に負けず、アシストスーツ協会自らがチャンスをつかむための行動を起こし、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。
砧ホームの鈴木様は「介護施設では、利用者さんは車いすやベッドなど低い位置にいらっしゃいます。職員は中腰でかがんでお世話や介護をするため、腰の負担が多い。腰痛になると中腰姿勢の多い介護職を続けることが難しく、職業人生を左右する問題になります。そこでアシストスーツの導入を考え、電気不使用で取り付けやすく、使い勝手が良いマッスルスーツを、2017年4月に導入しました」と導入経緯についてお話されました。ぶどう農家の島軒様は、「ロードバイクの事故で肩のじん帯を切ったことがきっかけ。今まで通り手をあげて作業を続けることができないため、アシストスーツを使用しなければならなくなった」とお話されました。
導入の効果について、鈴木様は「楽に仕事ができるようになったので、職員は腰への負担を気にすることなく利用者さんの事を一番に考えて丁寧な仕事ができるようになりました。利用者さんからは“介護がうまくなったね”とお褒めいただくこともあります。導入してから腰痛が原因で離職した職員は0です」と、島軒様は「8時間以上連続して作業を続けることができ、作業効率が上がって収入を増やすこともできました」とお話されました。
どちらも身体負担軽減だけでなく、サービスの質の向上や収入増などの相乗効果があったのが印象的でした。
最後に、アシストスーツ各社に期待することとして、鈴木様からは「一番の懸念は価格なので、手ごろで使いやすい値段になってほしい。また、台数が多いとどれが自分のものかがわからなくなるので、例えばボタンをつけたりしてアレンジができるとより良い」とのご提案をいただきました。島軒様からは、すでに株式会社ダイドーが対応していることとして「壊れた時やパーツの交換などにすぐ対応してくれて嬉しい」とのご意見をいただきました。
アシストスーツ各社はさらなる利便性向上に向けて努めてまいります。
アシストスーツ協会 : https://assist-suit.org/
長時間の手術=立ち仕事での身体的負担からくるパフォーマンスの低下を感じていた医師からの相談を受けて開発をスタート。製品名であり社名である「アルケリス」は「歩けるイス」に由来。立ちながらにして座れる「アルケリス」は医療現場をはじめ様々な工場などでも幅広く展開中。
・株式会社イノフィス https://innophys.jp/
中腰姿勢を保つ、人や重い物を持ち上げるなどの作業時に腰の負担を低減するアシストスーツ、マッスルスーツ®シリーズを展開し、2021年4月末現在、マッスルスーツ®はシリーズ累計出荷台数20,000台を突破。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツでは世界一(※当社調べ)の出荷台数を誇ります。2019年発売のマッスルスーツEveryは、日本国内にとどまらず17の国と地域で販売されています。(2022年12月時点)
・株式会社加地 http://www.laevo.jp
オランダのレイボ(LAEVO B.V. CEO Rogier Barents)のアジア地域の総代理店としてアシスト装具(エクソスケルトン)“レイボ” を取り扱っております。また、レイボのパッドには株式会社加地が独自開発した素材である“EXGEL(エクスジェル)”が搭載されており、レイボの装着感の向上に役立てられています。
・株式会社ダイドー https://daydo.jp/
住まい環境、働く環境にやさしい製品を企画・設計・生産・販売を行う企業です。アシストスーツ分野においては、バネやダンパーを使用した、電力を使用しない独自の設計技術を応用したTASKシリーズを展開。上向き作業用アシストスーツの分野で業界をリードしています。
・日本シグマックス株式会社 https://www.sigmax.co.jp/
運動器(骨・筋肉など)を対象とした「身体活動支援業」を事業ドメインとし、医療・整形外科分野では関節用装具やギプス材からリハビリ関連製品など、スポーツ分野ではサポーターのトップブランド「ザムスト」を展開しています。「MEDIAID(メディエイド)」は、医療の現場で培った技術と研究開発から生まれたサポーター専業ブランドで、人の活動を支え、助ける製品を提供します。
会場:代官山T-SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15)
主催:アシストスーツ協会
イベント詳細ぺージ: http://assist-suit.org/summit202301
<展示商品例>
①アルケリス(アルケリス株式会社)
「世界から立ち仕事のつらさをなくす」足腰の負担なく長時間の立ち仕事ができるアシストスーツ。
最大25.5kgfの補助⼒、重量は3.8kgと軽量。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、製造・農業・介護・物流・建設などの作業現場にご利用いただけます。
『レイボ』のコンセプトは、力の創生ではなく自らの力を再利用し、無駄なく使うこと。これにより、前屈姿勢作業時の肩や腰などにかかる負担を軽減します。
④TASK AR(株式会社ダイドー)
軽量・コンパクトな上腕を支えるアシストスーツ。農業や建築現場等で活躍中。
前傾姿勢や持ち上げ姿勢、長時間の同じ姿勢などで生じる腰への負担を軽減するアシストスーツです。人体構造に即した設計と、パーツごとの適度な伸縮性により動きやすさも確保。通気性に優れたメッシュ素材や上下パーツ合わせて約460g(Lサイズ)の軽量設計で、長時間装着でも快適です。
https://mediaid.sigmax.co.jp/special/workerscare/
(左から:アルケリス株式会社代表取締役社長・藤澤、株式会社イノフィス代表取締役社長・折原、アルケリス株式会社取締役COO・飯田、株式会社加地取締役・塩谷、株式会社ダイドー代表取締役社長・追田、日本シグマックス株式会社ウェルネス事業部・大島)
- 「腰痛による社会的経済損失が問題視されている」理学療法士の講演内容
◆理学療法士・作業療法士:逢坂大輔(おおさかだいすけ 株式会社シーエフロボタス 代表取締役)
労働災害の原因として最も多いのが転倒・転落ですが、その次に多いのが「動作の反動・無理な動作の反復」によって起こる事故です。これらにより足痛、腰痛、肩痛といった労災が発生します。労災を減らすには、職場の設備や暑さ・寒さ、人員体制などの作業環境を改善するのが最短ルートになります。
アシストスーツは、
①アシスト:身体を助ける
②リスク回避:身体を守る
③効率アップ:作業がはかどる、
という主に3つの役割があります。作業負荷が軽減することで、疲れを残さない働き方ができる、筋骨格系の傷害リスクを減らせる、疲れにくいため作業がはかどるという効果が期待できます。
腰痛に関してお話すると、腰痛が遷延化することによる社会経済的損失が問題視されています。治療を重ねることによる医療費の増加、労災による労働生産性の低下、離職・休職などの就労障害による社会損失などがあります。社会的観点からも、労働安全衛生の観点からも、身体に負担のかかる作業を行う現場ではアシストスーツの活用が必要です。
アシストスーツの選び方は業種ではなく作業で選ぶのがおすすめです。持ち上げ作業であれば腰用、立ち作業であれば足用、手を上げる作業であれば腕用という風に、どの作業負荷を軽減すべきかで商品を選びましょう。
- アシストスーツ協会代表「業界全体を盛り上げるため、自らチャンスを掴むための行動を起こす」
◆代表理事:飯田成晃(いいだなるあき アルケリス株式会社 取締役COO)
アシストスーツ協会を2022年11月11日に設立しました。私たちは以前から展示会等で顔を合わせる機会が多く、「もっとアシストスーツを世の中に広めていくためにはどうしていくべきか」ということをずっとお話していました。その最中に新型コロナウイルス感染症の拡大があり、展示会等で多くの方にアシストスーツを触れていただく機会が少なくなり、非常に苦しい思いをしました。しかし、最近は展示会の開催も増え、今が力をあわせて取り組むチャンスではないかと思い、私から皆様にお声がけをして設立に至りました。
近年、日本でもアシストスーツの普及が少しずつ進み、アシストスーツ業界も0から1に進むことはできたと思います。しかし、今後さらに普及を進めていくためには、1を10に100にしていく必要があります。その思いを込めて、設立日を1並びの11月11日としました。苦しい状況に負けず、アシストスーツ協会自らがチャンスをつかむための行動を起こし、業界全体を盛り上げていきたいと考えています。
- 特別養護老人ホームとぶどう農家のアシストスーツ導入経験をご紹介
(左から、ファシリテーターの逢坂氏、砧ホーム 施設長の鈴木様、ぶどう農家の島軒様)
砧ホームの鈴木様は「介護施設では、利用者さんは車いすやベッドなど低い位置にいらっしゃいます。職員は中腰でかがんでお世話や介護をするため、腰の負担が多い。腰痛になると中腰姿勢の多い介護職を続けることが難しく、職業人生を左右する問題になります。そこでアシストスーツの導入を考え、電気不使用で取り付けやすく、使い勝手が良いマッスルスーツを、2017年4月に導入しました」と導入経緯についてお話されました。ぶどう農家の島軒様は、「ロードバイクの事故で肩のじん帯を切ったことがきっかけ。今まで通り手をあげて作業を続けることができないため、アシストスーツを使用しなければならなくなった」とお話されました。
導入の効果について、鈴木様は「楽に仕事ができるようになったので、職員は腰への負担を気にすることなく利用者さんの事を一番に考えて丁寧な仕事ができるようになりました。利用者さんからは“介護がうまくなったね”とお褒めいただくこともあります。導入してから腰痛が原因で離職した職員は0です」と、島軒様は「8時間以上連続して作業を続けることができ、作業効率が上がって収入を増やすこともできました」とお話されました。
どちらも身体負担軽減だけでなく、サービスの質の向上や収入増などの相乗効果があったのが印象的でした。
最後に、アシストスーツ各社に期待することとして、鈴木様からは「一番の懸念は価格なので、手ごろで使いやすい値段になってほしい。また、台数が多いとどれが自分のものかがわからなくなるので、例えばボタンをつけたりしてアレンジができるとより良い」とのご提案をいただきました。島軒様からは、すでに株式会社ダイドーが対応していることとして「壊れた時やパーツの交換などにすぐ対応してくれて嬉しい」とのご意見をいただきました。
アシストスーツ各社はさらなる利便性向上に向けて努めてまいります。
アシストスーツ協会 : https://assist-suit.org/
- 今回のアシストスーツサミット参画企業(あいうえお順)
長時間の手術=立ち仕事での身体的負担からくるパフォーマンスの低下を感じていた医師からの相談を受けて開発をスタート。製品名であり社名である「アルケリス」は「歩けるイス」に由来。立ちながらにして座れる「アルケリス」は医療現場をはじめ様々な工場などでも幅広く展開中。
・株式会社イノフィス https://innophys.jp/
中腰姿勢を保つ、人や重い物を持ち上げるなどの作業時に腰の負担を低減するアシストスーツ、マッスルスーツ®シリーズを展開し、2021年4月末現在、マッスルスーツ®はシリーズ累計出荷台数20,000台を突破。人工筋肉を使用した外骨格型アシストスーツでは世界一(※当社調べ)の出荷台数を誇ります。2019年発売のマッスルスーツEveryは、日本国内にとどまらず17の国と地域で販売されています。(2022年12月時点)
・株式会社加地 http://www.laevo.jp
オランダのレイボ(LAEVO B.V. CEO Rogier Barents)のアジア地域の総代理店としてアシスト装具(エクソスケルトン)“レイボ” を取り扱っております。また、レイボのパッドには株式会社加地が独自開発した素材である“EXGEL(エクスジェル)”が搭載されており、レイボの装着感の向上に役立てられています。
・株式会社ダイドー https://daydo.jp/
住まい環境、働く環境にやさしい製品を企画・設計・生産・販売を行う企業です。アシストスーツ分野においては、バネやダンパーを使用した、電力を使用しない独自の設計技術を応用したTASKシリーズを展開。上向き作業用アシストスーツの分野で業界をリードしています。
・日本シグマックス株式会社 https://www.sigmax.co.jp/
運動器(骨・筋肉など)を対象とした「身体活動支援業」を事業ドメインとし、医療・整形外科分野では関節用装具やギプス材からリハビリ関連製品など、スポーツ分野ではサポーターのトップブランド「ザムスト」を展開しています。「MEDIAID(メディエイド)」は、医療の現場で培った技術と研究開発から生まれたサポーター専業ブランドで、人の活動を支え、助ける製品を提供します。
- 「アシストスーツサミット」開催概要
会場:代官山T-SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15)
主催:アシストスーツ協会
イベント詳細ぺージ: http://assist-suit.org/summit202301
<展示商品例>
①アルケリス(アルケリス株式会社)
「世界から立ち仕事のつらさをなくす」足腰の負担なく長時間の立ち仕事ができるアシストスーツ。
②マッスルスーツEvery(株式会社イノフィス)
最大25.5kgfの補助⼒、重量は3.8kgと軽量。電力を使用せず、圧縮空気を使用した人工筋肉が補助力を発揮するため、製造・農業・介護・物流・建設などの作業現場にご利用いただけます。
③レイボ(株式会社加地)
『レイボ』のコンセプトは、力の創生ではなく自らの力を再利用し、無駄なく使うこと。これにより、前屈姿勢作業時の肩や腰などにかかる負担を軽減します。
④TASK AR(株式会社ダイドー)
軽量・コンパクトな上腕を支えるアシストスーツ。農業や建築現場等で活躍中。
⑤メディエイド アシストギア 腰ユニット(日本シグマックス株式会社)
前傾姿勢や持ち上げ姿勢、長時間の同じ姿勢などで生じる腰への負担を軽減するアシストスーツです。人体構造に即した設計と、パーツごとの適度な伸縮性により動きやすさも確保。通気性に優れたメッシュ素材や上下パーツ合わせて約460g(Lサイズ)の軽量設計で、長時間装着でも快適です。
https://mediaid.sigmax.co.jp/special/workerscare/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 財団法人・社団法人・宗教法人その他
- ダウンロード