性の多様性を祝福するレインボーユニフォームがリリース!
アメリカのサッカークラブが、チャリティになるレインボーユニをサポーターとコラボ。
今年5月にはアメリカのストリートカルチャーを表現したユニフォームで注目を集めたForward Madison FC(フォワード・マディソンFC)が、LGBTQ+を支援する慈善団体に売り上げの25%を寄付するレインボーユニフォームを発売している。
■LGBTQ+をユニフォームで祝福
Forward Madison FC(フォワード・マディソンFC)は、アメリカ中西部ウィスコンシン州マディソン市をホームタウンとし、2018年にスタートしたプロサッカークラブ。オーナメントとして人気があり、マディソン市民の鳥であるプラスチックフラミンゴがエンブレムにデザインされていることから、Flamingosとの愛称で市民に親しまれている。2019年のサードユニフォームが海外でも評判を呼び、一部サッカーファンには知られる存在になった。
6月は、「プライド月間(Pride Month)」と呼ばれ、アメリカをはじめ、世界各地でLGBTQ+にまつわるパレードやイベントが行われ、性的マイノリティの権利や文化、さらにコミュニティへの支持を示す、愛と共感に満ちた時期として知られる。LGBTQとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クエスチョニング/クィアの頭文字をとった表現で、性の多様性を意味する。
フォワード・マディソンFCは、チームサポーターグループ「The Flock」と共同で、レインボーユニフォームを作成。売り上げの25%をLGBTQ+の慈善団体に寄付する。The Flockの代表Andrew Schmidtは、「マディソン市のLGBTQ+コミュニティをサポートするために、私たちの愛するクラブとコラボできたことを誇らしく思います。また、愛と一体感を守り、推進していくことは、重要な活動であり、すべての人々の平等のために、今後も社会として続けていくべき取り組みだと感じています」と話した。
■レインボーユニフォーム
レインボーユニフォーム(THE PRIDE FAN KIT)は、フォワード・マディソンFCのホームユニフォームがベースに。両肩のホタテ貝を模した波模様はレインボーで彩られ、胸には、LGBTQ+を象徴する赤、オレンジ、黄、緑、青、紫からなる6色のレインボーをたすき掛けにデザイン。
フォワード・マディソンFCは、レインボーユニフォームを公式戦で着用する予定はないが、6月の全試合で、キャプテンのConnor Tobinが虹色のキャプテンマークを腕に巻き、プライド月間を祝うなど、サポーターとともにインクルーシブな雰囲気づくりを行っている。
レインボーユニフォームは、チームのオフィシャル通販サイトで、アメリカ国内限定で6月末まで発売している。
■フォワード・マディソンFCについて
アメリカ中西部ウィスコンシン州マディソン市をホームタウンにするフォワード・マディソンFCは、USLリーグ1(3部相当)に所属。2018年にできた新しいチームで、マディソン市では唯一のプロサッカーチーム。ホームスタジアムは、1926年に建てられ、幾度となく改装されてきた歴史的なブリーズスティーブンス競技場(Breese Stevens Field)。
https://www.forwardmadisonfc.com/
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